本格海洋MMO「Corda Online」　テクノブラッドが日本展開を発表

　現在，本格海洋MMORPG「Corda Online」（コルダ オンライン）を開発中の韓国WisdomHNS社が，同作の日本での独占販売契約をテクノブラッドと締結した。

　4Gamerでも初めて紹介する「Corda Online」は，航海がテーマのMMORPGだ。本作の舞台となるギルガメティア大陸は4分の3が海に沈んでおり，プレイヤー達は海で分断された7大陸を，主に船で冒険する。物語の背景は，原罪兵器"アップル"を中心に繰り広げられる各種族間の闘争と対立で，プレイヤーは3種族のいずれかに属して戦うことになる。




　大陸の移動手段となる艦船は，一人に1隻与えられるようなものではなく，最大16名が力を合わせて一つの船を運用するといった規模のものになるのが特徴だ。各ポジションは個々の職位と能力によって分類されており，船長が命令を下し，操舵主が舵を取り，航海士が観測をして，砲主が砲撃を行うといったシステムになる。
　また，本作にはいかにも海洋モノらしい"貿易システム"が搭載されており，戦闘以外でもお金を稼ぐ手段が用意されている。
　プレイヤーは悪名高き海賊を目指すことも，さまざまな土地で歓迎される貿易商人となることも，所属国家の提督となることも可能で，これをファクションシステムがサポートする。ほかにも世界初の"マルチ座標システム"を搭載しているというが，このへんの新要素が具体的にどういったものなのかは，続報をお楽しみに。

　韓国ではすでにオープンβテストが実施されている「Corda Online」だが，日本では具体的なスケジュールは未定とのこと。コーエーの「大航海時代 Online」が2月からプレオープンスタートとなるなど，MMORPGも大航海の時代に突入しようとしているようだ。（Kawamura）

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