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リンクス,静音性重視のCorsair製PCケース「Obsidian 550D」を国内発売
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印刷2012/03/16 18:47

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リンクス,静音性重視のCorsair製PCケース「Obsidian 550D」を国内発売

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 2012年3月16日,リンクスインターナショナルは,都内にある同社で報道関係者向け説明会を開催し,同社が販売代理を担当するCorsairのPCケース新製品「Obsidian 550D」を国内発売すると発表した。
 Obsidian 550DはATXフォームファクタまでに対応したミドルタワーPCケースで,静音性を重視しているのが特徴。3月20日発売予定となっており,販売代理店想定売価は1万5980円前後とされている。

説明会で展示されていたObsidian 550D。本体サイズは221(W)×531(D)×495(H)mmで,重量は非公開だ。世界市場で発売することは2012 International CESで発表されていた(関連記事
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 Corsairにおいて日本カントリーマネージャを務める園部英夫氏は発表会で,Obsidian 550Dにおける静音化のポイントを紹介した。

園部英夫氏(Corsair カントリーマネージャー)
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 氏によると,エアフローを確保する前面スリットの位置や角度が風切り音を低減するよう計算されているという。また,側板と天板の開口部には防音用の蓋が用意されていて,組み合わせるとPC内部から外へ漏れ出してくる音を遮断する効果もある。
 さらに,前面や両側面,天板部の内側には吸音シートを装備していたり,3.5インチドライブを固定するためのカートリッジには振動音を防止するシリコンゴムを採用していたりと,静音のための工夫が細かく施されているのも特徴だ。

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筐体前面のスリット部。よく見ると単なる穴ではなく,意図して開けられた形の穴になっているのが分かる
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3.5インチHDD用のカートリッジはシリコンゴム製。振動を防止し,動作音を低減させるという
側板(左)の開口部には標準で蓋が取り付けられており(中央),音が漏れ出ないようになっている。これは天板部も同じだ(右)
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3.5インチベイは3基単位で着脱が可能。マザーボードトレイ部はCPUクーラーを取り付ける部分がぽっかり開いていて,筐体向かって右側面からアクセスしやすくなっている。右側板に吸音材が貼られている点にも注目
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 Obsidian 550Dでは前面に2基,背面に1基の120mm角ファンが標準で用意されているため,側板と天板部の蓋が取り付けられた標準状態では前面吸気・背面排気となる。これは,側面からの吸気や天面からの排気を行えないことと同義でもあるわけだが,Obsidian 550Dでは,これら蓋を取り外すと,側板に最大2基の120/140mm角ファン(もしくは1基の200mm角ファン),天板に最大2基の120/140mm角ファン,底板に1基の120/140mm角ファンを取り付けられるようになる。あえて静音性ではなく冷却性能を取る,という選択も行えるわけである。
 筐体前面部に並んだドライブベイは5インチ×4,3.5インチ×6だが,「3.5インチベイを外せば,全長35cmを超える長尺のグラフィックスカードによるSLIやCrossFireX構成も可能」(園部氏)とのことだ。

 なお園部氏は,ワンタッチで取り外しが可能な磁石式の防塵フィルターや,両開きかつ取り外しも可能な前面扉も,ユニークな特徴としてアピールしていた。

前面と天面には磁石式防塵フィルターが取り付けられている。なお,天面部には,Corsair製の液冷クーラー「Hydro Series H100」のラジエータを取り付けられるとのことだ
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アルミ製の前面パネルは両開きおよび取り外しが可能で,吸音シートも貼られている。なお,本体前面にはUSB 3.0×2,マイク入力,ヘッドフォン出力を引き出し可能だった
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 なお説明会ではこのほか,2011 International CES 2011で参考出展されたPCモニタリングシステム「Corsair Link」のデモも展示されていたが,「国内発売は未定」(園部氏)。国内発売に向けて動いてはいるそうなので,続報に期待したいところである。

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参考展示されていたCorsair Linkコントロールユニット。5インチベイサイズだが,Obsidian 550Dではドライブ用カートリッジを取り外すと3.5インチドライブベイ部分に収まる。ちなみに右の写真で青く光るLEDは「Corsair Link LED Kit」というオプション。筐体内の温度が上がったときに赤く光らせたりといった,センサー連動制御が行える
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コントロールユニットの背面配線はこんな感じ(左)。コネクタは8個用意される。右はコントロールユニットと接続されるセンサーユニットだ。このセンサーユニットから,各種温度センサーなどへの配線が行われる
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Corsair Linkのコントロールソフトウェア(左)。各部の温度やファン回転数などが表示されている。右はObsidian 550Dと合わせて国内発表された,Corsair製電源ユニット用アクセサリ「スリーブケーブル」。対応製品はCorsair AX,HX,XTMシリーズで,展示されていた白,青のほか,赤と黒も発売されるという

CorsairのObsidianシリーズ製品情報ページ(英語)

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