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「Chrono Odyssey」,敵の攻撃の当たり判定や全体のビジュアル,パフォーマンスの改善の進捗を紹介する「開発者ノート #3」を公開
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本作は,今年6月にクローズドβテストを開催し,プレイヤーからのフィードバックを受け,さまざまな改善を行うと発表し,その具体的な方針の詳細を公開してきた。
[プレイレポ]「Chrono Odyssey」は“ソウルライク×オンラインRPG”な新作。荒削りな部分もあるが,コンセプトには光るものを感じさせる
Kakao GamesとChrono Studioが手掛ける新作タイトル「Chrono Odyssey」のメディア向け先行テストが開催された。Unreal Engine 5を用いた美しいグラフィックスや,荘厳な世界観が特徴的な本作は,実際にはどんな手触りなのか。今回はゲーム序盤を実際に遊んでみてのプレイレポートをお届けする。
硬派なアクションが魅力の新作MMORPG「Chrono Odyssey」,戦闘面などを大幅に改善予定。6月に開催したCBTでの意見に対する改善方針を発表
Kakao Gamesは本日(2025年7月30日),Chrono Studioが開発を進める「Chrono Odyssey」(PC / PS5 / Xbox Series X|S)について,6月に開催したクローズドβテストにおけるプレイヤーからのフィードバックを受け止め,改善の方針を共有する開発者ノートを投稿した。戦闘面を含む大幅な改善を予定している。
今回の開発者ノートでは現在取り組んでいる内容について,動画も交えながらその進捗が共有された。なお,以下の内容はすべて開発中のものであり,今後もさらなる調整を続けていくそうだ。
まず,大きな変更点の1つとして,新しいライティングシステムが導入された。エリアにあわせて,より鮮やかに,より暗く,コズミックホラーの世界観に相応しい雰囲気に仕上げている。
雲や風,霧の表現も改良され,豊かなビジュアル表現を実現しつつ,パフォーマンスを維持しているそうだ。詳細については細かい調整を加えたあと,後日公開予定という。
※下記の画像は,開発ノートに掲載された動画をキャプチャしたものを使用しています
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また,オブジェクトや,髪や装備品を含むキャラクターのレンダリング最適化が行われ,ビジュアルの品質を落とすことなく,GPU負荷を軽減し,パフォーマンスが向上したという。
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戦闘面では,モンスターの当たり判定が画面上のエフェクトと正確に連動するように調整を実施した。単一のヒットボックスに依存していた攻撃を,アニメーションにあわせて複数のヒットボックスによる判定に変更したことで,回避のタイミングがより明確で確実なものになったという。
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さらに,ロックオンカメラのアングルについては全体的に引き上げられ,プレイヤーとターゲットの距離に適した形に調整された。植生などにカメラが被らないようになり,視覚的な違和感が減っているという。
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全体的なパフォーマンス改善として,冗長な計算処理や未使用のリソースを整理したことにより,1フレームあたりのシェーダー呼び出し回数を約40%,平均メモリ使用量を約20%削減したそうだ。
そのほかの戦闘システムやQoL向上,ビジュアルなどの改善に関するいくつかの項目も最終調整の段階に入っており,開発者ノートで適宜紹介していく予定だ。
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