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任天堂,2023年3月期 第2四半期の決算短信を公開。ソフトウェアが好調で増収増益。スプラトゥーン3やNintendo Switch Sportsなどが牽引
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決算短信によると,2023年3月期 第2四半期連結累計期間(2022年4月1日〜9月30日)は,売上高が6569億円(前年同期比5.2%増),営業利益が2203億円(同0.2%増),一方で経常利益は3224億円(同36.5%増),親会社株主に帰属する四半期純利益は2304億円(同34.1%増)となっている。
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各セグメントごとの業績だが,ソフトウェアは「スプラトゥーン3」が790万本の販売となり好調な滑り出しとなったほか,「Nintendo Switch Sports」が615万本,「マリオストライカーズ バトルリーグ」が217万本,「ゼノブレイド3」が172万本と,当期に発売した新作タイトルがそれぞれ順調に販売を伸ばした。
また,「マリオカート8 デラックス」が307万本(累計販売本数4841万本),「星のカービィ ディスカバリー」が261万本(累計販売本数527万本)を記録するなど,前期以前に発売したタイトルも安定して売り上げを伸ばしており,当期のミリオンセラータイトルはサードパーティのタイトルも含めて15タイトルとなった。ソフトウェアの販売本数は前年同期比1.6%増の9541万本となっている。
一方,ハードウェアの販売台数は半導体部品等の供給不足の影響もあり,前年同期比19.2%減の668万台に。Nintendo Switchのパッケージ併売ダウンロードソフトが好調に推移したほか,Nintendo Switch Onlineによる売上も増加。自社タイトルだけではなくサードパーティのタイトルの追加コンテンツやダウンロード専用ソフトが販売を伸ばしたことなどにより,デジタル売上高は1878億円(前年同期比30.2%増),ゲーム専用機ビジネスの売上高は前年同期比5.7%増の6314億円となった。
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モバイル・IP関連収入については,ロイヤリティ収入は安定的に推移したが,スマートデバイス向け課金収入が減少したことで,売上高は235億円(前年同期比7.5%減)となっている。
任天堂公式サイト
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