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「ルナティア」,新種族“マツカ”や世界観の詳細が明らかに
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印刷2008/06/12 14:22

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「ルナティア」,新種族“マツカ”や世界観の詳細が明らかに

 エムゲームは,MMORPG「ルナティア」の新種族“マツカ”および世界観の詳細を公開した。

 新種族については,5月23日の記事でシルエットのみ公開されていたので,記憶に残っている読者も多いだろう。マツカは獣狼族を祖先とし,極めて高い身体能力を有している。褐色の肌で半獣半人のような風貌が特徴的だ。公開済みのセネカ/コシャレを含めた種族の設定詳細,および世界観については,下に引用したリリース文で確認してほしい。

画像集#001のサムネイル/「ルナティア」,新種族“マツカ”や世界観の詳細が明らかに
マツカ(MATSUKA)女(戦士)
画像集#002のサムネイル/「ルナティア」,新種族“マツカ”や世界観の詳細が明らかに
マツカ(MATSUKA)男(モンク)

 本作は「ルナティア〜プラチナファンタジーオンライン〜」としてジャレコの運営の元で3度のクローズドβテストが実施されたが,新要素の実装やゲームシステムのリニューアルなどを行っているため,今後のサービス/βテストなどへデータの引き継ぎは行われないとのこと。新しく合成システム/スキルツリー/カードシステムが実装される予定で,その画面写真3点が公開された。βテストなどのスケジュールは後日あらためて発表される予定なので,続報に期待しよう。

※画面写真は韓国版のものです。開発中のため内容が変更される可能性があります。
画像集#003のサムネイル/「ルナティア」,新種族“マツカ”や世界観の詳細が明らかに
合成システム画面写真
画像集#004のサムネイル/「ルナティア」,新種族“マツカ”や世界観の詳細が明らかに
スキルツリー画面写真
画像集#005のサムネイル/「ルナティア」,新種族“マツカ”や世界観の詳細が明らかに
カードシステム画面写真

新種族マツカ(MATSUKA)とは?
世界の創生と共に、炎から生まれた獣狼族を祖先とする種族。「セネカ」に近い風貌をしているが、褐色の肌をし、獣狼族の名残として耳と尻尾が残っている。肉食獣のしなやかな筋肉を持つ彼らは、他のどの種族よりも極めて高い身体能力を持つ。『義』と『礼』を何よりも重んじ、非常に思慮深い種族である。

また、今までに公開されていた既存の2種族、セネカとコシャレの詳細も紹介します。

セネカ (SENEKA)
世界が安定した頃、神々の姿を真似て作られたと言われている。この世界に最も多く、過去より世界の中心となっている種族で、建造物や乗り物などは、彼らの体格を基準に作られていることがほとんどである。突出した技能や力を持たない彼らは、基本的に集団で協力し合って暮らすことが多く、各地に集落が多数存在している。技能や力の代わりに、最も知能が高い部類の種族であった。

コシャレ (KOSHARE)
世界に生命が誕生しはじめた頃、大地から生まれた妖精族を祖先としている。背丈は低いが、自分より大きな武器を軽々と振り回して見せるなど、体躯に見合わぬ怪力を持つ。知能はセネカやマツカと比べると、若干幼いようだ。イタズラ好きな種族で、しばしば周りのセネカやマツカを困らせることがある。

■『ルナティア』ストーリー・世界観概要

かつて、世界は争いのない平和なものだった。人間の様々な感情を司る7神が世界を治め、それぞれ役割を持って世界の安定に努めていた。長い時が経ち……7神のひとり、欲望の神・ライラックがあるひとつの提案をした。「人間の成長、革命を願い、神々の技術を人々に直接分け与える」ことを。

「憎悪」「悲哀」「憤怒」の3神、ニウム、トリスティスは、ライラックの意見に同意したが、「歓喜」「幸福」「慈愛」の3神、レトス、ユデー、フリージアはニウム、トリスティス、イラの意見を否定。人間が今まで切磋琢磨してきた歴史を、根底から覆すことはナンセンスであると反論した。

話し合いは平行線をたどり、やがて力をもって相手を屈服させようと宣戦布告を行った。しかし古の盟約により、神が神を直接傷つけることはできない。

そこで神々は、自らの精鋭兵となって戦う『眷族』を、もっとも『ルナティア』の近くに存在する街、聖地『グロウズゲート』より召喚。終わりなき戦いへ、身を投じていく。神々の住まう処『ルナティア』での戦いは数年に渡り、6神の対立によって均衡を失った世界は、少しずつ滅びの道を辿っていた……。

絶対神により、神々と眷属は「神輝石」に封じ込められた

世界の崩壊を間近に感じ、永く眠りについていた『絶対神』グロリアが姿を現した。『絶対神』グロリアは神々を鎮め、対立の元凶を生み出した『欲望』の神ライラックの力をすべて奪い、ルナティアから追放し、地中深くに封じた。

『絶対神』グロリアは今後このような争いが起こらないよう、神々をお互い直接干渉できないふたつの国に分け、ライラック以外の6神の力も奪い、『神輝石』に封じ込めたのだ。また、神の力を借りて戦っていた眷族の記憶も奪い、これも『神輝石』に封じてしまった。そして、『絶対神』グロリアはこの『神輝石』を、細かく砕いて世界へとばら撒いた。

そして、長い時が経ち……神々はわずかに残った力を使い、『代弁者(メッセンジャー)』となる者を選び出す。代弁者に選ばれた者たちは、眷属であった頃の記憶を呼び起こされた。そして彼らに、神々は使命を与えた。

『かつて眷属であった者達に、我らの言葉を与えよ――。我らの力を封じた宝石……『神輝石』を集めよ。さすれば眷属の力、過去の記憶、そして我らの力。すべて元に戻るだろう……』

自らの記憶を取り戻すために、神輝石探求の冒険が始まる。

代弁者はそれに従い、今は記憶を失った、かつて眷属であった者たちへ『ペンダント』を手渡す。これに神輝石を集めてはめ込むことで、少しずつ眷属の力を取り戻すことができるというものだった。かつて眷属であった者たちは、神より新たに神輝石の収集という使命を行うこととなる。自らの記憶を取り戻すために……。
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