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「AION」“Episode 3.0”の概要や「リネージュ」「リネージュ2」の今後の展開も明らかになった「エヌ・シー・ジャパンが行く 10th Anniversary 感謝祭」レポート
初日となる12月28日には,「The Tower of AION」と「リネージュ」を,12月29日には「リネージュ2」を中心としたイベントが行われたのだが,本稿では両日の主な発表内容を,まとめてレポートしよう。
※12月29日21時40分頃,「リネージュ2」オフラインイベントに関する情報を追加しました
「The Tower of AION」公式サイト
「リネージュ 〜Eternal Life〜」公式サイト
「AION」の次期大型アップデート
「Episode 3.0」の導入は2012年春!
Episode 3.0では,天族と魔族の首都エリアのすぐ隣に,ハウジング専用の広域エリア「エリアン」「ペルノン」が追加される。そこには,プレイヤーキャラが自由に家を建てられるのである。エリアがインスタンス形式ではなく,ワールド内に直接存在しているところがポイントだ。
景観はリゾート地そのもので,のどかな森林や海岸線が見えるほか,紅葉や積雪など,四季による変化も確認できる。
マイキャラが建てられる家には5種類のランクが用意されている。ディーヴァなら誰でも建築できる「テラスハウス」をはじめ,ワールド内にたった4軒しか建てられない「豪華邸宅」といったものもあるそうだ。
屋内には家具などで飾り付けができるほか,アイテムをクローゼットに保管したり,食事で強力なバフが得られたり,知人の家を登録することでワープできたりと,直接的なメリットを得ることもできる。
新たな広域エリアが2つ追加
インスタンスダンジョンや新機軸のPvPvEも登場
Episode 3.0では“龍界”の中央付近に,新たに「サルファン」と「ティアマランタ」というフィールド型の広域エリアが追加される。龍界ということで当然ハイレベル向けエリアなのだが,インスタンスダンジョンを中心とした,さまざまな新たなコンテンツが用意されているそうだ。
【広域エリア:サルファン】
龍界の北部に位置する広域エリア。煉族の支配下にあるエリアで,中央にある拠点「カマル」から放射状に広がる風道を使って,各地へ手早く移動できる。このエリアから,後述するインスタンスダンジョンへ行けるとのことだ。
【広域エリア:ティアマランタ】
龍界の中心部に位置する広域エリア。エリア内に4つある“根源”なるポイントを制圧することで,中央にある「ティアマランタの目」と呼ばれる別エリアへ侵入できる。根源は1フォース未満で攻略できるが,3時間ごとに制圧状況がリセットされ,龍族が再び占拠してしまう。ティアマランタの目の中枢には,PvEとPvPのエンドコンテンツがそれぞれ用意されているそうだ。
それ以外にも全ワールドにおける低〜中レベルキャラクターを対象とした「ルーキーサーバー」や,「種族保護・対人補正」の撤廃など,見どころたっぷりのアップデート内容となっている。気になるEpisode 3.0の実装時期は「2012年の春」,「5月まで行かず,3〜4月に実装できるよう調整中です」とのことだ。
「リネージュ」では「スリーサプライズ アップデート」が発表に
続いて,ベルサール汐留の別フロアにて行われていた,「リネージュ」のイベントについても紹介しよう。ここでは,2012年におけるゲーム内外の展開「スリーサプライズ アップデート」の内容が発表された。
【1】ゲーム内アップデート
【2】美樹本晴彦氏によるイメージイラスト
ちなみにイベント会場では,美樹本氏からのビデオレターが上映された。氏は,ハマってしまうのが怖くて最近はゲームで遊ばないそうなのだが,スタッフから話を聞くうちに,あらためて興味が湧いてきたとのこと。今までのリネージュファンにとって違和感がなく,それでいて自分らしいイラストでリネージュを表現したいと,意気込みを語っていた。
【3】日本独自コンテンツ
12月29日は「リネージュ2」のイベントで大盛り上がり
次なるアップデートの先出し情報も
「リネージュ2」のオフラインイベントで行われたカンファレンスでは,同作のプロダクトマネージャーを務める五條隆将氏が登場。今後予定されているアップデートの情報が,世界で初めてこの場で紹介された。日本の運営チームからの要請によって開発された,いわば「日本発コンテンツ」も多く含まれているという。さっそく内容をチェックしていこう。
「リネージュ2 〜The Chaotic Throne〜」公式サイト
■新エリア「業火の種」
エリアのラスボスとして君臨するのは,“人格を持った”武器の「タウティ」。これを見事に討伐すると,「タウティ武器」を製作するための材料がドロップするとのことだ。完成させた武器の性能は極めて高く,最初から複数の特殊能力が備わっており,範囲内の敵をノックダウンさせる効果まであるという。ハイエンドプレイヤーにとっての大きな目標になりそうだ。
■「攻城戦」がリファイン
五條氏によると,城主が城を占領する際,「光の城」または「闇の城」を選ぶことができ,それぞれで違ったメリットが得られるようになるという。たとえば光の城では,オーソドックスなバフ効果などが得られるが,闇の城だと「領地から税金を多めにふんだくれる」といった違いがある。
闇の城の領地に滞在するプレイヤーにとってはたまったものではないが,打つ手がないわけではない。たとえば,住人から得た税金は,NPCによって闇の城に運ばれるのだが,プレイヤーはそれを襲撃することが可能なのだ。そのほか,闇の城主を城から追い出せるチャンスも作れるようになるという。ベーシックな基本システムの中にハードな仕様が見え隠れするリネージュ2らしい,なかなか興味深いシステムに仕上がりそうだ。これらの攻城戦システムは,2012年の梅雨頃から段階的に実装予定とのことである。
ユーザー参加型アトラクションも大盛り上がり
■「激突!ネクカタの戦い」
来場客が3つのチームに分かれて戦うPvP型アトラクション。各チームには総大将となるフラッグモンスターがいて,それを守りつつ,相手のフラッグモンスターを倒すという内容。21名で構成された3つのチームが激しいバトルを繰り広げた。
■「アカネDEバトルロイヤル」
先日のニコファーレでのイベントでも大盛況だった“アカネ”シリーズの第2弾。来場客がアカネ(赤ネーム,すなわちPK状態)キャラを操作し,3チームに分かれてバトルロイヤルを繰り広げるという内容だ。戦いの舞台が,フランツサーバーの悪魔の島であることが発表されるやいなや,ニコ生経由でプレイヤーに情報が伝わり,開始から5分後には凄まじいPK合戦が展開されることとなった。
■「新旧FS大納会」
同社ならではの試みであるFS(ファン&サポート)の一員としてリネージュ2を盛り上げてきた,新旧スタッフが登場。今だからこそ話せる暴露話などを,思い出話などを交えつつ振り返っていった。
- 関連タイトル:
The Tower of AION
- 関連タイトル:
リネージュ
- 関連タイトル:
リネージュ2
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