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「スタオケ」7月のイベントストーリーを紹介♪　背筋も凍る本格ホラー“納涼！ 肝試し 作曲家Cの肖像”

2021/08/10 18:23 　コーエーテクモゲームスがサービス中のスマホ向け育成SLG「金色のコルダ スターライトオーケストラ」（iOS / Android）。高校生の主人公が個性豊かな演奏家たちと出会い，仲間とともに切磋琢磨しながらオーケストラの大会で優勝を目指していくメインストーリーをはじめ，仲間との交流を描くキャラストーリー，カードストーリーが楽しめる。

　本記事ではイベントストーリーにフォーカスし，2021年7月14日から23日まで実施された「納涼！ 肝試し 作曲家Cの肖像」をお届けしよう。


「納涼！ 肝試し 作曲家Cの肖像」のあらすじと中心となるキャラクター，そして見どころのシーンをピックアップ。重要な部分は伏せるが，文末の感想まとめにのみ若干のネタバレが含まれるので，イベントストーリーを未読の人はご注意を。

「納涼！ 肝試し 作曲家Cの肖像」

開催期間：2021年7月14日〜2021年7月23日

「納涼！ 肝試し 作曲家Cの肖像」の新規カード（絵柄変更前）

SSR　竜崎疾風「悪夢の一夜」

SSR　赤羽拓斗「戦慄！ 怪奇学校」

SSR　桐ケ谷晃「夜陰にまぎれて」

SR　九条朔夜「最驚スリリングナイト」

SR　成宮智治「息をひそめて」

R　一ノ瀬銀河「悪霊退散！」

R　南 乙音「マジムンあらわる!?」

　夜の星奏学院で肝試しをすることになったスターライトオーケストラ一同。メンバーたちは3班に分かれ，銀河が趣向を凝らしたコースに挑むが，途中で参加者が次々と消えていき……。残された竜崎と拓斗，主人公にも“作曲家C”の呪いが迫る!?


　事の始まりは，7月末に誕生日を迎える竜崎と拓斗のため，スタオケメンバーたちがバースデーパーティーを企画する場面から。プレゼントに欲しいものを聞かれた拓斗は“作曲家Cの肖像画”を挙げる。都市伝説になっている呪いのアイテムらしく，テレビ番組で見て気になっているのだとか。そこから転じてパーティー代わりに肝試しをしようとなるが……？


　肝試し当日，仕掛け人の銀河から告げられたルールは，校内に仕込まれたヒントを集めて木蓮館の鍵を見つければクリアというもの。各班で情報交換も可能ということで，ちょっとした謎解きイベントのようだ。


　主人公のC班は朔夜，竜崎，桐ケ谷，乙音という構成で講堂からスタート。まんまと“血染めの座席”の仕掛けに引っかかったものの，ヒントを見つけて先へと進む。


　道中で源一郎たちの班に連絡を入れてみると，何やら様子がおかしい。そして「……あ。飛ばさないと」という言葉を最後に通話が途切れてしまったのだ。どうやら電波障害が起きているらしい。


　外の電波状況はどうかと屋上に出てみたC班だったが，相変わらず携帯はつながらない。さらに，手分けしての探索中に朔夜が姿を消してしまう。

桐ケ谷は，突然のことに動揺する主人公の手を握り励ましてくれる

　事態の異常さに，職員室の固定電話から外部との連絡を試みるが，今度は桐ケ谷が「……あ。飛ばさないと」と，言い残していなくなり……。

　もはや脱出するしかないと職員室を離れるC班だったが，途中，ふと香坂の苦しそうな声を耳にした主人公は，一人で練習室へと足を踏み入れる。香坂は微笑みを浮かべているが，なぜか会話が噛み合わない。そのうちに主人公を引き倒してきて!?


　と，そこへ拓斗が現れて香坂を主人公から引きはがす。彼も班のメンバーがいなくなってしまい，単独で行動していたところ，主人公のピンチに遭遇したのだとか。なお，主人公から離れた香坂は，いつの間にか練習室を出たようだが，主人公の不在に気づいて駆けつけた竜崎たちは彼女の姿を見ていないらしい……。

　合流した拓斗によれば，消えたメンバーの首には“ヴィーデ”のマークが浮かび上がっていたようだ（ヴィーデとは音楽用語で“同じマークがある場所へ飛ぶ”という意味）。そして彼らは最後に「飛ばさないと」という言葉を口にしたのも共通している。


　拓斗と情報交換しながら学院の外に出たC班。すると，乙音が奇妙なことを言い始め，壊れたかのように笑いだす。彼から守るように，竜崎と拓斗は主人公を連れて駆け出すが，そこで主人公の首にもヴィーデの印が刻まれていることに気づく。


　これを見て，呪いに否定的だった竜崎も覚悟を決め，主人公が助かる方法を模索する。都市伝説のとおりなら，怪異をおさめる方法は作曲家Cの肖像画を燃やすこと。どこから入手したのかは不明だが，刑部が肖像画を木蓮館に運び込んでいることを思い出した三人は，急ぎ木蓮館の事務局を目指す。だが、これまでのメンバーの様子からして、ヴィーデのマークが浮かんでから姿を消すまでさほど時間はかからない。一刻の猶予もない中、二人は主人公を救うことができるのか……!?


太陽のような拓斗の笑顔が夜闇を照らす
　相次ぐ恐怖体験に重苦しい空気が漂っていても，拓斗がニカッと笑うとそこだけ光が差したように明るく感じられた。彼の笑顔にホッとした人も少なくないはず。また，主人公を案ずる表情にも，彼の根底にある心優しさが見えて思わずグッと来てしまった。緊迫した場面ではその人の意外な部分が垣間見えるものだが，拓斗は本当にどこまでも晴れ渡った空のような爽快男児っぷりで突き進む。彼の心の強さをあらためて実感させられた。


竜崎の赤面，いただきました♪
　非科学的なものは信じないというスタンスながら，怖がりな竜崎。肝試しの仕掛けに驚いては平静を装う姿が何とも愛らしい。一緒に怖がって，一緒に安堵して……と，多くの感情を共有する竜崎もまたそばにいてほしい存在だ。和ませてくれる一方で，主人公を助ける決意を固めてからの迅速な行動は頼もしい限り。


　イベントクエストのコンサートでは新曲の「『くるみ割り人形』より 金平糖の踊り」が課題曲に。異世界に迷い込むかのような曲調で，ホラーにもぴったり。
　WALKのフィールドでは，スタオケメンバーの不思議体験やホラーについて思うことなどが聞けた。

「納涼！ 肝試し 作曲家Cの肖像」感想まとめ

　最初は肝試しと聞いて，ワーッと脅かすような賑やかな内容を想像していましたが，本格ホラーなシナリオでかなり怖かったです。豹変したメンバーの訳の分からない言葉にもゾワゾワさせられましたし，BGMや効果音も巧妙でしたね。極めつけはやはり「……あ。飛ばさないと」の一言。ヴィーデのマークの飛ばすという意味も絡めてあって，余計に肝が冷えました。

★★以下，ネタバレが含まれます。ご注意ください★★

　第8話以降では，スタオケメンバーたちは芸達者揃いだと再認識。彼らは表現者でもあるわけですから当然かもしれませんが，お見事でした。巻き込まれた朔夜は少々不憫ではありますが，そこも含めて愛すべきキャラクターですね。また，篠森先生のちょっぴり寂しがりな一面が見られたのも貴重でした。何事も全力で楽しむスタオケメンバーがますます大好きになったイベントでした。

8月のイベントは
「SPLASH！　サマー・サバイバル」

　次なるイベントは，2021年8月13日から開催予定の「SPLASH！　サマー・サバイバル」。三上蒼司のイベント特効付きSSRカード「真夏の果実」なども追加される。イベントクエストで専用チケットをため，コンサートを開いて報酬をゲットしよう。



　また，伝説の演奏家として実装された如月響也のSSRカード「遠き夏の面影」の実装＆記念キャンペーンも開催中なので，あわせてチェックしてもらいたい。

「金色のコルダ スターライトオーケストラ」公式サイト

「金色のコルダ スターライトオーケストラ」ダウンロードページ

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キャラクターデザイン／高山しのぶ （C）コーエーテクモゲームス All rights reserved.

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