デビル仁やジョシー・リサールの開放が発表された「鉄拳7」稼働記念ニコニコ生放送をレポート

　2015年3月29日，人気対戦格闘ゲーム「鉄拳7」の本格稼働を記念したニコニコ生放送番組が配信された。鉄拳7のニコ生はこれまでに何度か行われているが，今回はバンダイナムコゲームスの本社・未来研究所が1日限りの“ゲーセン未来研究所”になるという趣向で，出演者達と鉄拳プレイヤー達の激しい対戦が繰り広げられた。


　番組では，ステージ上に用意された2台の鉄拳7を使って全国のプレイヤーとのオンライン対戦が実施された。「鉄拳」プロジェクト代表である原田勝弘氏率いる“原田軍”のプレイヤーは，鉄拳20周年記念応援マネージャーである佐野ひなこさん，コスプレイヤーのユリコ・タイガーさん。それに強豪鉄拳プレイヤーである弦さんと，お笑い芸人アメリカザリガニの平井善之さん，そして鉄拳プロジェクトスタッフの2名を助っ人に加えた布陣だ。原田軍がこのイベントのために用意されたミッションをクリアした数に応じてプレイヤーへのプレゼントが決まるとあって，緊張感のある真剣勝負が展開された。

左から原田氏，佐野さん，ユリコさん。それぞれ，平八，ラッキー・クロエ，リリのコスプレ姿で登場して番組を盛り上げた

衣装と同じラッキー・クロエを使って対戦に挑んだ佐野さん。レイジアーツを決めるなど活躍もあったが，クロエの衣装は手袋があり戦いにくいということで，途中からは鉄拳パーカーにお色直し

リリの勝利セリフよろしく，紅茶を飲みながらのプレイを見せたユリコさん。段位に見合わないうまさを見せた対戦相手に負けて，悔しさを口にする場面も

助っ人として加わった弦さんは若干14歳。しかし腕前は18段と，まさに次世代のトッププレイヤーといえる存在

4Gamerのライターでもあるハメコ。氏（左から2人目）が実況を担当

隠し球として途中から加わったアメザリ平井さんは，なぜかシャヒーンの似てないコスプレ姿で登場。レイジアーツをスカされるなど，まったく頼りにならない助っ人ぶりを発揮して「芸人って常にこんなプレイですわ」と苦笑い

新たにリリースされる3人のキャラクターが公開。そしてミッションの結末は!?

　3月18日に本格稼働を始めた鉄拳7だが，番組中ではこれから登場する新キャラクターも公開された。これまでのシリーズ作に登場したキャラクターに加え，まったく新登場となる者も登場し，対戦はさらに盛り上がりを見せることだろう。

■風間 仁（3月31日開放予定）

呪われた三島の血を引く仁が登場。鉄拳4以降の空手スタイルで戦う。映像で見られたレイジアーツは，左右の拳を立て続けに相手に叩き込むものとなっていた

■デビル仁（4月7日開放予定）

背中に巨大な黒い羽を纏ったデビル仁は，仁とは別扱いのキャラクターとして登場。映像では，三島流の技とデビルの特徴であるビーム系統の技を使う姿が確認できた

■ジョシー・リサール

鉄拳7からの新規キャラクターとなるのが，ジョシー・リサール。フィリピン出身のファイターで，エスクリマ（カリとも呼ばれるフィリピンの格闘技）をベースとしたキックボクシングで戦う。映像ではキックや膝蹴りといった多彩な足技や，スウェーで相手の攻撃をかわす姿が確認できた。なお，開放日は後日発表となる

ジョシーが紹介された直後には，ユリコさんがジョシーのコスプレ姿で登場。華麗な回し蹴りや決めポーズを披露して，視聴者を大いに盛り上げた

　新キャラクターの紹介後にも対戦は続き，助っ人の力もあって着々とミッションはクリアされていく。最終的にはほとんどが達成となり，TEKKEN-NET登録者には，ファイトマネーなどのプレゼントが贈られた。番組の最後に原田氏は，「全国をつないだオンライン対戦が楽しめるし，レベルの高い人同士のマッチングもできる。ぜひ腕前に関係なくプレイしてほしいです」と語り，生放送を締めくくった。

リボンが付けられているのが達成されたミッション。ひとつを残してすべて達成となり，ファイトマネーやオーブ，プレイヤーパネルなどがTEKKEN-NET登録者に贈られた

番組中に原田軍のメンバーとマッチングしたプレイヤーには，佐野ひなこさんの写真がプリントされた特製のバナパスポートカードが贈呈された

鉄拳普及に貢献したことから，ユリコさんは公式コスプレイヤーに認定。特製の名刺がプレゼントされた

「鉄拳7」公式サイト