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ROCCAT,未発表の新型ゲーマー向けマウス「Kiro」「Kova」を秋葉原のイベントでサプライズ発表
どちらも11月上旬の国内発売が予定されており,販売代理店想定売価は順に7500円,8500円(いずれも税別)とされているので,単純計算した税込価格は順に8100円,9180円となる。
![]() Kiro(左)とKova(右)のホワイトモデル。ドイツ本国での発表よりも先に,日本で公開されたようだ |
![]() Kiroを披露するPeter Hollomann氏(Global Sales Director,ROCCAT) |
本稿では速報として,写真を中心にレポートしたい。
両側面パーツを交換可能な左右対称型マウス
Kiro
まずはKiro(キロ)から見ていこう。Kiroは左右対称形状のワイヤードマウスであるが,サイドボタンの付いた側面パーツが取り外し可能になっていて,片側のサイドボタンを使わない人であれば,使わない側のパーツは,ボタンのないカバーと交換可能というのが大きな特徴となっている。
また,左サイドボタンの数と配置をカスタマイズできるマウスとして話題を呼んだ「Nyth」と同じように,ユーザーが3Dプリンタを使って,好きな形状の側面パーツを作ることも可能なようだ。
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標準のボタン構成は,左右メインとセンタークリック機能付きスクロールホイール,ホイール手前×1,左サイド×2,右サイド×2の計8ボタン。
詳細なスペック説明は行われなかったが,センサーには同社が「Pro-
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デザイン一新で復活した左右対称形状マウス
Kova
もう1つの新製品である「Kova」(コバ)の名前を聞いて,「それって,前もなかったっけ?」と気がついた人は,ゲーマー向けマウスに詳しい人か,筋金入りのROCCATファンだろう。今回発表された新型のKovaは,2011年に国内発売された左右対称形状の光学センサー搭載マウス「Kova[+]」の名前を受け継ぎつつ,デザインと搭載センサーを一新した,新生Kovaといえるものだ。
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搭載センサーは,同社が「Pro-Optic(R6)」と呼ぶ光学センサーを採用。細かいスペックは不明だが,トラッキング解像度は最大で7000DPIになるという。Kova[+]はトラッキング解像度3200DPIの「Pro-Optic(R2)」だったので,スペック面で強化されているのは確かなようだ。
なお,製品情報のスライドには,ボタン数が12と書かれているのだが,実機を見ると,左右メインとセンタークリック機能付きスクロールホイール,ホイール手前×1,左サイド×3,右サイド×3の計10ボタンしか見当たらない。ホイールがチルトするのかとも思われるのだが,同じスライドにはチルト機能を持たない「2D Titan Wheel」の名称が使われているので,残る2ボタンがどこにあるのか,正直よく分からなかった。
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光学センサー搭載マウスとしては,やや高めの製品ではあるが,サイドボタン周りのデザインは他にはない独特のものであり,ホワイトのカラーバリエーションが最初から用意されているのもポイントだ。国内で発売されれば,人気を呼ぶのではないだろうか。
そのほかにもROCCATは,オープンエア型のゲーマー向けヘッドセット「Renga」(レンガ)を発表している。
残念ながらスライドでの紹介のみで,実機は披露されなかったが,軽さにこだわったというボディは従来のROCCAT製品にはないデザインを採用しているようだ。また,PCだけでなくPlayStation 4やスマートフォン,タブレットでも使用できるとあるので,機器との接続には4極3.5mmミニピンのアナログ接続を利用するのだろう。
Rengaの販売代理店想定売価は8500円(税別)で,単純計算すると税込価格は9180円となる。
ROCCAT 公式Webサイト(英語)
- 関連タイトル:
ROCCAT
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(C)2013 ROCCAT STUDIOS



































