「FINAL FANTASY XIII-2」最新情報。新たなプレイヤーキャラクター「ノエル・クライス」および，進化したバトルシステムの情報が公開に

　スクウェア・エニックスは本日（2011年6月20日）付けで，同社が12月に発売を予定している「FINAL FANTASY XIII-2」（PlayStation 3 / Xbox 360）の最新情報を公開した。本日は，新たなプレイヤーキャラクター「ノエル・クライス」と，新システムの搭載により大きくパワーアップしたバトルシステムの情報が，関連するスクリーンショットと共に届いている。

「FINAL FANTASY XIII-2」公式サイト

双剣による攻撃を得意とする新プレイヤーキャラクター

「ノエル・クライス」

　6月7日に掲載した記事のスクリーンショットにその姿が映っていたのが，新キャラクターの「ノエル・クライス」。軽快な身のこなしと双剣による攻撃で敵を翻弄する，静止画からも躍動感を感じられるキャラクターだ。
　ノラの居住地となっているネオ・ボーダムがモンスターに襲撃されたとき，セラの前に現れたというノエル。どうやら彼は，セラには思いもよらない事情を知っているようだが……。

ノエル・クライス
Noel Kreiss

セラの前に現れた青年。手には独特の形状をした双剣を持つ。

戦いでは双剣を仕様した近接攻撃を得意とする。
二本の剣を組み合わせ、槍として攻撃するなど、巧みに立ちまわる。

性格は素直で明朗。
セラの前に現れた経緯やその素性には多くの秘密が隠されているようだ。

さらに戦略性の高まったバトルシステム

　本日公開されたバトルシステムは3つ。前作から引き継いだ，チェーンゲージを上げることで敵を打ち上げられる状態にする「ブレイク」，ロールの組み合わせによってパーティ戦術が変化する「パラダイムシフト」（旧「オプティマ」），ロールによって異なる技「アビリティ」だ。
　E3 2011でのプレイアブルデモの試遊レポートによると，「オプティマ（パラダイムシフト）をうまく使って戦う面白さは健在」とのこと（関連記事）なので，戦闘部分は前作で高評価だったバトルシステム＋αという仕上がりとなっていることに期待してよさそうだ。

ブレイク

パラダイムシフト

アビリティ

舞台の背景

　コクーン（本作において“理想郷”とされる空中都市）のすべてを支えてきたファルシ（クリスタルを力の源とする存在）らの停止・休止により，それまでファルシに依存してきた市民の生活は大きく制限されることになった。多くはコクーンに残ったが，一部の市民は新たな生活の地を求め，グラン＝パルスへ降りることになったのだという。

グラン＝パルスの海辺にある，“ノラのメンバーを主体とした旧ボーダム市民”が開拓した居住地。モンスター襲撃の危険と隣り合わせの場所だ

ネオ・ボーダムの近くに落ちた隕石。これが運んできたものとは……？

［E3 2011］「FINAL FANTASY XIII-2」のプレイアブルデモを試した。新システムがチラホラ見られる戦闘など，デモで体験できた内容をレポート

［E3 2011］「FINAL FANTASY XIII-2」の北瀬氏，鳥山氏にインタビュー。今作は自らの意思で旅に出て，ストーリーを進めていくRPGだ

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