連載
4Gamerの1週間を振り返る「Weekly 4Gamer」9月19日〜9月25日分【※10月のオリジナル壁紙公開中】
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ということで,大型連休が明けると同時に開幕という
東京ゲームショウ2009関係の記事はこちら
先週のランキング
先週の注目記事
9月19日(土)
新種族は人魚?「Perfect World −完美世界−」が見せる初心者用サーバー戦略と3周年に向けての動き
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そんなPerfect Worldの最新情報で,中国でもほとんど情報がない新種族の概要も飛び出した。いまのうちに,人魚を抱っこするとどんな感じかなと妄想に励んでおこう。
9月23日(水)
AMD,世界初のDX11 GPU「ATI Radeon HD 5800」を発表。HD 4800の大幅な進化形
DirectX 11が加速するゲームの進化〜AMD,新世代DirectXのポイントとメリットを解説
「ATI Radeon HD 5870」レビュー。世界初のDirectX 11カードは「速い」だけに留まらない
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シングルGPUとして最速なのは当然として,ドライバの熟成もできてない段階でデュアルGPU並の性能ってのはなかなかなのだが「GTX 295のほうが凄く見えるじゃないか,けしからん。DirectX 10世代のベンチマークなんぞで比べるな」といった苦情もいただいていたりする。
まあ,こちらとしてもポストエフェクトごときでDirectX 11をアピールされるより,ちゃんとテッセレータをガリガリ使ったデモで圧倒してほしかったところなのだが,現実的に考えて,やっとハードウェア実行環境が登場して,DirectX 11自体の開発もようやく佳境を迎えるくらいの段階ではないだろうか。
当のAMDですら,DX9/10世代のベンチでしか比較できていないわけで,それ以上のことを期待されるのは光栄ではあるがちょっと尚早。いましばらくお時間をいただきたい。
逆にDX11世代のゲームが出てくるまで無価値かというと,そんなことは全然ない。DX9/10世代のゲームでの性能というのは非常に重要で,どちらかといえば当分はDirectX 11での性能よりも重視すべきである。むしろ実際にゲームで使えないモノなどまったく価値がない。それがゲーマーということでご理解いただきたい。
9月24日(木)
[TGS 2009]ゲーム業界の明日はどっち? スクエニ和田氏,カプコン辻本氏ら業界のリーダー達によるパネルディスカッション
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いくつかの話題が語られているが,オンライン流通関連の話で,バンダイナムコゲームス鵜之澤氏の,iPhoneでパックマンが20万本売れても5ドルだから1億円程度にしかならないという発言はなかなか衝撃的ではある。さすがにオンラインゲームを運営しているスクウェア・エニックスの和田氏はオンラインゲーム業界の事情にも通じているためか,(自社ではやってないとはいえ)アイテム課金などの可能性を指摘しているものの,まだ世間的には認知度は低そうだ。
とはいえ,マイクロトランザクションのコンシューマゲームでの代表例はアイマスなわけだから,バンダイナムコがそのあたりを知らないわけもないはずだが。Appleが小分けの課金を用意していないのかと思ったのだが,iPhone OS 3.0以降ではアイテム課金も可能になっており,一応,適用例もあるらしい。まだ業界的にマイクロトランザクションの使いこなし方が行き渡ってないというところだろうか。
小売業者を見捨てる覚悟さえつけば,在庫リスクや流通コスト,海賊版やマジコン問題などもなくなるオンライン流通のメリットは大きい。一番手は儲けも大きそうだが矢面に立つことにもなる。すでにマイクロソフトが部分的に活用しているほか,SCEがPSP Goで先頭に立ちつつあるわけだが,PSP Goはユーザーメリットがいま一つ見えていないため評価もいま一つのように思える。
オンラインゲームに親しんでいると,このあたりは数年前に結果の出ている話題なのであるが,コンシューマゲームでは来年あたりから議論が始まるのであろう。状況は異なるので,はたして違う結論になるのかというのは興味深いところである。
9月25日(金)
イーフロンティア,PC版「OPERATION FLASHPOINT:DRAGON RISING 日本語マニュアル付英語版」を10月23日に発売
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もちろん,PC版以外にPS3やXbox 360で発売されるほか,日本語版では大塚明夫氏らによる吹き替えが予定されている。これはこれで楽しみだ。
お知らせ
●ムービーが見えない場合
現在,ストリーミングによる動画配信でまれに動画がみつからないというエラーが発生することがあることが確認されている。たくさんあるストリーミングサーバーの末端までちゃんとデータが行き届いてないことが原因とみられるのだが,詳しい内容については調査中である。
対応法としては,データを格納済みのサーバーに当たるまでページの再読み込みを行っていただければ幸いである。これは再生中に頻繁に止まるとか,極端に混雑したサーバーに当たってしまったときにも有効なので,4Gamerでの動画がうまく見られないときの対処法として覚えておいてほしい。
なお,全然見える気配がないという場合は,FLASHプレイヤーのインストールないし更新を行おう。古いバーションでは再生はできない。
●AIONインタビューについて
以前,アンケートで質問項目などを募集したAION運営インタビューは,おかげさまでつつがなく終了した。本来なら連休前に記事を上げたかったところではあったのだが,諸般の事情で遅れている。
3日間弱の募集期間にも関わらず非常にたくさんのご応募をいただいた。ご協力に感謝したい。コメント部分だけメモ帳に貼り込み,プリンタでベタ打ちして読もうとしたところ,カウンタが100ページを超えても一向にスプールが終了する気配がなくてあわてて止めたくらい長文で熱心なご意見ばかりだった。テキストファイルは812KBになっていた。うれしさのあまり半分涙目になりながら意見をまとめてインタビューで活用させていただいた。本当にありがとう。寄せられたコメント部分はエヌ・シー・ジャパンに丸ごと送ってある。インタビューの場では,西本Pはちゃんと打ち出して持参していた。130枚くらいになっていたようだ。
インタビューそのものは十分納得のいく内容であったと思う。たっぷり3時間半かけて,大きなことから小さなことまでいろいろ聞いて,なかには明確な回答が得られないものもあったにせよ,概ねのところでは明確に運営の考えを聞くことができた。
そのまま公開できればいちばんよいとは思うのだが,かなりデリケートな問題や公開できないゲーム内情報などいろいろ話が及んでいるはずなので,そのあたりはメーカーチェックで弾いてもらう。まあインタビュー記事ではよくある流れだ。連休前の掲載に間に合わせるように確認を急いでもらっていたのだが,ただ,今回は途中でちょっと話が大きくなって,時間がかかっている感じだ。例えば普通の会社でも「一応,法務も通しておいたほうがいいんじゃないか?」とかいう話になってしまうと,時間がかかりそうだというのはだいたい想像がつく人も多いだろう。なんとなく今頃はインタビュー原稿(非常に長大)が韓国語に翻訳されて海を渡ってるのかなと想像しつつ,チェック待ちの状態である。わりと遠慮なくやってたので,まったくの予想外というわけでもないのだが,まあしかたがない。
今回のインタビューは,普段あまりこういった活動をしないエヌ・シー・ジャパンにしてみれば,異例の動きである。運営がなにもしていないわけではないのだが,それを表に出すことがなぜかとても難しい雰囲気だ。即時掲載でないと意味が薄いのだが,残念ながらどうしようもない。応募していただいた方,インタビュー掲載を待ち望んでいる方は,どうかもうしばしお待ちを。
9/29追記
エヌ・シー・ジャパンより校正が到着。近日中に掲載の予定なのでお楽しみに。
「まい」「しう」のカレンダー付き壁紙(2009年10月)
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一瞬「なにごと?」と驚かれた人もいるかもしれないが,今回はコラボ企画でWeekly 4Gamerのズボン脱ぎ少女「くぬぎちゃん(仮)」を描いているくらうでぃへぶん氏による作画でお届けする。
見ると,しうちゃんとまいちゃんの間にくぬぎちゃん(仮)も参加しての,ある意味豪華メンバーの共演だ。他誌では絶対にお目にかかれない。
くぬぎちゃん(仮)は,出るたびにどんどん脱いでいくというコンセプトの女の子。肩や生脚は確認できるのだが,そのほかの部分の脱ぎっぷりは,残念ながらよく確認できない。
見ているとなんとなく恐ろしい疑問に突き当たる。
「なんか,また幼くなっていないか?」
という疑惑である。
これが,初代くぬぎちゃん(仮)。
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これが現在の看板娘仕様。
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そして,これ。
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いずれも,くらうでぃへぶん氏による作画である。
脱ぐたびに若くなるという設定はないと思ったのだが,最悪,
脱ぎ脱ぎ進行→ロリロリ進行→児ポ法成立→Weekly 4Gamerを見ただけで犯罪者→逮捕→(略)→人生の敗残者→(略)→死刑
という恐るべき連鎖が予想される。このままでは下手をすると日本のゲーム業界が壊滅してしまうので,くれぐれも「幼く見えますが,実はハタチなんです♥」ということでよろしく。
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