東京ゲームショウ2010での発表から5年を経て発売時期が明らかにされ,2016年4月26日から10日間だけ
α体験版の配信が行われたPlayStation 4用アクションRPG「
仁王」。コーエーテクモゲームスは本日(2016年5月19日),このα体験版に寄せられた
アンケートの集計結果や,改善に向けた
今後の開発方針を発表した。
地域別のアンケート集計結果については下のほうに掲載したグラフを眺めてもらうとして,開発の全体方針は大雑把に「チュートリアル拡充」「難度調整」「操作/カメラの改善」「インタフェースなどの改善」「グラフィックスのパフォーマンス最適化」の5項目となっている。α版をプレイした人は,これら方針が自分の要望と合致しているか,具体的な対応内容をざっとチェックしておくといいだろう。
PlayStation 4 専用ソフト
『仁王』
α体験版アンケート結果のお知らせ
今後の開発方針も発表
このたび当社は、ダーク戦国アクション RPG『仁王』につきまして、本日 2016 年 5 月 19日(木)に「仁王 α体験版」に寄せられたアンケート情報を公開し、さらに改善にむけた今後の開発方針を発表いたしました。
10日間限定で配信した「仁王 α体験版」のダウンロード数は全世界で 85 万を超え、同時に今後開発の参考にさせていただくため実施したアンケートにも多くのお客さまからご意見をいただきました。みなさまからいただいた貴重な意見をすべて読ませていただき、本日、アンケートの集計結果と今後の改善にむけた開発方針を発表させていただくこととしました。
今後も「戦国死にゲー」と呼ぶに相応しい緊張感と高い達成感が得られるタイトルとして、すべてのお客様に楽しんでいただけるよう開発を進めてまいりますので、続報をお待ち下さい。
コーエーテクモゲームスが総力を挙げて贈る新作ダーク戦国アクション RPG『仁王』にご期待ください。
■全体方針
- ゲームシステムに対するチュートリアルの拡充
- ゲーム序盤を中心に「理不尽」「不公平」とご指摘いただいた難易度の調整
- 操作感やカメラシステムの改善
- インターフェースの分かりづらい点や使いづらい点の改善
- グラフィックのパフォーマンス最適化
■主な対応事項の詳細
□チュートリアル
- 基本操作および本作の主要アクションに関するチュートリアルを行える「修行場」ステージの実装
□アクション・操作系
- ロックオン時のプレイヤーとカメラ挙動の改良
- 気力が0以下になった状態での行動不可となってしまう条件を変更
- アイテムショートカットスロットの拡充
- 長押し操作を要求するインタラクト対象、およびレスポンスの見直し
- レバーの半回転操作アクションの入力改善
□敵キャラクター
- 敵の攻撃力および防御力の調整
- 敵キャラクター追尾性能の見直し
- 敵種類および攻撃ごとのスーパーアーマー有無(ひるむ/ひるまない)の再調整
- 「屍狂い」のAI調整
□レベルデザイン /ステージ
- ショートカットの追加など探索要素の改良
- ボス戦へ移行するエリアの示唆を追加
- プレイヤーキャラクターを隠してしまうオブジェクトの表示方法見直し
- 炎エリアのダメージ調整
□インターフェース
- レイアウトや表示内容の改善
- 文字の大きさ調整
- 社(やしろ)での奉納時の一括操作対応
□オンライン
- オンラインプレイ時の同期精度の向上
- 「まれびと」との協力プレイ時にホストが社メニューを使用できるように変更
- 協力プレイ時の敵パラメータ上昇率の調整
□その他
- 武器・防具の耐久度を廃止
- 装備品のドロップ率の調整
- 新たな操作タイプの追加
- ミッションを抜けられるフローの実装
- 各種不具合、バグの修正
※以下,グラフはクリックで拡大可
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