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光に溢れた洞窟を行く。iOS向けダイビングアクション「Melodive」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第313回
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印刷2013/07/30 10:00

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光に溢れた洞窟を行く。iOS向けダイビングアクション「Melodive」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第313回

画像ギャラリー No.008のサムネイル画像 / 光に溢れた洞窟を行く。iOS向けダイビングアクション「Melodive」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第313回

スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。

 本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」で紹介する「Melodive」は,「Melodium」という光を集めながら,光るキノコが生えた洞窟をどこまでも進んでいくという,一風変わったゲーム。幻想的な世界観は,真夏の夜にプレイするのにぴったりだ。

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本作の価格は85円となっている。真っ暗な背景にきらびやかな光という,本作を象徴するようなタイトル画面だ

「Melodive」ダウンロードページ


 初めにお断りしておくが,本作は何度も繰り返し遊ぶことでコツを掴み,そこでようやく本当の面白さが分かってくるという,いわゆる「スルメゲー」になっている。逆に言うと1回や2回触っただけでは,まったく理解できないだろう(実際筆者もそうだった)。

 しかし,操作に慣れてくると徐々に世界観を楽しむ余裕が生まれ,それが作品への没入感を生む。最初は戸惑うかもしれないが,少しでもこの作品が気になったのなら,我慢してプレイを続けてみてほしい。ひとつだけ注意してほしいのは,本作が3D酔いしやすいゲームになっていること。それが苦手な方はプレイを避けたほうが賢明だ。

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 さて,本作の目的は「洞窟をどれだけ潜れるか」というものになっている。道中にはキラキラと光るMelodiumが無数に存在しており,それらの獲得数,潜った距離,そして出した速度によってスコアが計算される。
 とはいえ,本作ではスコア稼ぎよりも,この世界を楽しめるかどうかのほうが重要(と個人的には感じた)なので,まずはスコアのことは気にせず,好きなように動いていってほしい。

 操作は非常にシンプルで,端末を上下左右に傾けると視点が回転し,タップするとブーストができる。ゲーム中は洞窟内をどんどん落下していくので,視点変更とブーストを駆使し,岩をうまく避けながら潜っていくのだ。
 なお,洞窟内の岩壁に接触するとダメージを受ける。HPゲージのようなものこそないが,何度も受けると背景色がモノトーンになっていき,やがてゲームオーバーとなる。

はじめはカラフルな世界も,ダメージを受けると一変。グレーがかった色調になってきたらピンチだ
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 なお,ダメージと同様に,ブーストを使いすぎても画面がモノトーン状態になるので注意してほしい。Melodiumを入手すれば,また背景がカラフルに戻っていくので,危なくなったらとりあえずMelodiumの固まりに向かって進めばOKだ。
 また,集めたMelodiumを使ってハンドリングやブースト量などのカスタマイズや強化ができるので,ハイスコアを狙うならこれを活用していくといいだろう。

 基本的には障害物がないルートに向かって視点を調整し,タップでブーストをかけていけばいいのだが,微妙な浮力のようなものの影響もあって,素直には進まない。鳥が風に乗って飛行するイメージでいると,分かりやすいかもしれない。

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Melodiumは小さな欠片の集合体と,大きな塊の2種類。こまめに補充していきたいところ
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 説明したように,視点がグルグルと回るため,3D酔いをしやすいのが難だが,ハマれる人は間違いなくハマれる作品。興味のある方はぜひ,光のトリップダイブを楽しんでみてもらいたい。

著者紹介:トリスター/目代将規
 ゲームやアニメの書籍企画,編集,シナリオライティングや広告制作なども手がける編集プロダクション「トリスター」所属。スマートフォンならではのゲームや,一瞬で遊べてしまうゆるいゲームが大好物。好きなゲームのジャンルはRPGとアドベンチャー。“モンハン”好き。

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