PowerColorブランドを展開するTulは,台湾時間の2012年8月24日,1枚のカードに
「Radeon HD 7970」を2基搭載する「
Devil 13 HD7990」を発表した。
製品ボックスが凝った作りになっている点もCOMPUTEX TAIPEI 2012から変わっていない。バンドルするか検討中としていたドライバーセットは,付属することが決定したようだ
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3スロット仕様で,3連ファンを採用し,赤いアクセントが印象的な大型クーラーを搭載するDevil 13 HD7990。
6月のCOMPUTEX TAIPEI 2012でデモ展示されていたのを憶えている読者も多いだろう。あのときTulは,AMDからデュアルGPUソリューション「New Zealand」(ニュージーランド,開発コードネーム)が発表されるのを待って市場投入する予定だとしていたが,今回,こうしてDevil 13 HD7990が登場したことからすると,いっこうに正式発表されないことへしびれを切らしたのかもしれない。
ともあれ,PCI Express補助電源コネクタが8ピン×3になっているという強烈な電源仕様になっている点や,外部出力インタフェースがDual-Link DVI-I×2,Mini DisplayPort×2,HDMI×1という構成である点は,COMPUTEX TAIPEI 2012のデモ機から変わっていないようである。
気になるのは6月の時点で公開されていなかった動作クロックだが,Tulは正式発表にあたって,
コアクロックが925MHz,
メモリクロックが5500MHz相当,
グラフィックスメモリがGDDR5の容量3GB×2と明かしている。さらに,ブラケット部に用意されたデュアルBIOS切り替えボタンを押すことで,GPUクロックを1GHzまでオーバークロックすることも可能だという。
なお,現時点では,正式な価格は明かされておらず,日本国内で発売されるのかも不明である。未発表のNew Zealandに準じた仕様なのかどうかも含め,実に気になる製品が世界市場で発表されたといえそうだ。