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「ドット絵の神様」,小野 浩氏の再起をかけたドキュメンタリー映画制作のためのクラウドファンディングキャンペーンがスタート
※小野氏の闘病中(リハビリ中)の動画のため,ショッキングな映像が含まれます。
Motion Gallery:キャンペーンページ
2018年7月28日に掲載した連載記事でお伝えしたように,小野氏はナムコ(現バンダイナムコエンターテインメント)時代に「ギャラクシアン」や「ゼビウス」「ギャラガ」など,数多くのタイトルでドット絵やロゴデザイン,筐体のグラフィックデザインなどを担当した人物でファンの間では「ドット絵の神様」「ドット絵の魔術師」としてよく知られている。
フリーになってからは,ドットアート&プロダクトデザインブランド「Mr.ドットマン」を展開し,ゲーム開発に携わるかたわら,ドット絵のワークショップなどを精力的にこなしてきた。
そんな小野氏は現在,闘病中であり,クラウドファンディングで集められた資金は,小野氏の功績と再起を追うドキュメンタリー映画「入魂 NEW/CONTINUE」の制作資金と共に,社会復帰に向けての支援金に充てられるとのことだ。
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ビデオゲームの語り部たち 第7部:Mr.ドットマンこと小野 浩氏が,制約の中で追求した自由
メディアコンテンツ研究家の黒川文雄氏が,ビデオゲームの歴史で記録・記憶しておくべき人々や場所などを振り返る連載「ビデオゲームの語り部たち」。第7部で登場いただくのは,ナムコのアーケードゲーム黄金期を支えた,Mr.ドットマンこと小野 浩氏です。
- キーワード:
- OTHERS
- 連載
- ライター:黒川文雄
- ビデオゲームの語り部たち
レトロゲームファンの皆さまへご支援のお願い!
2021年10月11日(月)0時よりクラウドファンディングスタート!
病と戦う伝説のドット絵師「Mr.ドットマン」小野浩の再起を
ドキュメンタリー映画に!
〜映画『入魂 NEW/CONTINUE』〜
■ドット絵アート&プロダクトブランド「Mr.ドットマン」を展開する山本周史(やまもと ちかふみ/LAND&SEA株式会社代表取締役)は、80年代ビデオゲーム黄金期を駆け抜けた伝説のドット絵師「Mr.ドットマン」こと小野浩(おのひろし)に、「生涯現役でドット絵を描き続けて貰いたい!」「子供の頃の恩返しがしたい!」という有志「チームドットマン」とともに、彼の再起をかけた半生のドキュメンタリー映画を制作するためのクラウドファンディングを実施いたします。
■クラウドファンディングで集められた支援金は、現在闘病中の小野浩氏の社会復帰に向けての支援金と、彼の功績と再起を追うドキュメンタリー映画の制作資金に充てられます。
■支援者さまへの返礼品は映画鑑賞券や、チームドットマン開発よるミニゲーム「ぎゃぶき‘22」、ドットマンオリジナルドット塗り絵トートバッグなど多彩なリターンをご用意しています。
■クラウドファンディングは、Motion Galleryより2021年10月11日00:00にスタートします。
プロジェクトページのURLはhttps://motion-gallery.net/projects/mr-dotman_movieになります。
クラウドファンディング用予告編はこちら https://youtu.be/hqt_4c-X_uc
※小野浩の闘病中(リハビリ中)の動画のため、ショッキングな映像が含まれます。
■小野浩について
通称「Mr.ドットマン」。
1979年㈱ナムコに入社。2006年㈱バンダイナムコゲームスに転籍。2013年に独立をするまで、ドット絵の作成をはじめ、ロゴデザインやゲーム筐体のグラフィックデザインなど、デザイナーとして活躍し、80タイトル以上のものゲーム開発に携わる。
在籍時には、『ゼビウス』『ギャラガ』『ニューラリーX』『マッピー』『ディグダグ』など、数々の名作ゲームのドット絵を手がけており、往年のゲームファンからは、「ドット絵の神様」「ドット絵の魔術師」と呼ばれる。
2016年にドットアート&プロダクトブランド「Mr.ドットマン」を展開。ゲーム関連のデザイン業務に加え、ゲーム以外のコンテンツ(映画、アニメ、特撮番組など)とのコラボ商品の開発や、製造業、アーティストとのコラボ作品づくり、ドット絵のワークショップなど、精力的に行っている。
■ドキュメンタリー映画「入魂 NEW/CONTINUE」について
インベーダーゲームが登場し世界を席巻したのが1978年6月。
小野浩がゲーム会社であるナムコに入社したのが1979年。
世界中で大ヒットしたパックマンの登場が1980年。まさにビデオゲームの黎明期。
海のものとも山のものともわからないゲーム業界に飛び込んだ青年。それが小野浩である。
時を隔てて、2021年現在、小野は今、病と闘っている。しかし、今もなおドットを打つことはやめない。
「一点入魂!」そう言って小野は笑う。
今なお小野浩を突き動かすドット絵の魅力とは何か?
小野のドット絵の原点とは?
一点入魂という言葉に秘められた意味とは?
小野にゆかりの深い人物たちの貴重なインタビューとともに
小野の再起を追いかけるドキュメンタリー映画です。
【制作スケジュール(予定)】
2021年10月〜12月 クラウドファンディング/並行して取材準備
2022年1月〜3月 撮影
2022年4月〜6月 編集(+追加取材)
2022年7月 関係者試写会
2022年8月〜9月 劇場公開(東京・大阪を予定)
■ドキュメンタリー映画「入魂 NEW/CONTINUE」の制作スタッフについて
今回のプロジェクトは、小野浩の再起のために、古巣であるゲーム業界だけでなく、音楽業界、映像業界など業界の枠を超えて支援の輪が広がり、素晴らしいスタッフが集結いたしました。この輪はどんどん広がっております。チームドットマンのメンバーをご紹介いたします。
○チームドットマン/運営サポートチーム(五十音順)
あきばこさん(あきばこチャンネル 工作系youtuber)
STUDIO 80-80(STUDIO 80-80)
博多丈佳(株式会社 Win-Work)
★ヒジヤン★(全日本テーブル筐体愛好会会長)
○チームドットマン/映像制作チーム(五十音順)
梶田陽一(CGデザイナー)
栗原千温(制作)
佐々木英州(CGパート演出・返礼品ゲーム開発)
佐宗綾子(劇伴・返礼品ゲームミュージック・SE)
三本木久城(撮影)
※大林宣彦監督作品「野のなななのか」「花筐-HANAGATAMI-」「海辺の映画館-キネマの宝箱」ほか
はやしまこと(撮影)
※小原浩靖監督作品「日本人の忘れもの フィリピンと中国の残留邦人」ほか
堀内僚太郎(写真家)
山本周史(演出・編集)
■プロジェクト発起人 山本周史(やまもとちかふみ)
1969年生まれ 広島県出身 大阪芸術大学映像学科卒 映像制作会社映像ディレクター、広告代理店クリエーティブディレクター、広告プロデューサーの経験を経て、2011年11月LAND&SEA株式会社を設立。映像演出、商品開発から企業ブランディングまで、ジャンルにとらわれない活動を行っている。
自社ブランドHAROLD'S GEAR(モータサイクルアパレルブランド)Mr.ドットマン(小野浩を中心としたアート&プロダクトブランド)を展開。
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