「Audiosurf 2」のアーリーアクセス版がSteamで販売開始。好みのBGMでリラックスしながらプレイしよう

　欧米では，ほかのプレイヤーとの競争やスキルの向上とは関係なく，リラックスのためにプレイされるゲームが，「ラウンジゲーム」というジャンルに分類されることが多い。
　そんなラウンジゲームの代名詞的な存在の1つに，ディラン・フィッタラー（Dylan Fitterer）氏が2008年にリリースした「Audiosurf」があるが，その続編となる「Audiosurfs 2」のアーリーアクセス版の配信がSteamで開始された。


　Audiosurfシリーズは，簡単に説明すると「F-ZERO」にパズル要素を加えたようなゲームで，障害物を避けたり，さまざまな色のブロックを回収したりしながらコースを進んでいく内容になっている。面白いのは，走行速度やブロックの配置がBGMから自動生成されること。しかも，手持ちのWAVファイルやMP3ファイルが利用できるので，時にはノリノリで，時にはゆったりとゲームを楽しむことができる。

　その新作であるAudiosurf 2の特徴は，「奥谷海人のAccess Accepted第395回：インディーズ開発者の集うIndie MEGABOOTHで見た新作5選」で軽く紹介したように，まるでモーターボートに引っ張られながら波を超えていくかのように楽しめる新モード「Wakeboard」だろう。プレイヤーはだたコースを走るだけでなく，アクロバティックなジャンプを決めることで得点を伸ばすことができるようだ。これに合わせて，自動生成されるコースも，高低差の激しいものになっているとのこと。


　そのほかにも，プレイヤーが泳いだり，パルクールのようにオブジェクトを飛び越えたりするようなモードがあるようで，さらには，ローカルで最大4人が参加できるマルチプレイや，Steam WorkshopのMODもサポートするなど，かなりのボリュームとなりそうだ。アーリーアクセス版で今のうちから「リラックス」しておくのも悪くはないだろう。