リリース
書籍「ゲンロン 8 ゲームの時代」が6月7日に発売。30年にわたる日本のゲーム史を特集
| ゲンロン 8 ゲームの時代 | |||
| 配信元 | ゲンロン | 配信日 | 2018/06/06 |
<以下,メーカー発表文の内容をそのまま掲載しています>
『ゲンロン 8 ゲームの時代』6月7日(木)発売!
株式会社ゲンロン(本社:東京都品川区 代表取締役社長:東浩紀)は、新刊『ゲンロン 8 ゲームの時代』(東浩紀編、本体価格2400円+税)を、2018年6月7日(木)に発売します。
今号の特集は「ゲームの時代」。共同討議では、立命館大学の井上明人氏、美術評論家の黒瀬陽平氏、サブカル評論家のさやわか氏を招き、東浩紀が司会になり、この30年の日本のゲーム史を俯瞰しております。一時は世界のゲーム産業をリードした日本も、その位置にはありません。その「凋落」の歩みを、各年代の主要タイトルを取り上げながら追いました。重要作品がひと目で分かる年表も付属しています。
特集ではそれに加えて、『ペルソナ』シリーズを手がけたアトラスの橋野桂氏へのインタビュー、インディーゲーム配信サイト「PLAYISM」を運営するイバイ・アメストイ氏へのインタビューも行っております。ほか論考や翻訳論文、キーワード集なども収録しています。批評誌ならではの時代分析ですので、ぜひ手にとっていただければと思います。
加えて特集の外では、ロシアの思想家エレーナ・ペトロフスカヤとオレグ・アロンソンへ両氏へのインタビュー、気鋭の中国人哲学者許煜(ホイ・ユク)氏の新著の翻訳、タイの著名な小説家プラープダー・ユン氏のエッセイの翻訳なども掲載し、国境を越えた誌面を実現しています。
東浩紀はかつて、「オタク世代」の代表として、ゲーム批評・アニメ批評のリーダー的存在と見なされていました。その東のひさしぶりのゲーム批評への参加ということで、大きな注目を集め、発売前よりAmazonでも「思想誌」部門1位にランクイン(5月24日〜)するなど、多数の注文をいただいています。
ゲンロン 8 ゲームの時代
■特集 ゲームの時代
[共同討議]
メディアミックスからパチンコへ 井上明人+黒瀬陽平+さやわか+東浩紀
[補遺]
視点、計算機、物語 黒瀬陽平+さやわか+東浩紀
[論考]
メタゲーム的リアリズム 吉田寛/現代美術の起源 黒瀬陽平/ボタンの原理とゲームの倫理さやわか/ゲームはどのように社会の問題となるのか 井上明人/ゲーム的行為、四つのモメント アレクサンダー・R・ギャロウェイ 訳・解題│松永伸司
[インタビュー]
経験装置としての JRPG 橋野桂/ゲームは黒澤明を求めている イバイ・アメストイ
[キーワード]
ゲームの時代 一〇の論点(前) 今井晋
[付録]
ゲームの時代 1991-2018 年表
■特別掲載
[インタビュー]
レーニン、収容所、ポストモダニズム オレグ・アロンソン+エレーナ・ペトロフスカヤ
■連載
中国における技術への問い 許煜(ホイ・ユク) /新しい目の旅立ち プラープダー・ユン/独立国家論 速水健朗/辻田真佐憲/福冨渉/市川真人/海猫沢めろん
■English
Translations and Abstracts
書籍紹介
東浩紀編『ゲンロン 8 ゲームの時代』
サイズ:A5 判
ページ数:342 ページ(+綴じ込み年表)
ISBN コード:978-4-03-332840-9
定価:2400 円+税
発売日:2018 年 6 月 7 日
電子版:あり(2018 年 6 月配信予定)
発行所:株式会社ゲンロン https://genron.co.jp/
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