妙な雰囲気を持ったインディーズ系のホラーアドベンチャー，「Sir, You Are Being Hunted」の新情報が公開

　クラウドファンディングサイト，Kickstarterで目標額の2倍以上の開発資金を獲得し，2013年内の発売が現実的になったホラーアドベンチャー「Sir, You Are Being Hunted」。その企画ページがアップデートされ，新情報や，ユーザインタフェースを含む新たなスクリーンショットなどが公開された。

Kickstarter「Sir, You Are Being Hunted」企画ページ

　一人称視点で進められる本作は，プレイヤーが人間狩りをする猟師ロボットに獲物として追われるという内容だ。イギリスの田園を思わせる，一見のどかな田舎を舞台としており，ビクトリア朝時代のハンティングウェアを着た品の良い紳士風のロボットが登場するなど，独特の雰囲気を持った作品になっている。マップはそれほど広くないが，オープンワールドになっており，プレイヤーは可能な限り生き延びることを目的に，食べ物や武器を探し回ることになるという。


　イギリスのバースに拠点を置く独立系のスタジオBig Robotは，マップを自動生成できるゲームエンジン「Lodestone」を独自開発しており，今回のアップデートでは，気象や光の具合などをプレイヤーが自由に調整できる機能も紹介されている。本作はその機能を使用し，自動生成されたマップで何度も繰り返し遊ぶタイプのゲームになるようだ。
　発売時期は発表されていないが，目標金額に達したことでマルチプレイモードの実装も約束されている。2013年にリリースされるインディーズゲームの中でも，ひときわ注目の作品になりそうだ。