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「第15回FOST賞」授賞式開催。受賞研究は「ゲーミングを基盤とするエネルギー政策評価法の提案」
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印刷2022/03/08 14:49

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「第15回FOST賞」授賞式開催。受賞研究は「ゲーミングを基盤とするエネルギー政策評価法の提案」

 コーエーテクモホールディングス代表取締役社長の襟川陽一氏が理事長を務める科学技術融合振興財団(foundation for the Fusion Of Science and Technology。以下,FOST)は2022年3月3日,「第15回 FOST賞」の授賞式を開催した。

 FOSTは,科学技術の融合等に関する調査研究・学会・研究会等・国際交流に対する助成および優秀研究者・功労者の表彰,調査事業などを行っており,平成19年度から最も優れたシミュレーション・ゲーミングの研究者に対して FOST賞を授与している。


 「第15回FOST賞」を受賞したのは,筑波大学システム情報系構造エネルギー工学域助教の鈴木研悟氏だ。鈴木氏の研究課題は,「ゲーミングを基盤とするエネルギー政策評価法の提案」で,受賞理由は「競争的な市場における化石燃料から再生可能資源へのエネルギー転換をテーマとし,ゲーミング実験とエージェントベースシミュレーションを統合的に用いる新しい政策評価法を提案されました。また,実験者と参加者の物理的接触を必要としない完全遠隔型のゲーミング実験環境を構築されました」としている。

 また,鈴木氏は,「エネルギー源を転換する非常に重要で必要な政策テーマに正面から取り組んでいるだけでなく,はじめから政策の立案・評価の分析技法にシミュレーションだけでなくゲーミングの手法を組み込んでおり,終局的には社会問題の効果的でより多くの人々の納得の行く解決へと貢献するものと言えます」との理由で,「第11回FOST社会貢献賞」も受賞している。

(左上から時計回りに) FOST理事長・株式会社コーエーテクモホールディングス 代表取締役社長 襟川陽一、FOST新人賞の北海道大学大学院文学院 横山実紀氏、FOST賞審査委員長で東海大学名誉教授の白鳥令氏、FOST賞とFOST社会貢献賞をダブル受賞した筑波大学システム情報系構造エネルギー工学域助教 鈴木研悟氏。
画像ギャラリー No.001のサムネイル画像 / 「第15回FOST賞」授賞式開催。受賞研究は「ゲーミングを基盤とするエネルギー政策評価法の提案」

 新人の研究者を対象にした「第9回 FOST 新人賞」は,北海道大学大学院文学院の横山実紀氏が受賞した。横山氏の研究課題は,「社会的意思決定プロセスにおける無知のヴェールの有効性と限界:忌避 施設立地問題を題材としたゲーミング研究」で,受賞理由は「社会全体での合意が必要な公共的意思決定の問題において,無知のヴェールの有効性と限界を見極めることを目的とし,『高レベル放射性廃棄物処分地選定合意形成ゲーム』および改変を加えたゲームも開発・実施し 有効性を確認されました」としている。

第15回 FOST賞 授賞式開催
(公益財団法人 科学技術融合振興財団)

このたび、株式会社コーエーテクモホールディングス代表取締役社長 襟川陽一が理事長を務める公益財団法人 科学技術融合振興財団(略称:FOST)は2022年3月3日(木)に「第15回FOST賞」授賞式を開催しました。「第15回FOST賞」と「第11回FOST社会貢献賞」は、筑波大学システム情報系構造エネルギー工学域助教 鈴木研悟氏がダブル受賞いたしました。「第9回FOST新人賞」は、北海道大学大学院文学院 横山実紀氏が受賞いたしました。

第15回 FOST 賞

受賞者 鈴木 研悟(すずき けんご)
筑波大学システム情報系構造エネルギー工学域助教
研究課題 ゲーミングを基盤とするエネルギー政策評価法の提案
授賞理由
競争的な市場における化石燃料から再生可能資源へのエネルギー転換をテーマとし、ゲーミング実験とエージェントベースシミュレーションを統合的に用いる新しい政策評価法を提案されました。また、実験者と参加者の物理的接触を必要としない完全遠隔型のゲーミング実験環境を構築されました。

第9回 FOST 新人賞

受賞者 横山 実紀(よこやま みき)
北海道大学大学院文学院
研究課題
社会的意思決定プロセスにおける無知のヴェールの有効性と限界:忌避
施設立地問題を題材としたゲーミング研究
授賞理由
社会全体での合意が必要な公共的意思決定の問題において、無知のヴェールの有効性と限界を見極めることを目的とし、「高レベル放射性廃棄物処分地選定合意形成ゲーム」および改変を加えたゲームも開発・実施し有効性を確認されました。

第11回 FOST 社会貢献賞

受賞者 鈴木 研悟(すずき けんご)
筑波大学システム情報系構造エネルギー工学域助教
授賞理由
エネルギー源を転換する非常に重要で必要な政策テーマに正面から取り組んでいるだけでなく、はじめから政策の立案・評価の分析技法にシミュレーションだけでなくゲーミングの手法を組み込んでおり、終局的には社会問題の効果的でより多くの人々の納得の行く解決へと貢献するものと言えます。

〇FOST賞について

 FOSTでは、従来より実施している研究助成と補助金の交付に加えて、最も優れたシミュレーション・ゲーミングの研究者に対してFOST賞を授与する事業を平成19年度に開始しました。平成20年度からは若手研究者向けに賞を新設、平成25年度からFOST新人賞としました。この結果、 FOST賞は研究助成事業の報告者を対象とし、FOST新人賞は補助金事業の報告者を対象として贈呈されることになりました 。

 また、平成23年度よりゲームの研究・開発・応用に関しまして、学術の世界のみならず実業の世界も対象として、社会貢献という観点から顕著な業績を上げた人、または団体を表彰する賞としてFOST社会貢献賞を新設いたしました。

〇公益財団法人 科学技術融合振興財団 (略称 FOST)について

 FOST(foundation for the Fusion Of Science and Technology)は 科学技術の融合等に関する調査研究・学会・研究会等・国際交流に対する助成および優秀研究者・功労者の表彰、調査事業などを行っています。2012年4月1日に公益財団法人に移行しました。

2021 年度 FOST 賞・FOST 社会貢献賞受賞
「ゲーミングを基盤とするエネルギー政策評価法の提案」


研究成果概要

私達が暮らす社会は企業や消費者のような多数の主体によって構成されています.これらの主体間の利害対立や価値観の相反により,再生可能電源のような新しいエネルギー技術の普及が妨げられることがあります.しかし,これらの主体間の相互作用に着目するエネルギー政策評価の方法は,いまだ模索の段階にあります.

 本研究は,ゲーミング実験とエージェントベースシミュレーション(以下 ABS)を応用する新たなエネルギー政策評価法を提案します.ゲーミング実験は,実社会の課題を表現するゲームをデザインし,人間によるゲームプレイを記録・分析する手法であり,ABS は,人間の代わりに,「エージェント」と呼ばれる計算機プログラムにゲームをプレイさせる手法です.ゲーミング実験が実社会における人間の認知や行動をリアルに再現できるのに対し,ABS は多様な条件のシミュレーションを低費用で行うことができます.

 本研究は,文献レビュー,遠隔実験環境の構築,およびゲーミング実験と ABS によるエネルギー技術選択のシミュレーションを行い,図1に示す成果を得ました.これらの成果はゲーミングによる政策評価の有用性を示すものであり,エネルギー分野以外への応用も期待できます.

図1 研究項目と主な成果
画像ギャラリー No.002のサムネイル画像 / 「第15回FOST賞」授賞式開催。受賞研究は「ゲーミングを基盤とするエネルギー政策評価法の提案」

【謝辞】

学術的基盤の整備に多大なお力添えをいただいた埼玉県環境科学国際センター・本城慶多博士,共同研究者として各テーマに精力的に取り組んでくれた研究室の卒業・修了生,荻原嵐君,中井啓太君,高野燎君,石綿崚平君,研究全般についてご指導・ご助言をくださった日本シミュレーション&ゲーミング学会の皆様,ならびに新学術領域の開拓を支援・応援してくださった筑波大学システム情報系の皆様に,この場を借りて感謝申し上げます.

最後に,科学技術融合振興財団からの積年のご支援に対し,改めて深くお礼申し上げます.

【公表済みの研究成果】

[1] K. Suzuki: The Unique Value of Gaming Simulation as a Research Method for Sustainability-Related Issues,
T. Kaneda., R. Hamada, T. Kumazawa (Eds) Simulation and Gaming for Social Design. Translational
Systems Sciences vol. 25, 125-147, Springer, Jan 2022. https://doi.org/10.1007/978-981-16-2011-9_7
[2] Ogihara, K. Suzuki, and K. Nakai: Impact of Competition in Energy Market on Promotion of Renewables:
an Agent-Based Model Approach, M.Wardaszko, et al. (Eds.) Simulation Gaming Through Times and
Disciplines, 194-209, Springer, March 2021. https://doi.org/10.1007/978-3-030-72132-9_18
[3] 鈴木研悟, 荻原嵐, 中井啓太: エネルギー転換政策の検討に資するゲーミング実験の設計と実践, シミュ
レーション&ゲーミング, 30 巻 1 号, 23-36 頁, 2020 年 6 月. https://doi.org/10.32165/jasag.30.1_23
[4] 鈴木研悟,本城慶多: エネルギーシステム研究におけるゲーミングの役割, シミュレーション&ゲーミン
グ, 29 巻 2 号, 55-65 頁, 2020 年 1 月. https://doi.org/10.32165/jasag.29.2_55

【問合せ先】

鈴木研悟 博士(工学)
筑波大学 システム情報系 構造エネルギー工学域 助教
リスク・レジリエンス工学学位プログラム,工学システム学類 担当
Address 〒305-8573 茨城県 つくば市 天王台 1-1-1 筑波大学 総合研究棟 B 708 号室
Tel 029-853-6194
E-mail kengo@risk.tsukuba.ac.jp
URL https://www.risk.tsukuba.ac.jp/~kengo/

研究題目
社会的意思決定プロセスにおける無知のヴェールの有効性と限界:忌避施設立地問題を題材としたゲーミング研究


北海道大学大学院文学院人間科学専攻行動科学講座
横山 実紀


 社会全体で一つの決定をする場面では、多様な価値基準を考えた合意形成が必要となる。多様な価値基準とは、例えば、コストやリスクを減らすという経済合理性だけでなく、格差を減らすことや、平等であるべきという考え、貢献度や必要性に応じて公正に決定すべきだといったものが挙げられる。このような価値基準を考慮して社会全体で意思決定することの重要性は頭では理解できても、いざ自分が当事者となると、人々は利害に拘束され、優先すべき価値基準について話し合うことが困難になる。特に、社会全体の公益のためには必要だが、自分の家の近くには建設してほしくない忌避施設の立地問題(Not In My Back Yard:NIMBY 問題)ではそれが顕著にある。

 例えば、NIMBY 問題として、高レベル放射性廃棄物の地層処分地選定問題がある。この問題では、今まで恩恵を受けてきた地域が負担すべきという受益者負担原則や、今までリスクを引き受けてきた地域にリスクを負担させない過去の履歴性といった、多様な価値基準を考慮する必要がある。それらの価値基準を満遍なく考慮して意思決定すべきだと頭では理解できたつもりでも、自分の住む場所が建設候補地になるかもしれないとなると、それができにくくなる。例えば電力消費の激しい都市部であれば、受益者負担原則や過去の履歴性を軽視しがちになる。このように、自分の利害が明らかな場合には、社会全体の観点から多様な価値基準について考慮することが難しい。

 そこで本研究は、ロールズ(Rawls, 1999)の無知のヴェールに着想を得て、自分の利害が不明で、かつ誰もが当事者となり得る状態をつくれば、多元的な価値を基に公正に話し合えるのではないかと考えた。ロールズは、「自分がどのような社会的立場におかれるか、どのような利害関係があるのかが不明な状態におかれたら、一番不利な立場で考えるだろう。そして、社会全体の様々な価値をよく考えるだろう」と考えた。これを NIMBY 問題にあてはめるならば、「自分がどの地域の住民になるかわからない、あるいは、自分の住む地域の特徴がわからないという状況におかれたら、建設候補地となる地域のことを慮り、多様な価値基準を満遍なく考えるだろう」と期待される。

 しかし、無知のヴェールが合意形成場面において常に有効とは限らない。現実には、利害を一切無視して決めても、その決定は受け入れられない。利害関係が明らかな状況で、何を考慮して決めるべきかについて議論することも合意形成には必要である。そのため、利害を知っている当事者が議論する会議と、利害を知らない無知のヴェール下で議論する会議の両方が、段階的になされる必要がある。

 以上を踏まえ、本研究では二つの無知のヴェールの要素を組み込んだ。一つは、誰もが当事者となり得る状態、すなわちどの地域も忌避施設の立地地域となり得るという状況から議論をスタートさせる。もう一つは、利害関係が不明な状況に置かれる役割を設計する。このような無知のヴェール状況下で、人々は、処分地となる地域の人々へ配慮し、多様な価値基準について満遍なく公正に議論ができるのだろうか。本研究では、社会全体での合意が必要な公共的意思決定の問題における無知のヴェールの有効性と限界を見極めることを目的とし、「高レベル放射性廃棄物処分地選定合意形成ゲーム」(ver.1)を開発し、さらに改変を加えたゲーム(ver.2)も実施した。

 ver.1 では、全ての地域が処分地となり得るという場面設定で、プレーヤーは首長、あるいは住民代表として議論する。首長はどの地域に属するかを知っている状態で、地域利害を代弁する立場として、自地域の社会的特性(経済中心地、原発立地地域など)を基に価値基準(経済合理性や平等原理、受益者負担原則など)を順位付けする。住民代表は自分がどの地域かは知らない状態(無知のヴェール下)で、首長の議論を参考にどの地域に地層処分するかを決定する。その結果、首長会議では、価値基準の順位付けを求められていても特定の地域に押し付け合う発言が見られた。住民代表会議では、特定の地域に押し付ける発言は見られず、首長会議で議論された利害対立や価値基準の論点を参考に議論していた。

 ver.2 では、最初にプレーヤー全員が、利害関係が明らかな状況で話し合い、次に全員が利害不明な状況で話し合うという二段階の議論場面を設定した。一段階目の議論では、自地域の社会的特性など利害関係が明らかな状況で、価値基準を基にどこかの地域に処分地を決定するための議論を行う。二段階目の議論では、全員が住民代表として科学的特性(地下水の流れや地質構造など)を重視すべき順番に順位付けする。住民代表はどの地域に属するかは知っているが、地下深くの状態は誰にもわからないため、利害関係は不明な状況にある。その結果、一段階目の議論では特定の地域に押し付ける様子が見られ、処分地が決まらないゲームもあった。一方、二段階目の議論では、科学的特性について満遍なく触れ、どのようなリスクを考慮すべきかを話し合っていた。

 これらのゲーミングの試行と結果から、単に誰もが当事者となる中で利害を知らない市民だけが議論して決めればよいのではなく、論点や利害関係を吟味するという段階も重要であり、その段階を経た上で、無知のヴェール下の市民が評価することの有効性を示した。

 本研究は、無知のヴェールという規範概念を整理し、ゲーミングという媒体に具体的な形として落とし込んで現実への適用可能性を検討した。規範概念も用いて現実の問題解決を目指すゲーミングの一形態としての意義も示せただろう。

公益財団法人科学技術融合振興財団(略称"FOST")ならびに FOST 賞について
■ 公益財団法人科学技術融合振興財団につきまして


 当財団は、1994 年 4 月に内閣総理大臣より設立の許可をいただき、シミュレーション&ゲーミングの研究など科学技術の融合を促進させる研究課題を事業の中心に活動してまいりました。

 先進性かつ創造性あふれるシミュレーション&ゲーミングなどの調査研究を助成させていただくとともに、その普及啓発と国際交流にも努め、社会の発展に貢献してまいりたいと存じます。

設立趣旨

 科学技術には、より豊かな人間社会と人間文化の実現に、より一層深い関わりをもち、その役割を果たしていくことが強く求められております。このような認識のもとに当財団は設立され、特にシミュレーション&ゲーミングの研究など、科学技術の融合を促すような課題の研究を標榜し、我が国では極めてユニークな存在として事業活動を展開しております。

 今後も、より広範な分野にわたる内外の学識経験者や専門家を結ぶネットワークを形成し、シミュレーション&ゲーミングの研究をはじめとする科学技術の調査研究への助成及び国際交流への助成などの事業を推し進め、より豊かな人間社会と人間文化の現実に貢献してまいりたいと考えております。

シミュレーション&ゲーミングの研究活動

 当財団は、次のようなシミュレーション&ゲーミングの研究を活動の中心にしております。

 シミュレーションとは「模擬(まねる)」という言葉を語源に持ちます。現実の本質的な部分を取り出しモデル化し、そのモデルを操作することにより現実の構造と挙動を解明して、将来に備えようとするものです。人間は日々その長短によらず将来に備えているわけですから、シミュレーションは人間の歴史とともに人間行動と本質的に関わってきたといえます。一方、今日の複雑な状況においては、シミュレーションのより高度な研究・応用・実践が求められています。そして、今日の複雑な社会現象を考慮すると、モデルのなかに現実の人間もしくは人工的なアクターやエージェントを取り込まざるを得ません。これがゲーミングです。

 これまでの科学技術観では観察者が常にモデルの外にあったわけですが、シミュレーション&ゲーミングの立場では、モデルに取り込まれた現実の人間は、研究の対象であると同時に観察者という二重の役割を果たすことになります。これまでのシミュレーション研究はどちらかというとハード的な科学技術に偏っていましたが、現在は、社会学や心理学までも含めたより学際的でソフトな研究も含め、科学技術の新たな融合・統合の可能性に向けて突き進んでいる状況です。

■ FOST賞につきまして

 FOST では、従来実施している研究助成と補助金の交付に加えて、最も優れたシミュレーション・ゲーミングの研究者に対して FOST 賞を授与する事業を平成 19 年度に開始しました。また、平成 20 年度からは若手研究者向けに賞を新設、平成 25 年度から FOST 新人賞としました。

 この結果、FOST 賞は研究助成事業の報告者を対象とし、FOST 新人賞は補助金事業の報告者を対象として贈呈されることになりました。

 また、平成 23 年度よりゲームの研究・開発・応用に関しまして、学術の世界のみならず実業の世界も対象として、社会貢献という観点から顕著な業績を上げた人または団体を表彰する賞として、FOST 社会貢献賞を新設いたしました。

 受賞者の選考にあたりましては、研究助成事業及び補助金事業のそれぞれについて審査委員会の厳正な審査を経て、直近の研究成果報告者の中から最も優れた報告者を選考いたしております。

 社会貢献賞の受賞者の選考につきましては、広く一般に公開してお願いした推薦状に基づいて審査委員会の審査を経て選考いたしました。

 受賞者には研究成果が評価された旨の表彰状及び賞金と記念品が贈呈されます。当財団としては、科学と技術の融合に関する研究者が、受賞を契機により一層活躍されることを期待しております。

FOST 賞、各賞のご説明

(1) FOST 賞:研究助成金に基づいて研究成果を発表した研究者を対象とする。
(2) FOST 新人賞:研究補助金に基づいて研究成果を発表した若手研究員が対象。
(3) FOST 社会貢献賞:ゲームの研究・開発・応用に関連して社会貢献という観点から顕著な業績をあげた人又は団体を対象とする。


FOST AWARD公式サイト

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