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JR西日本とJP UNIVERSEが,ゲームUGCプラットフォーム「竜宮国」を軸とした地域創生事業を開始。47都道府県をモチーフにした各国を舞台に,国作りや合戦などを楽しめる
イベントでは,両社がJP UNIVERSEの提供するRPG型ゲームUGCプラットフォーム「竜宮国」を軸とする「共創型社会課題解決事業」を開始することが発表された。
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「竜宮国」のプレゼンテーションは,JP UNIVERSE 代表取締役 田畑 端氏によって行われた。
それによると本作は,“もう1つの日本”を作り出すオンラインRPGプロジェクトとのこと。ゲーム内にはそれぞれAIの君主が統治する47の国が存在し,AIによる「統治」やUGCによる「創作」とそれに伴う「経済」,そして国ごとの「地域体験」を統合している。
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47の国はそれぞれ,日本の神話や各地の伝承などをベースにした物語を持ち,そこに住まうキャラクターたちが他国と覇を競い合っている。プレイヤーは現実から来た転生者という設定で,いずれかの国に所属し,国作りや合戦などに参加する。
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文化や産業などの国作りはUGCがメインとなるが,生成AIを用いるためプレイヤー各自のセンス次第で人気コンテンツを生み出せる。またバトルは,冒険で集めたプロンプトを武器や魔法のように駆使してAI君主の力を引き出すという,独特のスタイルになるようだ。
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本作における地域体験は,現実との連携要素だ。たとえば現実にある駅や特産品,名所は,それぞれゲーム内だと関所,アイテム,ダンジョンといったゲームの世界を遊ぶための素材になる。
すなわち本作をプレイすることが,現実の各地域での体験につながっていくゲーミフィケーションになっているというわけである。
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田畑氏は,こうしたゲームと現実の連携はゲーム会社だけで実現できるものではないとし,大きく可能性を広げるべく,JR西日本と提携したと説明する。
ゲームの世界に現実の要素を持ち込み,そのゲームをプレイした人たちが現実の世界に帰っていくという,現実とゲームの循環を両社で協力して作っていきたいと展望を語った。
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JR西日本 専務執行役員兼デジタルソリューション本部ビジネスデザイン部長 蔵原 潮氏からは,今回の戦略的アライアンス締結によって目指す未来が示された。
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1987年に誕生したJR西日本は,2020年にコロナ禍による移動需要の減少に伴って経営危機に陥り,移動に依存しないXR事業に着手したという。
その一環として2022年に開業した「バーチャル大阪駅」は,JR西日本が現実で培ってきたアセットなどを活用している。さまざまな施策展開によりバーチャルユーザーに着目され,2024年にはUGC空間としての地位を確立したという。
結果として,現実とバーチャルが互いにメリットをもたらす循環が構築されていった。
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そうした中,さらなる社会貢献ができないかと考えていたところ,JP UNIVERSEと出会ったという。ゲームを通じて地域の魅力をグローバルに発信するなど,現実とバーチャルの循環をさらに広げた地域創生の実現,ひいてはビジネスの機会を創出できる可能性を感じたそうだ。
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とくに蔵原氏は地域創生に関して,従来とは異なる「共創型アプローチ」により,「ユーザー各自の主体性」「ボトムアップ型の自発的な展開」「持続的な経済循環の構築」「実経済とのつながりによる効果の可視化」を実現できると期待を語った。
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また今回のプロジェクトでJP UNIVERSEとともに実現したいこととして,蔵原氏は「日常と非日常が一体化するミライ」「ユーザーと事業者が共創するミライ」「さまざまなステークホルダーが地域創生するミライ」を挙げていた。
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なお「竜宮国」は2026年内にローンチを予定しており,47都道府県をモチーフにした47の国を順次展開していくが,その第1弾は鳥取県とのこと。詳細は続報を待とう。
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