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右手だけでなく左手も!? 「初音ミク -Project DIVA- 2nd」,収録曲の一部や新ゲーム要素などの情報がついに公開。新コスチュームも要チェック
本作は,クリプトン・フューチャー・メディアから発売された音声合成/DTM(デスクトップミュージック)ソフトウェア「VOCALOID 2」シリーズのキャラクター,「初音ミク」やそこから派生したキャラクター達が登場するリズムアクションゲーム「初音ミク -Project DIVA-」(2009年7月29日発売)の続編だ。
本作では,収録の新楽曲や新ゲーム要素,新デザインのモジュール(コスチューム)などが追加され,前作からかなりのパワーアップが図られる。また,一部データのメモリスティックへのインストールに対応することが予定されている。
本日は,その一部の内容が公開されたのでさっそく紹介していこう。
まず気になる収録曲の情報として,minato(流星P)氏制作のミクとルカによるデュエット曲「magnet」と,doriko氏制作の人気曲「ロミオとシンデレラ」が収録されることが発表された。「magnet」は,本作で初登場となる「デュエット」に対応し,掲載したスクリーンショットのように,ミクとルカそれぞれのキャラクターが同時に登場し踊ってくれる。「ロミオとシンデレラ」は人気代表曲の一つで,ソロ用の楽曲として収録される。
前作では右手の△○×□を使用し,飛んでくるターゲットに対して,リズムに合わせてタイミングよくボタンを押すというものだったが,本作ではそれに加えて,一つのボタンを一定時間押したり,左手の上下左右の方向ボタンと△○×□ボタンをターゲットどおりに同時に押したりといった,ゲーム性がパワーアップしているのだ。
◆新ゲームシステム
●リズムゲームには「長押し」要素を追加!
「歌」の聞かせどころやポイントとなる部分で、ゲームのアクセントとなります。操作は、通常のリズムゲームと同様にメロディアイコンに対応するボタンを押し、ボタンは離さずそのまま押し続けることでボーナス加点が得られます。終点となる部分でタイミングよく離すことでコンボ成功となります。
声を長く伸ばすところなどで多用され、「いっしょに歌う」感覚がより強まる新要素です。
●リズムゲームのシステムとして、「同時押し」要素も採用
同時押しは両手操作が前提となり、右手で△○×□ボタン、左手で方向キーを操作します。右と左のボタンの組み合わせは決まっており、△と方向キー上、○と右、×と下、□と左、をセットにして同時押しをおこないます。
同時押しの特殊ターゲットが出現したら、タイミングよく左右の同時押しを成功させましょう。
ゲーム内でのアクセントや「決め」、難易度のポイントとして、ゲームクリアの鍵となることとでしょう。
さらに,エディット可能な小節数が3倍,モーションがおよそ2倍に増量したうえ,対応BPMを前作から拡張したことで,難度の高い高速なリズムゲームがエディットできるようになったとのこと。
ちなみに,前作のエディットモードで作成したリズムゲームは,本作で読み込むことでデータ形式がコンバートされ,プレイや再編集が可能となる。ただし,本作で編集したデータを前作で利用することはできないので注意してほしい。
そのほか,前作でみんなが必死に集めていたコスチュームが完全収録されるのはもちろん,それに加えて,今回も「ピアプロ」とのコラボレーションを実施し,投稿された公募デザインから新たなモジュールコンバート用のコスチュームが追加される。その中から,早くも3種類が公開されたので下に掲載する。しっかりチェックしておこう。
- 関連タイトル:
初音ミク -Project DIVA- 2nd
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(c) SEGA / (c) Crypton Future Media, Inc. VOCALOIDはヤマハ株式会社の登録商標です。