Windows Vista用の公式β版ドライバ「ForceWare 169.12」リリース

　NVIDIAは，同社製GPUやグラフィックス機能統合型チップセット向けグラフィックスドライバ「ForceWare」の公式最新β版「ForceWare 169.12 Beta」を公開した。対応GPUはGeForce 6〜8で，32/64bit版Windows Vista用となる。Windows XP用は用意されていない。
　日本語を含む多言語版はNVIDIAの日本語サイトから入手可能となっているので，すぐに入手したい人は以下のリンクからどうぞ。

→32bit版Windows Vista用 ForceWare 169.12 Beta（57.4MB）
→64bit版Windows Vista用 ForceWare 169.12 Beta（70.5MB）

　結論から先に述べると，今回のアップデートは小粒で，GeForce 8800 GT環境におけるスタンバイ/休止状態がらみの問題が一点改善されているだけ。Release 169世代を「『Crysis』推奨ドライバ」と位置づけるNVIDIAも「CrysisのRelease 169.09以降の変更はありません」（※原文ママ）としているので，GeForce 8800 GTをWindows Vista環境で利用していない人は見送ってまったく問題ない。詳細は下に書いたが，該当する人だけに導入を勧めたいと思う。

●ForceWare 169.12で解決した問題（32bit版Windos Vista）

• GeForce 8800 GT搭載環境で，スタンバイあるいは休止状態から復帰すると，ブルースクリーンクラッシュが発生する問題

●ForceWare 169.12で解決した問題（64bit版Windos Vista）

• GeForce 8800 GT搭載環境で，スタンバイあるいは休止状態から復帰すると，ブルースクリーンクラッシュが発生する問題