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Immersion,「2台のモバイルデバイス間で触感を共有する技術」などを発表
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印刷2013/03/14 19:04

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Immersion,「2台のモバイルデバイス間で触感を共有する技術」などを発表

触感効果ソリューション
配信元 Immersion 配信日 2013/03/14

<以下,メーカー発表文の内容をそのまま掲載しています>

イマージョン、物理的な存在感、感情、臨場感を伝える
新しい触感効果ソリューションを発表

触感フィードバック技術(以下ハプティクス技術)の開発とライセンス供与を手がけるImmersion Corporation(Nasdaq:IMMR、以下イマージョン)は本日、モバイルユーザーインターフェース上で、物理的な存在感や感情、臨場感の伝達を可能にする、OEM向けの新たな触感プレゼンスソリューションを発表しました。
モバイル通信およびコンテンツは日々進化していますが、モバイル端末のタッチスクリーン上での触感が乏しいために、ユーザーエクスペリエンスが現実味を欠き、実際の感覚からかい離しているように感じられます。イマージョンが新たに開発した技術は、モバイル端末間で物理的な存在感や感情を伝えることができるため、より双方向なモバイルエクスペリエンスを提供することができます。

物理的な存在感を伝える
触感プレゼンスソリューションは、低消費電力のハプティクス技術を応用するために、モバイル通信アプリケーションAPIを提供します。2台のモバイル端末の間で触感情報を作成して伝送することで、双方向なモバイルエクスペリエンスに物理的な存在感を与えます。感情に関する情報をキャプチャして伝える動的な触感効果を適用することにより、ユーザーは遠隔地にいる相手の操作の触感を感じることができ、有意義なテレプレゼンスが実現します。その結果、例えば親子でビデオチャットをすれば、共有された触感空間で、お互いに絵を描いたり、ふざけあったりする触感を感じることができ、よりつながりを深めることができます。友達同士では、物理的に触感を感じることができるエモーティコンを使うことによって、SMSやチャットでより多くの感情を表現することができます。双方向なゲームでは、プレイヤーはリモートにいる相手の行動を実際に感じることができるため、より直感的になります。遠距離恋愛中のカップルは、電話で通話している間、指先のタッチの触感によって、より確かなつながりを感じることができます。

イマージョンのユーザーエクスペリエンス担当バイスプレジデントであるクリス・アーリックは、次のように述べています。「電話で話している間、相手と共有された音声空間を作るというテレプレゼンスの概念は、誰にでも理解できます。当社の触感プレゼンスの技術により、相手との共有空間の概念を拡大し、その中に触感を含めました。触感は基本的かつ感情的な感覚であり、強いつながりを感じさせるものです。触感を物理的に感じる技術により、OEM企業はこの強力な感覚を利用して、より一層充実したモバイルテレプレゼンス体験を作り出すことができます。」

触感プレゼンスのAPIは、イマージョンの高精度ハプティクス向けTouchSense 5000を搭載したソフトウェアで動作するように最適化されています。触感プレゼンスソリューションは、モバイルネットワークまたはWi-Fi経由で触感情報を伝達します。2013年後半にOEM向けに発売予定です。

統合テーマモジュール
競争の激しい市場でデバイスを差別化するユーザーエクスペリエンスを提供することは、モバイルOEM企業にとっての大きな課題です。イマージョンの「統合テーマモジュール」を使用することで、OEM企業は、音声、視覚、触感のエクスペリエンスを緊密に統合し、デバイスの「感覚」を提供する領域にまで拡大することができます。例えば、心を落ち着かせる自然の要素を備えた静寂の概念を伝えるように設計されたユーザーエクスペリエンスは、触感効果を加えることで変化します。竹が風に揺れている音と映像は、竹の葉が手の中でかさかさと音を立てる感触によって強化されます。自動車エクスペリエンスのために設計されたユーザーインターフェースでは、ホームスクリーンボタンを押すと仮想の自動車のドアのロックが解除されるのが感じられる臨場感が実現できます。
イマージョンのセールス&マーケティング担当シニアバイスプレジデントのデニス・シーハンは、次のように述べています。「統合テーマモジュールにより、OEM企業は設計に使用できるツールの1つとして、触感効果を備えたユーザーエクスペリエンスを再検討できるようになります。統合テーマモジュールを使用すると、ボタンの確認だけでなく、触覚効果によってデバイス全体の設計言語が強化されるため、より実体験するような体験を生み出すことができます。モバイルエクスペリエンスの設計段階において触感効果を組み込むことは重要です。ユーザーに対する調査から、優れた設計による触感効果は、デバイス品質の認識、デバイスエクスペリエンスの向上、およびOEMブランドにプラスの影響を与えることが分かっています。」
統合テーマモジュールは、イマージョンのTouchSense 3000およびTouchSense 5000組込みソフトウェアを利用するOEM向けのビルドタイムツールで、Android OS全体に高品質な触感効果をもたらします。ロック画面、ホーム画面、移行、ボタン確認、通知トレイ、アラートに特殊な触感効果を組み込むことで、総合的なユーザーインターフェースエクスペリエンスを作り上げます。モジュールには、事前にデザインされたサンプルのテーマが付属していますが、OEM企業は独自の素材を使用してテーマを簡単にカスタマイズできるため、独特のブランドを印象付けるエクスペリエンスを生み出すことができます。統合テーマモジュールは、2013年第2四半期にOEM向けに発売予定です。

イマージョンのTouchSenseソリューションとHDハプティクス
イマージョンのモバイルデバイス向けTouchSense組み込みソフトウェアソリューションは、低消費電力で高品質な触感効果を実現するために、デバイスのアクチュエーターの機能を最適化します。イマージョンが実施したテストによると、TouchSenseを搭載したデバイスで実行されているハプティクス効果を使用するアプリケーションは全体のCPU処理の約2%を消費します。これと比較して、イマージョンのTouchSenseを搭載していないデバイスで実行した場合、CPU処理を消費する割合は7%です。イマージョンのTouchSense 3000ソリューションは、偏心モーター(ERM)およびリニア共振アクチュエーター(LRA)に対応するよう設計されています。TouchSense 5000ソリューションは、ピエゾ、超高速LRA、または電気活性ポリマー(EAP)などの高忠実度のアクチュエーターを最適化することで、HDハプティクスと呼ばれる幅広い周波数範囲にわたり、繊細かつ多彩な効果を作成します。イマージョンのHDハプティクスが対応する周波数範囲と忠実度が向上すれば、臨場感を生み出し、より有意義な情報を伝える方法としての触感チャネルが拡大します。HDハプティクスおよびイマージョンのTouchSense製品の詳細については以下をご覧ください。
http://www.immersion.com/products/touchsense-tactile-feedback/5000-series/index.html
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