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気分はまるで生物学者。スマートフォン向けパズル「Sporos」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第224回
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スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
小中学校の理科の授業,あるいは高校,大学以降も専攻次第では,誰もが顕微鏡を授業で扱ったことがあるはず。肉眼ではとらえられない,未知の世界が広がるあの感覚に,授業のことも忘れてときめいた人も多いのではないだろうか。
本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」で紹介する「Sporos」(iOS / Android)は,まさにあのプレパラートや薬品を駆使して顕微鏡で観察した,細胞の世界を題材にしているパズルゲームだ。
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「Sporos」ダウンロードページ(App Store)
「Sporos Free」ダウンロードページ(App Store)
「Sporos」ダウンロードページ(Google Play)
生物学的,と聞くと難しそうな印象を受けるかも知れないが,ゲームの内容は分かりやすい。プレイヤーの目的は,Sporosと呼ばれる特殊な「種子」を,細胞内に埋め込んで,画面内に表示されている細胞すべてを染色することだ。
Sporosには,“染色できる方向”を表す記号が表示されているので,この記号を確認しながら,染色の空白ができないようにドラッグ操作で配置していこう。
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ちなみにSporosは1度置いたあとでも,改めてほかの細胞のところへと移動させることができる。ただし,何度も置きなおしたり,上のスペースへと戻したりすると,だんだんとクリア時の評価が下がってしまうので注意。
また,すでにほかのSporosで染色されている細胞には,別のSporosを配置することはできない。さらに,染色する範囲内にSporosが置かれている細胞がある場合,そこで染色のラインが断ち切られ,そこから向こう側の細胞は染色することができないというルールにも注意が必要だ。
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どうしても正解が分からない場合は,「ヒント」(時間で使用回数が回復)を使えば正しい手順を表示できるので,完全に詰まって進めなくなるということはない。
無料で遊べる範囲だけでも,300ものステージがあるうえ,ゲームを進めるごとに難度も上がっていくので,パズルゲームが得意という人にも手ごたえ充分の内容だ。
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プレイしているうちに,まるで実験を行う科学者になったかのような気分を味わえるうえ,Sporosを配置したときに染色範囲が爆発的に広がる様子が見ていて心地よい本作。
演出面だけでなく,飽きが来ない軽快なテンポや,非常にいやらしい細胞の配置など,基本となるパズル部分もしっかり作り込まれているので,パズルゲームの初心者から上級者まで,すべての層にオススメしたい。
著者紹介:カイゼルちくわ
ゲーム攻略記事を中心に活動するフリーライター。ゲーセンに寝泊まりしたいくらいのシューティング&ガンシューティング好きだが,家に帰ればPCのFPSも遊びたがる。アクションゲームとかわいいキャラにも目がない。
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