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舌で自由に移動し,キノコやどんぐりで道を作る。カエルが主人公の3Dプラットフォーマー「BIG HOPS」(ほぼ日 インディーPick Up!)
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印刷2026/03/06 07:00

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舌で自由に移動し,キノコやどんぐりで道を作る。カエルが主人公の3Dプラットフォーマー「BIG HOPS」(ほぼ日 インディーPick Up!)

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目を覚ましたHopが最初に見たのは,妹の笑顔だった。

いつもの森で,いつものかけっこ。けれど森の奥で見つけた古い石像のポータルが,その日常を終わらせる。

飛び込んだ先は見知らぬ虚空。Dissと名乗る精霊がにやりと笑い,告げた。

おまえには,やってもらいたいことがある。


 本日は,Luckshot Gamesが手掛ける「BIG HOPS」を紹介しよう。

 本作はカエルの少年Hopを主人公にした3Dプラットフォーマーだ。精霊Dissによって見知らぬ世界に放り出されたHopは,老アライグマから「飛行船のパーツを集めてくれれば,家に帰れる手段を作ってやろう」と持ちかけられ,森,砂漠,海洋,山岳の4つのワールドを巡る冒険に出発する。

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 このゲームの特徴は,カエルならではの「舌」を起点にしたアクションにある。
 Hopの舌はぶら下がってスイング移動に使えるだけでなく,アイテムを引き寄せる,スイッチを操作する,壁をフックショットで登るなど,あらゆる場面で出番がある。

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 加えて,ローリングやダイブ,壁走り,フリークライム,レールグラインドなど基本の移動手段も豊富で,しゃがみからのハイジャンプひとつ取っても「スーパーマリオ64」を彷彿とさせる手触りがあるし,スタミナを管理しながらどこでも自由に登れるクライミングの仕組みには「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」の影響も感じられる。

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 もうひとつ見逃せないのが,マッシュルームやどんぐりといった「ベジー(Veggies)」の存在だ。フィールドにベジーを設置することで,自分だけのルートを作り出せる。
 マッシュルームはバウンスパッド,どんぐりはツタ,サボテンは綱渡り用ロープになるという具合で,種類ごとに効果が違う。

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 ベジーはバックパックにストックでき,使う瞬間にはスローモーションがかかるため,空中でも次の一手を落ち着いて選べる。
 正解のルートがひとつに決まっていないからこそ,同じ場所でもプレイヤーごとにまったく違う攻略が生まれるのだ。

 また,各エリアに散らばるオーブを集めることでHopの能力をカスタマイズでき,探索がそのまま成長につながる仕組みにもなっている。

移動がとにかく気持ちいい


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 Hopを操作していて真っ先に感じるのは,とにかく移動が気持ちいいということだ。

 ローリングからジャンプへ,ジャンプから舌スイングへ,舌スイングからダイブへ――各アクションがスムーズにつながり,勢いを保ったまま地形を駆け抜けられる。
 ミスをしてもリスタートは速く,失敗を罰するよりも「もう一回やってみろ」と促してくるような設計になっているのだ。

キノコやどんぐりで道を作る


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 目の前に大きな谷があったとする。サボテンでロープを張って渡ってもいいし,バルーンを積み上げて飛び越えてもいい。どんぐりでツタを伸ばし壁伝いに迂回する手もある。

 おおよその正解はあるのだが,それ以外のやり方も最初から許容しているところがこのゲームの大きな魅力につながっている。「こんな方法でも通れるのか」という発見が絶えず,同じエリアを二度遊んでも飽きにくいのだ。

虫を集めて食べて強くなる


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 フィールドには多種多様な虫が隠れており,見つけたらスキャンして図鑑に登録し,そのまま食べてしまう。まあ,カエルだから当然である。

 とはいえ,ただの収集に終わらないのがいい。虫を食べるとスタミナの上限が一時的に上がるため,「あの崖を登りきりたいからもう少し虫を探そう」と,探索を続ける動機が自然に生まれる。
 図鑑を埋めていく喜びと実際のゲームプレイへの恩恵が同居しており,探索のサイクルを心地よく回してくれる。



 「BIG HOPS」は,カエルの3Dプラットフォーマーという一見シンプルな看板の裏に,驚くほど厚みのある遊びを詰め込んだ一作だ。

 舌のアクションとベジーによる道作りが生む自由度は,大手のタイトルに引けを取らない。全NPCにボイスが付いており,カラフルなキャラクターたちが各ワールドをにぎやかに彩っている。
 3Dプラットフォーマーが好きな人はもちろん,「ゼルダ」シリーズのように自分なりの解法を探す遊びが好きな人にも勧めたい。

 なお,現時点では日本語に対応していない。クエストの目的さえ把握できればゲームプレイ自体は楽しめるが,各ワールドのストーリーやNPCの会話を細かく味わいたい場合は,英語の読解力がそれなりに必要になることは留意してほしい。

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