連載
変化していくワンダーランドを見届けよう。iOS向け収集型放置ゲーム「不思議の国」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第514回
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スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
放置ゲームというのは,ときどきゲームを起動し,少し確認するだけで満足感が得られるのがポイントだろう。
本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」では,そんな隙間時間を埋めてくれるゲームで,ストーリーが重視された「不思議の国」を紹介する。本作は,次第に変化していく世界を楽しむという,一風変わった内容だ。
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「不思議の国」ダウンロードページ
本作は,画面内をうろうろする謎の生物をタップで集め,左上のゲージを溜めていくことで物語が進んでいくというもの。
プレイヤーは,一定時間ごとに増殖する謎の生物を収集し,ある程度時間が経過した後に,また収集するということを繰り返していく。そして,ゲージがMAXまで溜まると新たな世界が登場し,主人公とガイド役の白ウサギの会話が差し込まれて物語が展開される。
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物語を進めていくと,主人公と白ウサギの会話によって,世界の正体が少しずつ明らかになっていき,「Travel Diary」に各ステージの情報が記録される。この内容を増やしていくことで,今主人公がいる世界がどういうものなのか,そして主人公が何故この世界に迷い込んだのかなど,さまざまなことが明らかにされていくのだ。
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本作の物語はなかなか濃厚で,続きが気になる作りとなっている。ただ,この手のゲームはできることが少ないため,ガッツリとゲームをやり込むタイプの人には物足りないかもしれないので,あまりどっしりと腰を据えず,片手間にプレイするくらいが丁度いいだろう。
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謎の生物を収集するシーンでは,主人公のイラストがポップな雰囲気である反面,背景はダークなテイストで描かれており,収集時のサウンドもどこか不気味。本作の独特な世界観は,こうしたギャップによって強調されているのかもしれない。そんな本作は,収集/放置系ゲームが好きな人や,ちょっとダークな世界観が好きという人には,ぜひオススメしたい作品だ。
著者紹介:トリスター/目代将規
ゲームやアニメの書籍企画,編集,シナリオライティングや広告制作なども手がける編集プロダクション「トリスター」所属。スマートフォンならではのゲームや,一瞬で遊べてしまうゆるいゲームが大好物。好きなゲームのジャンルはRPGとアドベンチャー。“モンハン”好き。
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不思議の国 - この記事のURL:
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