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理不尽な死にゲー「人生オワタの大冒険」など,過去のFlashゲームが開発者キング氏のサイトで再びプレイ可能に
「人生オワタの大冒険」は2000年代に公開されたブラウザゲームで,タイトルどおり,大規模掲示板である2ちゃんねる(現在は5ちゃんねる)で生まれたアスキーアート「人生オワタ」を主人公とした2Dのアクションゲームだ。見た目はシンプルだが,理不尽な即死トラップがいくつも仕込まれており,元祖「死にゲー」として広くプレイされた。「Undertale」の作者であるトビー・フォックス氏が高校時代から同作のファンだとX(旧Twitter)で語っているほか,「I Wanna Be the Guy」にも大きな影響を与えている。Ruffleを使ってFlashをブラウザ上で動かせると聞いたので、過去のFlashゲームを再び遊べるようにしました。オワタの大冒険はどちらも今再び出しても良いものなのかと悩んだのですが、どのみち一度世に出してしまった物なので、このまま置いておく事にしました。https://t.co/D14fFNAQ9H pic.twitter.com/Eig7lRoHSU
— キング (@king_75) November 19, 2023
とはいえ,発表段階で,すでにアドビはFlash Playerのサポートを2020年12月31日に終了すると告知しており,普通にプレイできたのはわずか4か月ほど。おそらく,最後のFlashゲームだと思われるが,その後のことについてキング氏は「考え中」としていた。
今回の復活は,オープンソースのFlashエミュレータ「Ruffle」を使用することで可能になったものだ。キング氏はXのポストで,オワタの大冒険を再び世に出すことには悩んだと述べているが,再びプレイできることを喜ぶ人も多いはずだ。
「王の巣窟」公式サイト
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