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一発の銃弾にすべてを懸けろ。Android向け狙撃ゲーム「射撃クラブ2:スナイパー」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第189回
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スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
ときには1キロ以上も離れた地点から目標を撃ち抜くという狙撃は,もはや神業。マンガ「ゴルゴ13」のデューク・東郷,冬戦争で活躍したフィンランド軍のシモ・ヘイヘなど,フィクションと現実を問わず狙撃手に印象的な人物が多いのは,一見不可能と思えることを簡単にやってのけるからだろう。
本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」では,そんな狙撃のすごさと難しさを体験できる「射撃クラブ2:スナイパー」を紹介する。
![]() 本作の価格は無料。広告が表示されないうえ,限定武器などの特典がつく有料版「Shooting club 2: Gold」も179円(税込)で用意されている |
「射撃クラブ2:スナイパー」ダウンロードページ(Google Play)
ゲームの内容は,狙撃訓練場をモチーフにしたもの。各ステージに用意されている人型のターゲットを,与えられた数の銃弾ですべて撃ち抜けばステージクリアとなる。ターゲットをどのように撃ち抜いたかによって,もらえるポイント「EXP」が増減するので,高ポイントになるターゲットの胴体中心や頭部を狙っていこう。
![]() 右上の数字が残りターゲット数,左下の数字が残弾数だ。制限時間はないので,落ち着いてプレイしよう |
![]() スコープをドラッグで動かし,右下の銃のトリガー部分をタッチすることで射撃。銃声と,反動で跳ね上がるスコープが非常にリアルだ |
操作とルールは単純な本作だが,本作には「風」と「重力」の概念があるので,そう簡単にクリアはできない。現実の射撃と同様に,銃弾は,風にあおられたり,重力に引っ張られたりして,まっすぐには飛ばないのだ。
さらに画面左上にある,心拍メーターにも要注目。メーター上でマーカーが中央に来た時に射撃しないと,心拍のせいで手元に乱れが生じ,弾がさらに逸れてしまうのだ。弾がどう逸れるかを計算し,狙いを最初から微妙にずらしつつ,心音が鎮まった瞬間に射撃しよう。
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貯めたEXPで購入できる銃が数多く用意されているのも魅力。第二次大戦中にソ連などで使われたモシン・ナガン,装甲車をも撃ち抜く対物ライフル・バレットM82など,ミリタリーファンなら知っていて当然の新旧名銃が目白押しだ。
選んだ銃によって,スコープの形状はもちろん,弾の逸れ方などといった「クセ」が違うので,そのあたりも考えてプレイする必要がある。近代の銃のほうが弾は逸れにくいが,そこをあえて旧式のライフル銃で挑む,というのもいいだろう。
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非常にリアルなゲームなだけに,本作はかなり難しい部類に入る。しかしEXPで購入できるアイテムを使えば,弾丸の数を増やしたり,そのステージ中では風の影響を受けないようにしたりと,格段に楽になるので,腕に自信がない人でもいつかは全ステージをクリアできるはずだ。
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ステージが進むと動くターゲットが出現して,さらに難度が跳ね上がるなど,歯ごたえ十分な本作。
アイテムの助けなしで全ステージを完璧にクリアーするのは至難の業だが,風を読み切って連続でターゲットを撃ち抜いたときなどは,ほかでは味わえない快感が得られること請け合いだ。ぜひ,極限まで精神を研ぎ澄ませて挑戦してみてほしい。
著者紹介:カイゼルちくわ
ゲーム攻略記事を中心に活動するフリーライター。ゲーセンに寝泊まりしたいくらいのシューティング&ガンシューティング好きだが,家に帰ればPCのFPSも遊びたがる。アクションゲームとかわいいキャラにも目がない。
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