プレイヤーの行動次第でキャラの外見が変化するMMORPG「CANHEL」，韓国でまもなくCBT開始

　「Seal Online」（邦題 シールオンライン）や「Cartoon Network Universe： FusionFall」のデベロッパである韓国Grigon Entertainmentは，新作MMORPG「CANHEL」で，2009年2月19〜22日に行われる第1次クローズドβテストのコンテンツを明らかにした。
　それによると，「Warrior」「Ranger」「Cleric」「Mage」の4種類のキャラクタークラスが公開され，将来的には「Assassin」「Necromancer」などが追加される。また今後，攻城戦システムや生産システムも登場する予定とのことだ。



　タイトルであるCANHELはアステカ神話に登場する龍人の名前であり，このゲームにおいては力の象徴という意味合いも込められているという。
　同社は本作について，「Hominizing Graphic」と呼ぶ技法により，写実的な表現とコミカルな表現をミックスしたと述べており，掲載したスクリーンショットでも，コミカルさを感じさせるモンスターなどが確認できる。



　CANHELには，「Crew」というギルドシステムが採用されている。Crew（ギルド）は段階的に発展していくほか，ギルドメンバーの格付けと，それに伴う昇級などの概念が取り入れられており，さまざまな組織的活動が行える。

　本作でメインとなるのは，「争奪戦」と呼ばれる大規模戦闘。大陸の各所にある戦闘地域を制圧すべく，Crew同士が繰り広げる戦いだ。
　各エリアには，ギルドマスターのみが破壊できる「争奪石」がある。争奪石を破壊したCrewは，次の争奪戦が開始されるまでのあいだ，そのエリアを統治することになる。

　CANHELで特徴的なのは，プレイヤーの行動がキャラクターの外見に反映されていく「Face Off」システム。レベルの上昇や，時間経過ではなく，プレイスタイルが外見に影響を及ぼすのだ。

（画像上段から）「Warrior」「Ranger」「Mage」

　本作には，アイテムの装備に関してキャラレベルによる制限がない。「無限インチャントシステム」が採用されており，戦闘においてはキャラクターの能力値以上に，装備しているアイテムの属性がモノをいう。優れたアイテムさえ手に入れれば，ビギナーであっても戦いを有利に進められるかもしれない。
　とはいえ，本作には「重さシステム」が採用されているため，何でもかんでも持ち歩けるというわけではなさそうだ。