「ココロ」を集めてパンを焼く！ 予想以上に生活系っぽいRPG「シャイニング・ハーツ」のプレイムービーをお届け

　セガが12月16日に発売を予定しているPSP用ソフト「シャイニング・ハーツ」は，同社の人気RPGシリーズとして幅広く展開する“シャイニング”シリーズの最新作。人の「ココロ」を集めるというシステムが大きな特徴で，正統派のファンタジーRPGと生活系ゲームの要素が融合している，ちょっと不思議なタイトルだ。

「シャイニング・ハーツ」公式サイト

　ゲーム冒頭では，主人公が平和な島に流れ着き，成り行きでパン屋を手伝うことになる。そして，記憶と感情を失った少女「カグヤ」と出会うことで運命が動き出す。彼女の「心の扉」を開くため，人々と触れ合い「ココロ」を集めることで，物語は進行していくのだ。

　今回4Gamerでは，そんな本作の開発版ROMを入手したので，さっそくプレイムービーを作成してみた。ゲーム冒頭のイベントや生活シーンをはじめ，戦闘や採集，そしてパン作りなど，一通りの概要が把握できる内容となっているので，本作に注目している人はぜひチェックしてみてほしい。




　ちなみに，本作をプレイしてみてまず最初に感じたのは，予想以上に“生活系ゲームっぽい”ということだ。生活系ゲームといえば，主に「牧場物語」や「どうぶつの森」などといったシリーズを連想すると思うが，本作のプレイ感覚は，一般的なRPGというよりも，むしろそれらの生活シミュレーションに近い。

　もちろん，ストーリー進行や戦闘，キャラクターの成長要素など，RPGとして重要な部分がおざなりになっているというわけではない。RPG要素も，生活要素も同等のレベルで両立しているという意味では，本作が謳っている「正統派ファンタジーRPG＆コミュニケーション生活の融合」というテーマを，確かに実現しているという感触だ。

　ほかにも，キャラクターデザインを人気イラストレーターTony氏が手がけ，ゲーム音楽は「聖剣伝説」シリーズの菊田裕樹氏が担当するなど，何かと華やかな話題も多い本作。。年末に遊び込む候補の一本として，今後の続報にも注目しておくと良いだろう。

「シャイニング・ハーツ」公式サイト