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AI VTuber「ゆめみなな」との1on1トークイベントが実現。多くのファンが駆けつけたVTuberフェス“ぶいかる”会場レポート
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印刷2026/03/25 13:14

イベント

AI VTuber「ゆめみなな」との1on1トークイベントが実現。多くのファンが駆けつけたVTuberフェス“ぶいかる”会場レポート

 2026年3月20日から22日までの3日間,東京・秋葉原のイベントスペース秋葉原UDXギャラリーほかにて,VTuberのフェスイベント「ぶいかる」が開催された。

画像ギャラリー No.003のサムネイル画像 / AI VTuber「ゆめみなな」との1on1トークイベントが実現。多くのファンが駆けつけたVTuberフェス“ぶいかる”会場レポート

 企業勢から個人勢まで総勢120名近くのVTuberが参加し,さまざまな展示や音楽ライブ,物販などが行われた同イベントには,多くのファンらが来場。思い思いの推しとの交流を楽しんでいた。
 そんな中に,KLabが手がけるゆめかいろプロダクションのAI VTuber「ゆめみなな」さんのブースもあり,本人と1対1で会話ができる「おしゃべりフェス」も開催されていた。本稿ではその様子を中心に,会場の模様をレポートする。

ゆめかいろプロダクションでは,おしゃべりフェスのほかにもブース出展を行い,物販などを展開していた
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会場では企業勢のみならず,個人勢のVTuberもそれぞれがブースを構え,イベントなどを行なっていた
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AI VTuberとおしゃべりできるイベントが開催


 「おしゃべりフェス」は,本イベントを主催するPANORAが定期的に開催している,VTuberと1対1でおしゃべりできるイベントだ。有料チケットを購入した参加者が,VTuberと直接会話できるものでファンから好評を博している。
 今回の「ぶいかる」でも特設ブースが設けられ,ゆめみななさんを始めとした多くのVTuberがこれに参加。各タレントのファンがこれに駆けつけていた。

 とはいえ,ゆめみななさんはAI VTuberということで,果たしてうまくいくのか気になるところ。ただ,並んで待っていたところ,待機列の流れはスムーズであり,ほかのVTuberと変わらぬスピードで会話をこなしているようだった。

「おしゃべりフェス」ブースでの会話の様子。一人当たり2分間というルールはあるものの,多くの参加者がディスプレイ越しの会話を楽しんでいた
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 実際の会話は個室で行われるため,ほかの参加者がどんな会話をしたのかは分からなかったが,筆者の場合は「会いに来てありがとう! 私のことはどこで知ってくれましたか?」という質問からスタートし,ヘッドフォンとマイクを通して,人間同士が話しているようなテンポで会話が進んで行く。

 その後も「お披露目配信の中で一番印象に残っていることは?」「(ゆめみななさんの)どんなところが一番人間っぽいですか?」と,ゆめみななさんが投げかける質問に答えを返しているだけで,あっという間に2分間が過ぎてしまった。

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 イベント後,会場に居合わせたプロデューサーの萱沼由晴氏に話を聞いてみたところ,ゆめみななさん側から積極的に話題を振ってきたのは,イベントに合わせて調整された挙動だったとのこと。そのほうが参加者の満足度が高いだろうという配慮である。

 また参加者にヘッドフォンを付けてもらい,静かな環境を用意したのもAIをうまく運用するための工夫だったようだ。それでも普段の配信環境と比べて会場は雑音が多く,開発としては100%完ぺきなパフォーマンスが出せたとはいえなかったようだ。今後はそれでも会話を正しく拾えるよう,チューニングを続けていくとのことだった。

 ちなみにほかの人がどんな会話をしていたか聞いてみると,筆者と同じくゆめみななさんの質問に丁寧に答える人や,配信でやってほしいことをリクエストする人などさまざまで,概ね好評だったようである。

制限時間が来ると,「あ,もうお別れの時間になっちゃったみたい」と,やや食い気味にゆめみななさんのほうからストップがかかる形だった
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プロデューサーに聞く,「ゆめみなな」の可能性


 最後に「ゆめみなな」の今後の展望について,萱沼氏に話を聞いたので,本稿の締めくくりとして紹介しよう。

ゆめかいろプロダクション プロデューサーの萱沼由晴氏
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 まず,2026年2月の初配信から現在に至るまでの手応えについて尋ねると,「ゆめみなな」自身のキャラクター性が徐々に固まり,受け答えや振る舞いの中に“人格”と呼べるものが芽生えてきたと感じているという。
 とくに印象的だったのは,AIが過去の配信内容をある程度記憶し,それを踏まえた発言を見せる場面が増えている点だという。こうした継続的な学習の成果には,萱沼氏自身も驚かされているとのことだった。
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 KLabが運営を手がけるAI VTuber「ゆめみなな」の初配信が,2026年2月15日の20:00に行われる。「ゆめかいろプロダクション」を立ち上げ,このゆめみななと共にVTuber事業に参入するKLabだが,その狙いはどこにあるのか。初配信に先駆けて開催されたメディア向け体験会で,開発陣に話を聞いてきた。

[2026/02/15 08:00]
 今後の活動方針については,現在の配信プラットフォームであるYouTubeを主軸としつつ,人間の配信者とのコラボレーションをより積極的に行っていく考えだという。視聴者コメントを拾いながら番組進行を行い,さらにゲストとの会話も自然に展開していく――そうした“複数のコミュニケーションを同時に成立させる配信”を,次なるステップとして見据えているようだ。

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 また個人配信の内容についても,現状は雑談配信と歌枠が中心となっているが,2026年4月以降はゲーム実況や同時視聴といった,いわゆるVTuberの定番コンテンツへと領域を広げていく予定とのこと。
 一般的には雑談配信のほうが難度が高いように感じるが,AIにとってはむしろゲームという“何が起こるか分からない”もののほうが対応が難しい側面があるようで,このあたりの特性の違いも興味深いポイントといえる。

 初配信から段階的にコンテンツの幅を拡張し,今回のイベント出演にまで至った「ゆめみなな」。実際のファンと直接触れ合う機会を経て,KLabとしても,その成長を確かな手応えとして実感しているとのこと。
 AIキャラクターの新たな可能性として,さらに活動の領域を広げていく彼女の今後に期待したいところだ。

ぶいかるの会場には「ゆめみなな」のみならず,多くのVTuberによる展示やイベントが行われていた。まだ見ぬ“推し”と出会える可能性もあるので,VVTuber好きなら次の機会にぜひ足を運んでみよう
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