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イベント
中村優一さんや染谷俊之さんらメインキャストが勢揃い。映画「薄桜鬼SSL 〜sweet school life〜」の完成披露イベントをレポート
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この映画は，女性向けゲームブランド「オトメイト」の人気タイトル「薄桜鬼」シリーズから派生したスピンオフタイトルであるPS Vita用ソフト「薄桜鬼SSL 〜sweet school life〜」を実写化した作品だ。薄桜鬼の登場キャラクターはそのままに，物語の舞台を激動の幕末から，平和な現代の私立薄桜学園に移し，唯一の女子生徒・雪村千鶴をめぐり，イケメン達が恋のバトルを繰り広げる学園ラブコメディとなっている。
2015年9月から放送されたテレビドラマ版，同年12月に上演された舞台版に続き，劇場版では，バレンタインと卒業式を軸としたストーリーが描かれている。
イベントには土方歳三役の中村優一さんや，斎藤 一役の染谷俊之さんをはじめとしたメインキャスト7人と，監督の宮下健作氏が登壇し，撮影中の裏話やバレンタインの思い出などを語ってくれた。本稿ではその様子をお届けしよう。
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【イベント出演者】
 中村優一さん（土方歳三役） |
 染谷俊之さん（斎藤 一役） |
 木村 敦さん（沖田総司役） |
 石渡真修さん（藤堂平助役） |
 稲垣成弥さん（原田左之助役） |
 井深克彦さん（風間千景役） |
 大野未来さん（雪村千鶴役） |
 宮下健作さん（監督） |
テレビドラマと舞台のキャストが続投している本作。長い時間を共に過ごしてきたメンバーだけに，イベント冒頭から互いの発言に突っ込み合うなど非常に仲良しで，ノリの良いトークが続いた。「今だから話せるエピソードは？」との質問に対し，中村さんは，「ドラマと舞台の時には染さま（染谷さんの愛称）から『優一くん』と呼ばれていたのに，2，3日前に『舞台素敵でした』とメールしたら，『優一にそう言ってもらえて嬉しいよ』と返信されて……」と告白。好きな男性に急に呼び捨てされてキュンキュンする女性の気持ちが分かったらしく，「（染谷さんから不意打ちで呼び捨てされて）薄桜鬼SSLを感じました」と続けた。不意打ちの呼び捨てメールを送った染谷さんは「普通にただ『君』が抜けちゃっただけだと思うよ」と笑って弁明するも，最後には「優一！」と呼びかけ，またしても（？）中村さんをキュンキュンさせていた。
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また，自他共に認める“雨男”だという井深さんは，MCのボブ鈴木さんから「雨男は抜けました？」と聞かれると，来場者にこの日雨が降っていなかったことを確認し，嬉しそうに「抜けました！」と宣言。撮影時からかなり雨男っぷりを発揮していたようで，宮下監督は「ドラマ版に関しては，まず晴れのシーンがない。それすべてに絡んでいるのが井深くん！」と言っていた。ちなみに，筆者が会場から出た時には少し雨がパラついていたので，まだ少し力は残っているのかも……？
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続いて，映画のストーリーにちなんで，「バレンタインでチョコをもらったとき，どんな言葉を返す？」という質問が中村さんに振られると，いきなり染谷さんが女の子役をかってでた。中村さんは「染さま俺ホントにドキドキしちゃう」と言いつつも寸劇をスタート。途中でなぜか稲垣さんがライバル女子役で乱入してきて，染谷さんと激しい女（？）の戦いを繰り広げた。最後は中村さんが「俺は，染子（染谷さん）が好きだ！！」と叫び，爆笑の寸劇は幕を閉じた。結局質問の回答は分からずじまいだったが，会場は大いに盛り上がっていた。
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また，学生時代はモテモテだったらしいと中村さんに暴露されたのは木村さん。卒業式について話が及ぶと，「中学の卒業式の時に学生服のボタンが全部なくなったんですけど，その次の日に高校の合格発表があって，ボタンなしで行くわけにいかないので，職員室で新しいボタンを買いました」と語り，会場の笑いを誘っていた。
最後にメンバーを代表してマイクを握った中村さんが「劇場版では，キュンキュンドキドキのレベルがかなり上がっておりますので，ぜひ楽しんでください！」と締めくくり，終始笑顔に溢れたイベントは終了した。
映画「薄桜鬼SSL sweet school life THE MOVIE」は，2月6日から，シネマート新宿をはじめ，全国の劇場で公開される。
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（C）2015IF・DF/「薄桜鬼 SSL〜sweet school life〜」製作委員会
「薄桜鬼SSL sweet school life THE MOVIE」公式サイト
（C）2014 IDEA FACTORY/DESIGN FACTORY
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