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ミクシィ,2022年3月期 第2四半期の決算説明会レポート。減収傾向の「モンスト」は,年末年始に向けたコラボ施策で盛り上がりを創出
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2022年3月期 第2四半期の全体的な財務状況については,売上高が約232億円(21%減),EBITDA(営業利益+減価償却費)が約23億円(68.9%減),営業利益が約13億円(79.2%減)となり,前年同期比では減収減益となった。
この売上減の要因は,スマートフォンアプリ「モンスターストライク」(iOS / Android)にあるという。
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各事業のうち,デジタルエンターテインメントセグメントの売上高は,前年同期比28.8%減収の約181億円となった。
主因となったのは「モンスターストライク」の減収で,前年同期比でMAU,ARPUが低下した。しかし,直近の10月に開催したオンラインイベント「MONST FREAK 2021 8th Anniversary Party」では,参加者数が前年を上回る同時接続数38万人を記録したとのこと。
今後はIPコラボ施策を継続して実施することで,2021年の年末年始に向けた盛り上がりを創出していくという。
一方,スマートフォンアプリ「コトダマン」(iOS / Android)は,IPコラボなどの施策により前年同期比で増収になったとのこと。
これらコラボ施策における成功の要因は,「モンスターストライク」で培ったノウハウの活用にあるとしている。
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ほかのセグメントについても見ていくと,スポーツセグメントの売上高は,前年同期比32.1%の増収で約39億円となった。これは競輪関連サービスの「TIPSTAR」および「チャリロト」の売上伸張によるという。
なお前四半期比では1億円の減収となるが,その要因にはプロバスケットボールチーム「千葉ジェッツ」がシーズンオフに入り,約3億円の減収になったためとしている。
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ライフスタイルセグメントの売上高は,前年同期比21.6%増の増収で約11億円となった。これは主に家族向け写真・動画共有サービス「家族アルバム みてね」とサロン予約サービス「minimo」の伸張によるものだ。
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事業ごとの報告の後,業績予想の修正,ならびに今後の方針も発表された。売上・営業利益に関しては100億円減の修正となるが,配当金については,1株当たり年間配当金110円を維持するという。
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最後に今後の経営方針については,事業推進とコスト削減を両立し,修正した業績予想のレンジ上限,もくしはそれ以上の業績を目指すべく,各事業の拡大と成長をはじめ,「新作ゲームでモンスト級のホームランを狙い続ける」などを目標にするとしている。
「ミクシィ」公式サイト
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