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「Radeon Software Crimson Edition 16.1 Hotfix」が,大量のバグ修正を含んで登場
すぐに入手したい人は下に示したリンクをどうぞ。ちなみに,ダウンロードしたインストーラを実行してファイルを解凍すると,今回のCrimson 16.1 Hotfixは「WHQL
→64bit版Windows 10用Crimson 16.1 Hotfix
→32bit版Windows 10用Crimson 16.1 Hotfix(※Radeon R9 Fury・R9 300・R7 300シリーズは非対応)
→64bit版Windows 8.1用Crimson 16.1 Hotfix
→32bit版Windows 8.1用Crimson 16.1 Hotfix(※Radeon R9 Fury・R9 300・R7 300シリーズは非対応)
→64bit版Windows 7用Crimson 16.1 Hotfix
→32bit版Windows 7用Crimson 16.1 Hotfix(※Radeon R9 Fury・R9 300・R7 300シリーズは非対応)
→ノートPC向けの64bit版Windows 10用Crimson 16.1 Hotfix
→ノートPC向けの32bit版Windows 10用Crimson 16.1 Hotfix(※Radeon R9 M300・R7 M300・R5 M300シリーズは非対応)
→ノートPC向けの64bit版Windows 8.1用Crimson 16.1 Hotfix
→ノートPC向けの32bit版Windows 8.1用Crimson 16.1 Hotfix(※Radeon R9 M300・R7 M300・R5 M300シリーズは非対応)
→ノートPC向けの64bit版Windows 7用Crimson 16.1 Hotfix
→ノートPC向けの32bit版Windows 7用Crimson 16.1 Hotfix(※Radeon R9 M300・R7 M300・R5 M300シリーズは非対応)
→64bit版Windows 10・8.1・7用Crimson 16.1 Hotfixチップセットドライバ
→32bit版Windows 10・8.1・7用Crimson 16.1 Hotfixチップセットドライバ
「Display Driver」のバージョンは15.
具体的な修正内容は本稿の最後にまとめたが,プレイヤーが多いであろう「Fallout 4」などにおける問題も複数潰されていたりするので,「公式最新版以外は絶対に導入しない」というポリシー以外の人で,対象となるGPUやAPUを使っているなら,自己責任で導入してみてはどうだろうか。
※2016年1月12日追記:北米時間1月11日,AMD,Crimson 16.1 Hotfixの,非GCN系GPU向けバージョンもリリースした。ATI Radeon HD 5000〜Radeon HD 8000シリーズとそのモバイル版,同世代のAPUに対応している。
#### 以下,英文リリースノートまとめ ####
●Radeon Software Crimson Edition 16.1 Hotfixの対応GPU
- Radeon R9 Furyシリーズ
- Radeon R9 300・200シリーズ
- Radeon R7 300・200シリーズ
- Radeon R5 230シリーズ
- Radeon HD 8500以上のRadeon HD 8000シリーズ
- Radeon HD 7700以上のRadeon HD 7000シリーズ
- Radeon R9 M300・M200シリーズ
- Radeon R7 M300・M200シリーズ
- Radeon R5 M300・M200シリーズ
- Radeon HD 8500M以上のRadeon HD 8000Mシリーズ
- Radeon HD 7700M以上のRadeon HD 7000Mシリーズ
- AMD A-Series APU with Radeon R7・R6・R5・R4・R3 Graphics
- FX-8800P with Radeon R7 Graphics
- AMD E-Series APU with Radeon R2 Graphics
●Radeon Software Crimson Edition 16.1 Hotfixが統合するコンポーネント
(※比較対象はRadeon Software Crimson Edition 15.12)
- Display Driver:15.301.1201-151223a-297971C(←15.30.1025.1001-151204a-296872C)
- Radeon Settings:2015.1223.1060.19763(←2015.1204.1216.22046)
- 2D Driver:8.1.1.1533
- Direct3D:9.14.10.1171(←9.14.10.1162)
- OpenGL:6.14.10.13417(←6.14.10.13416)
- OpenCL:2.0.4.0
- Mantle:9.1.10.99(Mantle API:98309)
- Audio Driver:7.12.0.7723
●Radeon Software Crimson Edition 16.1 Hotfixにおける性能向上
- リリースノートに記載なし
●Radeon Software Crimson Edition 16.1 Hotfixにおける新要素
・アプリケーションプロファイルの拡張
- スイッチャブルグラフィックス機能付きノートPCに向けた「Just Cause 3」プロファイルを追加
●Radeon Software Crimson Edition 16.1 Hotfixで解決した問題
- Radeon R9 29xシリーズ搭載環境で,「Fallout 4」のプレイ中,コンパスがちらついて見える問題
- Windows 10で「Elite Dangerous」を実行し,超高速巡航を行うと,低いフレームレートしか得られない問題
- Radeon Softwareのインストール中,さまざまな段階でインストーラがハングしたような挙動を示す問題
- 「Call of Duty: Black Ops III」のゲーム中,無規則にフレームがフリーズすることのある問題
- Frame Rate Target Control(FRTC)設定がすべてのゲームに対して一環して適用できない問題(※リリースノートには「Frame Rate Target Controlを有効に機能させるにはVsyncを無効化させる必要がある」と書いてあるので,修正によって無効化されるようになったのではないかと思われる)
- CrossFire構成時にFreeSyncを有効化して「DiRT Rally」を実行すると,新しいステージが始まるとき,ゲームアプリケーションがクラッシュすることのある問題
- Gaming Evolved Appのオーバーレイ表示を行うと画面に何も表示されなくなったりスタッター(=映像のカクつき)が発生したりする問題
- 3x1 Eyefinity構成時に「Assassins Creed Syndicate」側のグラフィックス設定を「Very High」にするとディスプレイの電源が切れることのある問題
- 「Star Wars Battlefront」のゲーム中にレベルデータの読み出しが入ると,陰になっている部分で多少ちらつくことのある問題
- AMD製CPUとGPUを搭載する環境で「Just Cause 3」の実行中にタスク切り替えを行うとシステムがハングすることのある問題(※ということだと思われる。原文は「Just Cause 3 - The system may hang when task switching on systems with AMD CPUs and GPUs」)
- 解像度1440pのFreeSync環境で,「Fallout 4」側のグラフィックス設定を「Ultra」に指定すると,ゲームプレイ時の体感速度にムラが生じる問題
- FreeSync環境で「Fallout 4」をプレイすると高輝度のちらつきが発生することのある問題
- Windowsのシャットダウン時に「cnext.exe」がクラッシュすることのある問題
- HP製ノートPC「Envy 15」でHDMI接続した外部ディスプレイに対してクローン表示を行うとクラッシュする問題(※クラッシュする主体が何なのかは明らかになっておらず,分からない。原文は「A crash may be experienced if an HDMI™ display is a cloned display device on an HP Envy 15 notebook」)
- インストール後,「Failed to create OpenGL context」というエラーメッセージが表示されることのある問題(※何のインストール後なのか説明はない。おそらくはRadeon Softwareだと思われるが……。原文は「“Failed to create OpenGL context” error message may appear after installation」
- インストール後,「Cannot find RadeonSettings.exe」というエラーメッセージが表示されることのある問題(※これもドライバソフトウェアのインストール後の話だと思うが,確証はない。原文は「“Cannot find RadeonSettings.exe” error message may appear during installation」)
- インストール中,「AMD Install Manager has stopped working」というエラーメッセージが表示されることのある問題(※やはり「〜の」に相当する言葉がないのだが,これはドライバのインストール中ということでまず間違いないだろう。原文は「“AMD Install Manager has stopped working” error message may appear during installation)
- インストール中,「Cannot find cncmd.exe」というエラーメッセージが表示されることのある問題(※そろそろくどくなってきた。原文は“Cannot find cncmd.exe” error message may appear during installation)
- FreeSyncを有効化した状態で長時間ゲームプレイを行うと,ノートPC上の液晶パネルでちらつきが生じることのある問題
- 4Kディスプレイを接続していると,4x1もしくは2x1のEyefinity SLS(=Eyefinityで構築した,1枚の大きな仮想デスクトップ)を構築できない問題
- Radeon SettingsからVirtual Super Resolutionを有効化し,かつ「スケーリングモード」を「フルパネル」にしていると,ビデオやテレビなどの再生/表示ソフトウェアから再生した映像の表示がおかしくなる問題
- 「Radeon Additional Settings」(※Radeon Softwareから起動できる,旧Catalyst Control Centrerライクな設定メニュー)から縦画面Eyefinityを正常に設定できないことのある問題
- ノートPCでディスプレイ表示モードを切り替えたりHDMI接続型ディスプレイとつないだりすると,画面に何も表示されなくなることのある問題
- FreeSyncを有効化すると画面がちらつくことのある問題
- 英語以外の言語を選択しているシステムで再起動を行うと,(Radeon Softwareの)通知が英語になってしまう問題(※丸括弧内は筆者による推測だが,こういうことだと思われる。原文は「Notifications reverting back to English on non-English systems after reboot」)
- マルチディスプレイ構成時にベゼルコレクション(ベゼルコンペンセーション)を行うとユーザーインタフェースの並びがおかしくなる問題(※おそらくは「ベゼルで隠れる部分」の処理がうまくいかないということだと思われる。原文は「Misaligned UI may be observed on the Bezel Compensation screen」)
- 3x1 Eyefinityディスプレイ環境を構築していると,CrossFireの有効/無効を切り替えてから(Gaming Evolved Appの)「Game Manager」でゲームを起動したとき,ゲームがシングルディスプレイ上にのみ表示されることがある問題(※丸括弧内は筆者による推測だが,こういうことだと思われる。原文は「Launching a game from the Game Manager may launch on a single display after enabling and disabling AMD CrossFire in a 3x1 AMD Eyefinity setup」)
- ビデオ再生時の消費電力がわずかに増大する問題(※「何の」がないが,GPUのことだと思われる。原文は「Marginally increased power consumption may be observed during video playback」)
- 関連タイトル:
AMD Software
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