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「エルダー・スクロールズ・オンライン」の2026年は夜の市場から始まり,盗賊ギルドが再始動。シェオゴラスも大騒動を起こすと思ったら,冒険の舞台は外洋と嵐のスカイリムへ
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印刷2026/04/01 04:30

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「エルダー・スクロールズ・オンライン」の2026年は夜の市場から始まり,盗賊ギルドが再始動。シェオゴラスも大騒動を起こすと思ったら,冒険の舞台は外洋と嵐のスカイリムへ

 米国時間2026年3月31日,ZeniMax Online StudiosはMMORPG「エルダー・スクロールズ・オンライン」PC / Mac / PS5 / Xbox Series X|S / PS4 / Xbox One。以下,ESO)の2026年シーズンの情報を公開した。
 ESOの運営方針は2026年から,毎年大型アップデートを単発的に実装する「チャプター制」から「シーズン制」に切り替わり,現在は四半期(約90日)ごとにコンテンツの追加を予定している。

 今回の発表は,2026年に提供される各シーズンの詳細を明らかにしたものだ。
 4Gamerは事前に開催されたメディア向けオンラインイベントに参加したので,今後の展開について紹介しよう。

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シーズン0「暁と黄昏」の目玉は「夜の市場」

3つの勢力がしのぎを削る激戦区


 4月2日の開始が予定されているシーズン0は,「暁と黄昏」と銘打たれている。その目玉となる「夜の市場」は,7週間限定で参加可能なイベントゾーンだ。グループプレイが重視される戦闘要素がメインだが,グループの参加は必須ではなく,ソロでも気楽にプレイできるとのこと。

 夜の市場は複数の区画に分かれており,それぞれに多数のアクティビティが用意されている。具体的には,厄災のワールドボスや移動する試練レベルのボス,パズルやレース,そして発見型のクエストや解除型の固有の遺物などが挙げられていた。

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 オブリビオンの領域であるファーグレイブに属する夜の市場は,何とも気まぐれな存在であり,常に入り口が開いたり閉じたりしている。だが,いざ開いたときにはアイテムや宝を求めるデイドラはもちろん,定命の者もこぞって集まってくるそうだ。
 こうした活気を反映してか,3つの勢力がしのぎを削る激戦区となっており,プレイヤーはいずれかに参加してイベントを進めていく。勢力の戦績に応じて報酬が分配されるため,陣営の選択は非常に重要だろう。

夜の市場で入手できる家「夜の巣」
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 3つの勢力とは,力による支配を是とする武闘派「ラッカス」,露店経営や競売で巨万の富を築き,金儲けを目的とする「グリッタリングゴード」,そして最古参ながら現在は衰退し,日陰の存在となった「サウザンドアイズ」である。常に競争状態にあり,それぞれの目的達成のために定命の者を積極的に利用しようとしている。

上から,ラッカス,グリッタリングゴード,サウザンドアイズのイメージビジュアル
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 夜の市場も3つのエリアに分かれており,中央のハブとして「星光の広場」が存在している。また,各地域に眠る遺物を探し出すことで行動範囲が広がっていく。
 さらに「黄金」と呼ばれる強力なモンスターも存在しているが,これらに遭遇するためにも遺物が重要だそうだ。

遺物を入手すると特定のギミックが起動したり,利用できたりするようになって,行動範囲が広がるイメージだろうか
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 当然ながら,夜の市場には報酬も用意されており,一時的な強化はもちろん,コスメティックアイテムや解除要素,そして序盤のクエストを完了すれば利用できる家「夜の巣」も存在する。また,活躍したプレイヤーに与えられる報酬もある。

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 前述のとおり,夜の市場は期間限定イベントだが,期間終了後にもプレイヤーのフィードバックを受けて,再登場の予定があるという。なお,シーズン0の開催時期は4月29日から6月17日まで。

 夜の市場のほかにも,シーズン0で実装される複数の要素が紹介された。
 「難易度チャレンジ」(以前は「陸上の難易度」と呼ばれていた)は,陸上やそれに準ずるエリア(洞窟やパブリックダンジョンなど)の難度を4段階から調整できるものだ。より難しい設定を選ぶと,敵に与えるダメージが減少し,受けるダメージが増える代わりに,経験値やゴールドなどの報酬が増える。

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 夜の市場などは利用対象には含まれないが,将来的な拡張を視野に入れており,新しい敵アビリティや実績,固有報酬の追加などの可能性も想定している。シーズン0の期間中,6月8日の実装を考えているとのこと。

 戦闘面では2025年にPvPの特別ルールとして,ステータスが平準化されてアビリティを変更する代わりに,大規模戦闘が可能になる「復讐」テストが行われた。シーズン0の期間中にも再度テストが予定されている。
 回復とダメージのバランスの関係により,明確な勝者が生まれずに戦闘が長期化する問題点が見受けられたため,これらを調整して戦場とサーバーに与える影響を観察するとのことだ。

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 シロディール,帝都,バトルグラウンドに参加したプレイヤーに向けて,シーズン0の後半に新たな報酬システム「熟練度」が導入される。稼いだ同盟ポイントや経験値によって,新しい称号やスキル,固有武器,スキンなどが得られる。ここでしか入手できないものになるそうだ。PvPプレイヤーのやり込み要素として,ベテランプレイヤーの称号として機能する。
 報酬の更新は6か月ごと。シーズンをまたいで引き継がれるため,初回の入手に失敗しても再獲得の機会がある。

 なお,アップデート49ではドラゴンナイトの能力調整が行われたが,引き続きほかのクラスでも全体的なルックやフィールを変更し,現代化を進めていく。サブクラスを使わないプレイヤー向けにパワーと能力の強化も検討しており,各クラスに新たなスキルライン「クラスマスタリー」を追加して,タンクやサポート,ダメージなどの役割を強化するパッシブを用意する。まだ開発中につき,詳細は順次明かされる予定だ。

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 シーズン0のスケジュールとしては,4月2日に開幕の記念祭イベント,4月29日から夜の市場が開催,6月24日に「ゼニタールの信仰」が復活する運びとなっている。定期や新規,既存のイベントのバランスを保ちながら,年間を通して楽しめる展開を目指しているそうだ。


シーズン1は盗賊ギルドの新ストーリー

シェオゴラスが大騒動を起こす


 シーズン1のコンテンツとして,盗賊ギルドの復活が紹介された。これは元々あった盗賊ギルドストーリーの続編にあたり,舞台はグレナンブラ。ギルドがダガーフォール進出を目指す中で,クエンに手を貸す形で進めていくことになる。

 ただし,簡単に物事が進むわけもなく,「コルデインカルテル」がライバルとして立ちふさがる。プレイヤーは彼らを出し抜くために,意外な相手と手を組むことになる。グレナンブラの全体的なグラフィックスや小道具なども刷新される。

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 実際のゲームプレイでは植木鉢やカーテンといった隠れ場所が追加されたほか,盗賊用のアイテム「眠りの粉」により衛兵や邪魔なNPCを気絶させられる。
 新しいクエストは誰でも開始できるが,オリジナルの盗賊ギルドストーリーを終了していると,選択肢や固有会話が増えるようだ。盗賊ギルドは基本ゲームに含まれているので,ぜひプレイしてほしいとアピールしていた。

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 もう1つの目玉は,シェオゴラスをメインとしたクエストライン。例によって,ただの思いつきで定命の者として暮らしてみたくなったシェオゴラスは,力を捨てて一時的にタムリエルへ。定命の者として生活するなら何をするのか……なんと「チーズ祭り」に出かけるのだとか。さすが「チーズのためなら死んでもいい!」と公言するだけはある。

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 とはいえ,狂気を司るシェオゴラスが登場して,平穏に済むわけがない。一時的に捨てたはずの力は勝手に発動し,さらにそれを盗もうとする連中が現れ,事態は混沌を極めていく。
 6つのクエストを通じて各地を巡ることになるが,進めば進むほど奇妙な事態になっていくらしい。それでもシェオゴラス自身は,相変わらずのマイペースの様子だ。

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 システム面では,新たなデイリークエストとして「信頼」,物語性がある宝探しの「噂」が追加される。前者は特定のキャラクターやギルドに関係する,さまざまなアクティビティをクリアすると物語が進んでいく。報酬は自宅に飾れる肖像画など,個人的なものになるようだ。

デイリークエスト「信頼」のイメージビジュアル。「しばらく会っていないキャラクターに,近況を聞く機会になるのでは」と紹介していた
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 一方の「噂」は文字どおり,噂を見つけて情報を辿っていくことになる。あえてクラシカルなシステムを採用し,クエストマーカーなどは用意されず,自分の頭で情報を収集して整理する必要があるとのこと。
 ネット検索を活用する手もある……というが,一部の噂はマルチエンディングになっており,想定していた見立てが変わるような仕掛けが用意されているようだ。

「噂」の一場面。残されたテキストから失われたアイテムの行き先を推察する,といった内容だろうか
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 新規要素としては,「ダイナミックワールドイベント」「賢者の宝物庫」も紹介されている。

 「ダイナミックワールドイベント」は喪心の嵐やダークアンカーのような人気のあるパブリックチャレンジを組み合わせたり,あるいは荒野で面白いもの(例えば人食いガエル)に遭遇したりと,いろいろなスケールのイベントが合体したものになる。どこでも発生する可能性があり,参加するプレイヤーの数によって調整され,複数のステージをクリアして達成を目指す。
 クリアの目的も規模によって変動するとのこと。一帯に危害を与えている吸血鬼に対応することもあれば,ピンチの動物を助けるなんてこともあるらしい。シーズン1だけで終わるのではなく,その後も拡張し続けたい意向があるようだ。

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 「賢者の宝物庫」は賢者ヴォエルネットのお宝を守る施設のことで,領域の狭間に存在している。宝物庫は巨大なパズルとして制作されており,戦闘や装備が重要になるのではなく,隠密やパズルの謎解きがメインになるようだ。3つの棟を任意の順に挑戦し,ランダム性のある謎に挑んでいく。

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 気になる詳細は,新しい盗賊ギルドイベントで明かされるとのこと。なお,参加に必要な特殊な鍵はシーズン1のアクティビティで入手できるようだ。


「実験的な」コンテンツの情報も公開

2027年はスカイリムで大事件?


 シーズン1以降の内容として,「実験的な」コンテンツの情報も明らかになっている。
 「タムリエルの外洋」なるイベントでは,船で海戦を行ったり,海底を探索したり,深海で釣りをしたり,海中でパズルを解いたりと,豊富なアクティビティが計画されているようだ。ソロやグループといった参加人数に関係なく,外洋の冒険や海賊が好きなら楽しめるものを目指しているとのこと。

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 ソロ用ダンジョンの充実も計画しており,以前に実装したものをソロプレイに合わせて改修して提供する。まずは「月狩人の砦」と「マーチ・オブ・サクリファイス」が予定されており,グループプレイではゆっくり見ることができないダンジョンの物語を楽しめるものになるそうだ。

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 さらに,基本ゲームでは12年ぶりとなる試練も追加される。「深紅のヴェルト」の舞台は,ハーシーンの領域であるハンティング・グラウンドだ。

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 最後に2027年の計画にも言及し,「嵐が到来する」と警告する場面があった。嵐はタムリエルの寒い場所……要するにスカイリムの一部を襲い,大混乱を引き起こすとのこと。具体的な地名は出なかったが,未開拓の有名な地域らしい。
 2027年,最初のシーズンに登場が予定されている。

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 なお,シーズン制とは関係ないが,ESOは6月2日にPC Game PassとXbox Play Anywhereに正式対応を予定している。
 また,PlayStation Plusの3月度フリープレイに「The Elder Scrolls Online Collection: Gold Road」が対象となっている(提供期間は4月6日まで)。サービスに加入している人はダウンロードをお忘れなく。

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