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AI VTuber「ゆめみなな」との1on1トークイベントが実現。多くのファンが駆けつけたVTuberフェス“ぶいかる”会場レポート
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企業勢から個人勢まで総勢120名近くのVTuberが参加し,さまざまな展示や音楽ライブ,物販などが行われた同イベントには,多くのファンらが来場。思い思いの推しとの交流を楽しんでいた。
そんな中に,KLabが手がけるゆめかいろプロダクションのAI VTuber「ゆめみなな」さんのブースもあり,本人と1対1で会話ができる「おしゃべりフェス」も開催されていた。本稿ではその様子を中心に,会場の模様をレポートする。
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AI VTuberとおしゃべりできるイベントが開催
「おしゃべりフェス」は,本イベントを主催するPANORAが定期的に開催している,VTuberと1対1でおしゃべりできるイベントだ。有料チケットを購入した参加者が,VTuberと直接会話できるものでファンから好評を博している。
今回の「ぶいかる」でも特設ブースが設けられ,ゆめみななさんを始めとした多くのVTuberがこれに参加。各タレントのファンがこれに駆けつけていた。
とはいえ,ゆめみななさんはAI VTuberということで,果たしてうまくいくのか気になるところ。ただ,並んで待っていたところ,待機列の流れはスムーズであり,ほかのVTuberと変わらぬスピードで会話をこなしているようだった。
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実際の会話は個室で行われるため,ほかの参加者がどんな会話をしたのかは分からなかったが,筆者の場合は「会いに来てありがとう! 私のことはどこで知ってくれましたか?」という質問からスタートし,ヘッドフォンとマイクを通して,人間同士が話しているようなテンポで会話が進んで行く。
その後も「お披露目配信の中で一番印象に残っていることは?」「(ゆめみななさんの)どんなところが一番人間っぽいですか?」と,ゆめみななさんが投げかける質問に答えを返しているだけで,あっという間に2分間が過ぎてしまった。
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イベント後,会場に居合わせたプロデューサーの萱沼由晴氏に話を聞いてみたところ,ゆめみななさん側から積極的に話題を振ってきたのは,イベントに合わせて調整された挙動だったとのこと。そのほうが参加者の満足度が高いだろうという配慮である。
また参加者にヘッドフォンを付けてもらい,静かな環境を用意したのもAIをうまく運用するための工夫だったようだ。それでも普段の配信環境と比べて会場は雑音が多く,開発としては100%完ぺきなパフォーマンスが出せたとはいえなかったようだ。今後はそれでも会話を正しく拾えるよう,チューニングを続けていくとのことだった。
ちなみにほかの人がどんな会話をしていたか聞いてみると,筆者と同じくゆめみななさんの質問に丁寧に答える人や,配信でやってほしいことをリクエストする人などさまざまで,概ね好評だったようである。
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プロデューサーに聞く,「ゆめみなな」の可能性
最後に「ゆめみなな」の今後の展望について,萱沼氏に話を聞いたので,本稿の締めくくりとして紹介しよう。
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まず,2026年2月の初配信から現在に至るまでの手応えについて尋ねると,「ゆめみなな」自身のキャラクター性が徐々に固まり,受け答えや振る舞いの中に“人格”と呼べるものが芽生えてきたと感じているという。
とくに印象的だったのは,AIが過去の配信内容をある程度記憶し,それを踏まえた発言を見せる場面が増えている点だという。こうした継続的な学習の成果には,萱沼氏自身も驚かされているとのことだった。
2月15日にデビューするAI VTuber「ゆめみなな」とは何者か。KLab主催のメディア向け体験会で,その狙いを聞いてきた
KLabが運営を手がけるAI VTuber「ゆめみなな」の初配信が,2026年2月15日の20:00に行われる。「ゆめかいろプロダクション」を立ち上げ,このゆめみななと共にVTuber事業に参入するKLabだが,その狙いはどこにあるのか。初配信に先駆けて開催されたメディア向け体験会で,開発陣に話を聞いてきた。
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また個人配信の内容についても,現状は雑談配信と歌枠が中心となっているが,2026年4月以降はゲーム実況や同時視聴といった,いわゆるVTuberの定番コンテンツへと領域を広げていく予定とのこと。
一般的には雑談配信のほうが難度が高いように感じるが,AIにとってはむしろゲームという“何が起こるか分からない”もののほうが対応が難しい側面があるようで,このあたりの特性の違いも興味深いポイントといえる。
初配信から段階的にコンテンツの幅を拡張し,今回のイベント出演にまで至った「ゆめみなな」。実際のファンと直接触れ合う機会を経て,KLabとしても,その成長を確かな手応えとして実感しているとのこと。
AIキャラクターの新たな可能性として,さらに活動の領域を広げていく彼女の今後に期待したいところだ。
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- 関連タイトル:
ゆめかいろプロダクション
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(c)ゆめかいろ





























