連載
転生を繰り返した先に待つのは……。スマートフォン向けアクションゲーム「Rinne 〜輪廻〜」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第461回
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スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
生き物は,例え死んだとしても魂までは滅びず,別の生き物へと生まれ変わってこの世に戻ってくる……という思想,「輪廻転生」。本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」では,その輪廻転生をテーマにした壮大なゲーム「Rinne 〜輪廻〜」(iPhone / Android)を紹介しよう。
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iOS版「Rinne 〜輪廻〜」ダウンロードページ
Android版「Rinne 〜輪廻〜」ダウンロードページ
ゲームの目的は,プランクトンからさまざまな生物へと転生を繰り返し,最終的にブッダとなって解脱すること。操作は端末を傾けてキャラクターを上下左右へ動かすだけというシンプルなものになっている。
画面下から「業(カルマ)」と呼ばれるさまざまな色のドットと,生物の絵が描かれたアイコンが上へと移動してくる。別の生き物に転生するには,業が一定数以上必要となるので,積極的に集めていこう。
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自分より弱い生物のアイコンに当たると,その生物の命を奪うこととなって業が減少。自分より強い生物に当たった場合は命を奪われて一旦消滅し,カルマが一定数以上貯まっていれば別の生き物に転生,その数に達していなければ同じ生き物でゲーム再開となるのだが,このときにカルマがマイナスになっていると,ゲームオーバーとなってしまう。ゲームシステムの詳細が明らかにされていないので断定はできないのだが,このほかにも業が一定値以下になったり,短い時間に何度も命を奪われたりしてもゲームオーバーとなるようなので,生物アイコンはできるだけ避けていきたいところだ。
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単純なゲーム性だが,端末の傾きによる操作のため,微調整が難しく,「その気はなかったのに殺してしまった!」ということが頻発。なんだか映画かドラマにでもありそうなシーンで,いろいろと考えさせられる。強い生き物になればなるほど,プレイしづらくなるというところは,なんだか哲学的だ。
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ゲーム性は薄めだが,プレイ後は命というものについて考えてみたくなってしまう不思議な作品。ヒトとして地球を我が物顔で闊歩する我々だからこそ,命を奪う,奪われるということの意味を受け止めておくべきなのかもしれない。
妙に重いことを書いてしまったが,もちろん気軽に「次の生物は何かな?」ぐらいの気持ちでプレイしてもいいだろう。地球上でゲームを楽しむことができる唯一の生物は人間なのだし。
著者紹介:トリスター/目代将規
ゲームやアニメの書籍企画,編集,シナリオライティングや広告制作なども手がける編集プロダクション「トリスター」所属。スマートフォンならではのゲームや,一瞬で遊べてしまうゆるいゲームが大好物。好きなゲームのジャンルはRPGとアドベンチャー。“モンハン”好き。
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