「Battlefield 4」は次世代ゲーム機向けに開発中か。EA Labels社長フランク・ジボー氏のblogエントリーで明らかに

　EA Labelsの社長として同社のゲームタイトルを統括するフランク・ジボー（Frank Gibeau）氏が，公式blogに新しいエントリーを投稿し，「Battlefield 4」の開発が次世代機向けに進められていることを明らかにした。


　これは，世界最大のゲーム販売チェーンGameStopの社員を集めて行われたプレビューイベントでBattlefield 4が公開されたという，同社CEOポール・レインズ（Paul Reins）氏のツイートと，その反響に対して，ジボー氏が見解を述べたもの。

　当該のブログエントリーの一部は，以下のようなものになっている。

　「これまで，我々は何か月にもわたって新しいゲーム技術に投資し，開発を続けてきています。その成果を見たプラットフォームホルダー（ソニーなどゲームハードウェアを持つ企業）は，この意見に賛成してくれるはず。EAの次世代ソフトウェアは，本当に驚愕すべきものなのです。
　先日「Battlefield 4」のスニークピークをGameStopの店舗マネージャー500人ほどにお見せする機会がありましたが，GameStopのCEOが非常に熱狂的なコメントをツイートしたことで，ファンの皆さんから大きな反響もありました」

　ジボー氏は次世代ゲーム技術の説明で，図らずもBattlefield 4を例に出してしまったが，同作については，開発元であるEA DICEの現行テクノロジー「Frostbite 2 Engine」の能力を80％まで利用したものになるというウワサもある。
　ちなみに，2012年末にこのウワサを流した海外メディアによると，「Battlefield 3」で利用できているのは，30〜40％程度だということだ。

　いずれにせよ，以前から2013年内のリリースが示唆されてきたBattlefield 4は，年末にPlayStation 4や次世代Xbox機でプレイできる可能性が高まった。果たして，PlayStation 3やXbox 360といった現行機向けにもリリースされるのか，リリースされる場合，グラフィックスの差はどれくらいになるのかなど，ファンにとっては気になる点も少なくないだろう。