日本ファルコム，「軌跡」シリーズの完全新作を創立40周年記念タイトルとして2021年に発売予定。2020年9月期決算資料で明らかに

　日本ファルコムは本日（2020年11月12日），同社の2020年9月期における決算資料を公開した。2021年に迎える創立40周年に合わせ，「軌跡」シリーズの完全新作を含む，複数の新作タイトルをコンシューマ機向けに開発中とのことだ。

　今年度の売上高は24億9600万円で前期比1.7％増だが，営業利益は13億4900万円で前期比8.2％減，経常利益は13億5200万円で前期比8.2％減，純利益は8億7500万円で13.0％減となっている。
　2021年9月期への見通しは，前述した通り，創立40周年の年となるため，それを記念した完全新作の「軌跡」シリーズ最新作を含む複数のタイトルをコンシューマ機向けに開発中とのことだ。
　また，ワールドワイドかつ，マルチプラットフォームへの展開を行っていくとのこと。そして日本ファルコムの所有するIPを積極的に活用しつつ，「軌跡」「イース」シリーズを含めた，新たなチャレンジとなる新規タイトルの制作を進めるという。

　新型コロナウィルス感染症に関しては，現時点で大きな影響はないものの，継続して影響を注視していくとのことだ。

「日本ファルコム 2020年9月期 決算短信」

「日本ファルコム 2020年9月期 決算補足説明資料」