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平和な日常が崩れ去るとき,物語が動き始める。ノベルゲーム「偽りのパトロネージ」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第305回
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印刷2013/07/20 10:00

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平和な日常が崩れ去るとき,物語が動き始める。ノベルゲーム「偽りのパトロネージ」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第305回

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スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。

 本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」で紹介するのは,ノベルゲーム「偽りのパトロネージ Patronage of Deceit」iOS / Android)だ。システムやBGM,グラフィックスなどがこだわり抜かれており,斬新さこそないが,非常に堅実で質の高い作品となっている。

本作は無料でプレイでき,広告やゲーム内課金は一切ない。それでこのクオリティなのだから,思わず唸ってしまう
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 本作の物語は,主人公の「瑛斗」が,公園で一人泣く少女「優佳」が気になって思わず声を掛けるところから始まる。優佳は泣いている理由を聞かれても答えなかったが,瑛斗がその場を立ち去ろうとすると,「あたしの友達になってくれませんか……?」と呼びかけるのだった。

 そうして交遊が始まった2人は高校,そして大学へと進み,同じ読書サークルへ入って友人たちとともに日々楽しく過ごしていた。そんなある日,2人に大きな悲劇が訪れる。そこから連鎖するように巻き起こる不運,そして優佳の心に閉ざされていた過去とは……。

 このように,本作は,ささいな日常がふとしたきっかけで崩れ,やがて秘められた過去の闇が2人を襲う,というややダークな世界観が特徴だ。牧歌的な日常が淡々と描かれる中,ときおり挟まれる“誰かのモノローグ”が,大きなキーポイントになっている。

瑛斗と優佳以外にも,個性的な登場人物がずらり。彼らの動向もしっかり注目してほしい
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 選択肢は一切ないのでただ読むだけだが,シーンを盛り上げるBGMやイベントCGなどのおかげもあって,物語に引き込まれていくはずだ。システム周りも非常に整えられており,セーブやロードはもちろん,文章をさかのぼったり,文章表示のスピードを変えたりといったこともできる。SEやBGMのボリュームも調整可能で,この手のゲームでは必要とされる機能が一通り揃っているという印象だ。セーブデータにいたってはなんと100個まで作成できる。

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 優佳の秘められた過去とは何なのか,真実を知った瑛斗が取る行動とは,そして周囲で巻き起こる悲劇の正体は……など,物語はサスペンス的展開で進んでいく。詳細は伏せるが,かなり壮絶な展開なので,心して読み進めていってほしい。読んでいくうちに「なぜそこまで?」「なぜこんなに?」と疑問が湧いてくるはず。

平和な日常が一瞬で暗闇に染まる。その元凶は……
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 若干展開の強引さが気になるものの,非常にクオリティは高く,無料とは思えない出来だ。ボリュームもかなりのもので,クリア後のちょっとしたオマケなどもあり,満足感の高い作品となっている。

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 ただし,本作ですべての謎が解決するわけではない。続編にあたる「偽りのリレーション Relation of Deceit」もリリースされているので,続きが気になる! という方はぜひこちらもプレイしてほしい。
 原稿執筆時点ではAndroid版のみだが,iOS版もじきリリース予定とのことなので,期待しよう。

著者紹介:トリスター/目代将規
 ゲームやアニメの書籍企画,編集,シナリオライティングや広告制作なども手がける編集プロダクション「トリスター」所属。スマートフォンならではのゲームや,一瞬で遊べてしまうゆるいゲームが大好物。好きなゲームのジャンルはRPGとアドベンチャー。“モンハン”好き。

  • 関連タイトル:

    偽りのパトロネージ Patronage of Deceit

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