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コミカルな3Dキャラクターがバリバリ動くスマホ向けRPG「HELLO HERO」は今夏サービス開始。調印式とデモプレイの模様をレポート
HELLO HEROは,韓国のフィンコンが開発を手掛けた3Dキャラクターが活躍するRPG。プレイヤーはとある星の防衛隊の指揮官となり,個性豊かなヒーローたちを仲間にして戦っていく。韓国では2013年2月からサービスが開始されており,日本国内のサービス開始は2013年夏が予定されている。
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![]() ゲームオンの代表取締役社長 イ・サンヨプ氏(左)と,フィンコンの代表取締役社長 ユ・チュンギル氏(右) |
続いて,フィンコンの代表取締役社長 ユ・チュンギル氏は,「HELLO HEROはPC用のオンラインRPGをモバイルにしたらどうか,と考えたところから誕生したものです。日本のユーザーさんに愛されるよう,頑張りますのでよろしくお願いします」と作品に対する意気込みを表明した。
![]() フィンコンの事業開発部長を務めるイ・シウォン氏 |
![]() ゲームオン マーケティング部 部長の新倉敬二郎氏 |
ゲームオンは2003年より「新・天上碑」,2005年より「RED STONE」のサービスを提供しており,PCゲームの運営には実績があるというイメージを持っている読者が多いだろう。ここで同社のマーケティング部部長 新倉敬二郎氏から,今後のモバイル戦略が明かされている。
前述したようにPCゲームで成功を収めたゲームオンは,その後,スマートフォンにターゲットを絞り,「クックと魔法のレシピ」をリリースしている。本作はダウンロード数が50万を超え,App Storeの総合売上ランキングで30位台を記録した。この成果を受け,今後もスマートフォンへのアプローチを強化し,「聖魔欄戦!イクサヒメ」などの自社開発作品の展開,およびHELLO HEROのような有望作品のパブリッシングを手掛けるとのことだ。
そして,ゲームオンの強みを「運営力」と「タイアップ力」であると新倉氏は語る。
新・天上碑やRED STONEといったMMORPGを長期間にわたって運営している経験,つまり「運営力」はスマートフォン向けのゲームには強力な武器となるという。
もう一つの「タイアップ力」とは,さまざまな作品や企業とのコラボレーションを実現させてきた実績のこと。「Legend of Souls」では「PSYCHO-PASS」や「翠星のガルガンティア」とのコラボを実現させ,新・天上碑ではタツノコプロとのコラボプロジェクトを展開してきた。新旧アニメとコラボだけでなく,クックと魔法のレシピにおいては熊本県のゆるキャラ「くまモン」がグルメハンターとして作品に登場したり,「コメダ珈琲店」や「くら寿司」,「マルコメ味噌」といった食品関係のキャラクターとのコラボレーションも積極的だ。新倉氏は「HELLO HEROにおいても,こういったコラボをやりたい」との見解を示している。
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![]() (右から)ゲームオンの代表取締役社長 イ・サンヨプ氏,マーケティング部部長 新倉敬二郎氏,日本運営プロデューサー 池亀泰宣氏 |
HELLO HEROは,スマートフォン向けの作品としてはリッチな3Dグラフィックスを採用している。プレイヤーの仲間となるヒーローは,デフォルメされた頭身の低いキャラクター。美少女やイケメン,モンスターなど,可愛らしくバラエティ豊かだ。
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印象深かったのは戦闘シーンだ。さまざまな姿のヒーローが動き回るのに加え,スキルを使ったときにカメラアングルが切り替わって迫力ある演出が楽しめる。家庭用ゲームと比べても,遜色がほとんどないように思える。
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スマートフォンの特性を活かし,プレイヤーが遊びやすくなる機能も盛り込まれている。ヒーローたちが自動で戦ってくれる「オートバトル機能」や,ゲームがスピーディに進行する「2倍速機能」を搭載しており,ちょっとした時間にも遊べるようになっているそうだ。
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プレイヤーが気になることといえばスマートフォンの通信環境だが,池亀氏によると韓国にあるサーバーを使ったテストではスムーズな動作が確認できたという。
ゲームモードは,双六のようなマップを進んでミッションをクリアする「ミッションモード」,底なしのダンジョンをどんどん潜っていく「ダンジョンモード」,ワールド全員で巨大ボスに立ち向かう「ワールドボスモード」,時間内に敵を殲滅する「タイムアタックモード」,ほかのプレイヤーが育てたパーティとPvP風のバトルが楽しめる「アリーナモード」など豊富に用意されている。さらに,「ワールドボスモード」では巨大ボスの攻撃に耐えられるように,長期戦に備えてパーティを組んだほういいなど,各モードで適したパーティを考える戦略性もあるとのこと。
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プレイヤーは5人のヒーローを集めてパーティを編成することになるが,サービ展開中の韓国では現在,200体のヒーローが登場している。ヒーローを強化したり,特定条件を満たしたヒーローを「転生」させてグレードの高いヒーローを作り出すこともできるようで,かなりボリュームがありそうな印象を受けた。
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最後に,池亀氏は「新・天上碑やRED STONEで培ったノウハウを活かし,HELLO HEROをこれらのタイトルに匹敵するくらい,長く運営できるコンテンツにする」と意気込みを語り,調印式典を締めくくった。
「ゲームオン」公式サイト
- 関連タイトル:

HELLO HERO
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HELLO HERO
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HELLO HERO (C) FINCON Co.,Ltd. All Rights Reserved.
(C) GameOn Co., Ltd. All Rights Reserved.
HELLO HERO (C) FINCON Co.,Ltd. All Rights Reserved.
(C) GameOn Co., Ltd. All Rights Reserved.




















































