早くもWHQL版登場。Windows 8 Release Preview専用の公式最新版「GeForce 302.82 Driver」が公開される

　北米時間2012年6月27日，NVIDIAは，Windows 8 Release Preview向けのグラフィックスドライバ「GeForce 302.82 Driver」を公開した。サポート対象となるOSが正式版ではないにもかかわらずWHQL通過済みという，珍しいリリースである。もちろん，Windows 8 Release Preview向けのWHQL版ドライバはこれが初めてだ。
　すぐに入手したい人は下に示したリンクを使ってもらえればと思う。

→32bit版Windows 8用GeForce 302.82 Driver（161MB）
→64bit版Windows 8用GeForce 302.82 Driver（204MB）
→4Gamer最新ドライバリンクページ

　ただ，リリースハイライトやリリースノートを見る限り，内容自体は北米時間14日に公開された「GeForce 302.80 Driver」から変わっていないようである。主なアップデートが，

• Windows 8の3D立体視実装方式に合わせ，NVIDIAコントロールパネルの「Set up stereoscopic 3D」ページが更新された

だけとされている点や，ノートPCの「Verde Driver」が用意されていない点にも違いはないので，Release 302.80 DriverのWHQL通過版という理解でいいのではなかろうか。
　つまりは，より信頼製品の高いグラフィックスドライバを使ってWindows 8 Release Previewのテストを進めたい場合に，自己責任で導入すべきものということなのだと思われる。

　なお，対応製品は下記のとおりで，これもRelease 302.80 Driverから変わっていない。

• デスクトップPC向けGeForce GTX 690・680・670
• デスクトップPC向けGeForce GT 645・640・630・620・610，GeForce 605
• デスクトップPC向けGeForce 500〜100，GeForce 9〜6シリーズ
• GeForce 6以降のGPU機能を統合したチップセット