2019年6月15日, 「
リーグ・オブ・レジェンド」の国内プロリーグ「LJL 2019 Summer Split」Week1の試合が東京・渋谷のヨシモト∞ホールで行われた。
各チームが大きな補強を施し,昨シーズンとは別のチームとして生まれ変わった今シーズン。その幕開けとなるこの日は8試合が行われ,全てのチームが2試合を戦った。以下にその試合結果を掲載する。
Week1
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勝利チーム |
- |
| 第1試合 |
Sengoku Gaming |
AXIZ |
| 第2試合 |
Rascal Jester |
AXIZ |
| 第3試合 |
V3 Esports |
Rascal Jester |
| 第4試合 |
V3 Esports |
Sengoku Gaming |
| 第5試合 |
DetonatioN FocusMe |
Burning Core |
| 第6試合 |
Burning Core |
Unsold Stuff Gaming |
| 第7試合 |
Crest Gaming Act |
Unsold Stuff Gaming |
| 第8試合 |
Crest Gaming Act |
DetonatioN FocusMe |
注目のBlank選手の活躍は?
“あの”SKT T1でJunglerを務め,世界大会を制した経験を持つ
Blank選手(Sengoku Gaming)。注目を集めた同選手のこの日のプレイ内容は「ミスなく着実に,チームにとって有利な状況をじわじわと作っていく」というものだった。
1試合目のAXIZ戦で,序盤から相手Junglerの
Smile選手の動きを封じ込め,常に相手の先手を取っていたのが印象的だ。
チーム全体としてはミスが目立って試合が長引いたものの,要所で18歳の新人Topレーナー
DonShu選手がニーコのアルティメット「ポップブロッサム」でエンゲージを決め,チームを勝利へと導いた。
DonShu選手は今回がLJLの初試合ながら,思い切りのいいエンゲージで試合の流れを作っていた。今後の成長にも期待がかかる選手だ
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試合後のファンミーティングにはBlank選手を間近に見ようと,多くのファンが詰めかけていた。撮影やサインなどにも気さくに応じてくれるので,ファンの方はぜひ会場まで足を運んでもらいたい
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新チャンピオン,ユーミ登場
今回から使用が可能になったユーミは,4試合でピックされ3勝1敗という成績を残している。スキルQ「きまぐれミサイル」によるポークが非常に強く,レーン戦で相手ADCの体力を削れるほか,アルティメット「ファイナルチャプター」によるエンゲージ&ゾーニングが集団戦で大きな存在感を放っていた。
パッチ9.12(開幕戦で使用されたのはパッチ9.11)で弱体化がされたものの,今後の試合でもバン or ピック率の高いサポートとして活躍するかもしれない。
ユーミのアルティメット「ファイナルチャプター」は密着中の味方チャンピオンの元から継続的に発射される。ルシアンやエズリアル,シヴィアなど相手に接近しやすいチャンピオンとの相性がいいようだ
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Crest Gaming ActがDetonatioN FocusMeを撃破
TopレーナーのNap選手を欠き,チームとしての状態が危ぶまれていたCrest Gaming Actだが,蓋を開けてみればこの日は2勝0敗。しかも勝利した相手はUnsold Stuff GamingとDetonatioN FocusMeという昨シーズンの上位チームだったのだから,「超」好発進のスタートを切れたといっていいだろう。
TopセジュアニやSupportユーミなど,今までにないピックを次々と投入していったCGA
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チーム全体としては昨シーズンと変わらず,
Luna選手・
Art選手という絶対的エースを中心に集団戦での勝利を目指すスタイルだが,TopレーナーとなったGrendel選手がチームプレイに徹することで,そのチームカラーはより色濃くなったともいえる。新生CGAの来週以降の戦いぶりにも注目したい。
Week1順位表
昨シーズンで20勝1敗という圧倒的な強さを誇ったDFMが早くも1敗するなど,波乱の展開となった開幕戦。各チームが大きなメンバー変更を行ったことで,今シーズンのLJLはしばらく勝敗の予想がつかない試合が続きそうだ。