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海外ファミコン向けに発売されたゲームのエンディングを集めた書籍第2弾のクラウドファンディングがKickstarterで実施中
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「NES Endings Compendium: Volume 2」は,1990年に発売されたNES用ゲームのエンディングを収録した書籍だ。関係者へのインタビューや,ソフトの日本版との差違などについても記載される。
前作「NES Endings Compendium」では,1冊で1985〜1989年のゲームが取り扱われたが,今回の「Volume 2」では1990年に発売されたソフトが取りあげられている。それでいてページ数は296ページから368ページに増えているので,ゲーム業界の急成長ぶりがうかがえるだろう。
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プロジェクトはすでに目標額の1万9900ドル(約285万円)を達成。プレッジ(支援)は19ドル(約2700円)の「The Digital Tier」で「NES Endings Compendium: Volume 2」のデジタル版,「The Physical Tier」は34ドル(約4900円)でハードカバーの物理版,そして44ドル(約6300円)の「The Combo Tier」でデジタル版と物理版のセットが手に入る。また,The Physical Tier以上のプレッジには特製のしおりが付属する予定だ。配送先については「世界各国」とされており,日本からもプレッジは可能だと思われる。
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エンディングに関する本という,ゲームの歴史的にも興味深い「NES Endings Compendium」シリーズ。テーマとなっている1990年は,日本では「ドラゴンクエストIV 導かれし者たち」「ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣」「ファイナルファンタジーIII」「ドクターマリオ」「ダウンタウン熱血行進曲 それゆけ大運動会」「ファミスタ'91」など名作ソフトが多数発売された時期だ。アメリカでの1990年がどのようなものであったのか,この本から振り返ってみるのも面白いのではないだろうか。
Kickstarter「NES Endings Compendium: Volume 2」
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