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「バトルフィールド」シリーズのベテラン開発者たちが新たなスタジオTime To Kill Gamesを設立。「Unreal Engine」を使ったオンラインシューターを開発中
Time To Kill Gamesを率いるのは,2022年11月までEA DICE(EA Digital Illusions CE)のクリエイティブディレクターとして「バトルフィールド」シリーズを運営していたラース・グスタフソン(Lars Gustavsson)氏だ。グスタフソン氏は,EA DICEがEAに買収される以前のDICE時代から23年にわたって同社に在籍していたゲーム業界のベテランで,「バトルフィールド1942」のプロデューサーを務めたほか,「Battlefield 2142」「Battlefield: Bad Company」「Battlefield 4」「Battlefield 1」など,多くのシリーズ作品にディレクターとして携わってきた。After a long silence I’m thrilled to reveal that my friends Vidar Nygren, @Khoplin , Peter Hoyles, and I have started an a new independent studio @WeAreTTKGames in Stockholm. We're working on a new online shooter and can’t wait to tell you more about it. See you on...line! ?
— Lars Gustavsson (@IlCarpentero) May 23, 2023
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シニアデザイナーディレクターは,UbisoftとVivendiで働いたのち,「バトルフィールド」のリードワールドデザイナーとデザインディレクターを務めていたダニエル・ベルリン(Daniel Berlin)氏,CTO(最高技術責任者)とテクニカル ディレクターは,1996年からDICEに勤務し,「Frostbite」エンジンの開発を指揮したバイダー・ニグレン(Vidar Nygren)氏,そしてアートディレクターをDICEのロサンゼルススタジオにいたピーター・ホイルズ(Peter Hoyles)氏が担当しており,「バトルフィールド」を作ってきたベテラン開発者たちが集結したという雰囲気だ。スタジオは現在7人で構成されているが,創設者たちはこれを80人から120人に拡大する予定だという。
記事によれば,創設者たちはTime To Kill Gamesを,「古いDICEの集まり」以上のものだとしており,若くて新鮮な頭脳が大胆なアイデアを持ち込み,ベテランたちの経験がそれを助けることができると考えているという。グスタフソン氏は,ゲーム業界にはまだできることがたくさんあると述べている。
彼らの作る予定のゲームについては明らかになっていないが,「Unreal Engine」を使用した新たなオンラインシューターに取り組んでいるとのこと。続報を楽しみにしよう。
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