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アナログゲームの祭典「ゲームマーケット2024春」レポート。フードコートやフリープレイスペースが復活し,ゆったり楽しめるイベントに変化
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印刷2024/05/14 18:34

イベント

アナログゲームの祭典「ゲームマーケット2024春」レポート。フードコートやフリープレイスペースが復活し,ゆったり楽しめるイベントに変化

 ゴールデンウィークの幕開けとなった2024年4月27日と28日,日本最大級のアナログゲームイベント「ゲームマーケット2024春」が,東京ビッグサイトの東1・2・3ホールで開催された。

公式X(旧Twitter)アカウントの発表によると,来場者数は両日合計で2万5000名とのこと
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 自分に合ったアナログゲームを見つけるなら,やはり遊んでみるのが一番だ。だが会場で試遊するには,あまりにも時間が足りない。そんなジレンマを解消するため開催されたのが,4月14日に開催された試遊イベント「フォアシュピール」だ。本稿ではそこで見つけた7タイトルをピックアップして紹介する。

[2024/04/19 12:00]

「ゲームマーケット」公式サイト


 会場は西館から東館へと移り,床面積が2022年秋と同等となった今回のゲームマーケットだが,ブースの配置は当時と大きく異なっていた。一般の出展ブースが,いわゆる“島中”に配置される一方で,それらを“田の字型”に囲むように大型ブースが位置していて,大小さまざまなブースが自然に目に入るようになっていた。
 座席を備えたフードコーナーも約5年ぶりに復活を果たし,日曜には購入したゲームを広げて遊べるフリープレイスペースも設置されるなど,広がった会場スペースを活用した施策がいくつも用意されていた。

フードコーナーとフリープレイスペースは想像以上に広く,どのタイミングでも探せば空席を見つけられた。11:00から17:00までの長丁場のイベントだけあって,腰を落ち着けられる場所があるのはありがたい
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 また今回は,番号に“W”が振られた海外からの出展が多く見られたのも特徴だった。透明感あるアートで知られるThundergryph Gamesなど,海外で人気のあるパブリッシャの最新作をいち早く体験できるのは,日本のボードゲームファンとしては実にありがたい。
 ゲームマーケットの事務局長を務めるアークライトの草野彰宏氏によると,こうした海外ブースの出展,並びに出展社やバイヤーの誘致は,事務局側からの働きかけで実現したものだという。もちろん扱いとしては国内の出展ブースと同等で,そこに差は設けていないとのことである。

ゲームマーケット事務局長の草野彰宏氏
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Thundergryph Gamesブースでは,缶の中にゲームが入っている「SODA POP」シリーズに注目が集まっていた。いずれも英語版だが,言語依存性は薄いので簡単な説明だけで遊べるものとなっていた
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 なおゲームマーケットの主催であるアークライトを,KADOKAWAが子会社化するというニュースが,4月26日に発表されている。この影響について草野氏に聞いてみたところ,大きな影響はないとの回答だった。「出展者様や来場者様の双方にとって利用しやすいイベントを目指す,というコンセプトがブレることはありません」とのことである。
 一方で,KADOKAWAとの具体的な連携については「メーカーの役割を果たすべく,これからもニーズに応えられるよう進めたい」という。これまでは“出張”という形で各種のイベントに登場してきたゲームマーケットだが,今後はより多くの場所でゲームマーケットの名前を見ることになるのかもしれない。


新作タイトル盛りだくさん! 工夫を凝らした展示も目立ったゲームマーケット


 ゲームマーケットは新作の展示販売はもちろんのこと,大手パブリッシャの新作情報が発表される場としても活用されている。まずは,とくに注目度の高いものをいくつかピックアップして紹介しよう。

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 主催であるアークライトブースでは,「ワイアームスパン」(原題:Wyrmspan)を含む5タイトルの新作ボードゲームが発表された。ワイアームスパンは「ウイングスパン」のテーマをファンタジー風に切り替えたスピンオフ作品で,住処となる洞窟を整備したり,幼体のドラゴンを成長させたりといった独自要素を持っている。
 海外のボードゲームコミュニティサイト「Board Game Geek」のレーティングでも,ウイングスパンと同等のスコアを獲得するなど海外での評価も高く,人気作のスピンオフということもあって日本語化を待ち望んでいた人も多いはず。価格や発売時期などは未定とのことなので,続報に期待しておこう。

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「デューン 砂の惑星:インペリウム 反乱」は「デューン 砂の惑星:インペリウム」の独立拡張セットで,単体で遊べるものとなっている
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 ホビージャパンブースではボードゲームだけでなく,テーブルトークRPG関連の発表も行われていた。2024年夏に発売される「サイバーパンクRED テイルズ・オブ・ザ・レッド:ストリートの物語」は,全9本のシナリオを収録したシナリオ集になるという。
 これらのシナリオは基本ルールブックなどにあるスクリームシート形式ではなく,より詳細なデータを含んだものになるとのこと。日本語版としては初のシナリオ集なので,新たなミッションを求めていたエッジランナー達は期待しておこう。

「一つの指輪:指輪物語TRPG」のサプリメント「失われた王国の遺跡」は,エリアドール地方南部の“さびし野”に関するデータなどが収録されている。詳細はXアカウントで紹介されている
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ホビージャパンの新作ボードゲームは「ムーアランド」「クトナー・ホラ:銀の街」「猫島」「ミドルエイジス」の4点。CEGのクトナー・ホラは,日本語のルールブックが海外の公式サイトに掲載されているので,気になる人は確認してみよう
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 KONAMIとブシロードクリエイティブ,ドロッセルマイヤーズが共同展開するボードゲームレーベル「ヨフカシプロジェクト」のブースでは,マーダーミステリー「キルタイム・キラーズ 絶泉館の殺人」の世界観を引き継ぐ新作「キルタイム・キラーズ THE BOARD GAME 真明市連続殺人事件」が発表されていた。
 同作はキルタイム・キラーズのキャラクターが引き続き登場するものの,ジャンルはマーダーミステリーではなく,繰り返し遊べる対戦型推理ボードゲームへと変化している。一般販売2024年6月の予定で,ブシロードオンラインストアは予約受付が開始されている。

前作にあたるマーダーミステリー「キルタイム・キラーズ」は,2022年7月に行われた体験会レポートを掲載しているので,そちらも参考のこと
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「BLOOD RECALL」を手掛けるシエラゲームズでは,2024年秋に発売予定の新作「メゾン・ド・ナイトメア」が発表され,メインビジュアルの展示が行われていた。現地で配布されたパンフレットによると,ホラーハウスの建設をテーマにした協力ゲームになるとのこと
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 ひととおり新作情報を確認したあとは,趣向を凝らしたブースをめぐりつつ,これから発売される商品を見つけたり,試遊卓について遊んだりするのもゲームマーケットの醍醐味だ。以下には,その中から気になったものをいくつか紹介する。

対戦型カードゲーム「クイナガン」は,Keepdryの「ガンナガン」とアークライトの「クイックショット!」のコラボ作品だ。Keepdryとアークライトの各ブースで先行販売され,早い段階で完売となっていた
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すごろくやの新作「ダービーカジノ」は,リアルタイムに進行するレースの途中でチップを配置し,高額配当を狙うギャンブルゲーム。進行役が必要なタイトルだが,サポートアプリにその役を任せることもできる
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オインクゲームズで先行発売されていた「ダイイングメッセージ」と「ゆくカバくるカバ」。後者はフォアシュピールのレポート記事でも紹介しているので,合わせて参考のこと
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バラエティ豊かな特設ブースの中でも異彩を放っていたのが,事件現場を再現した部屋で謎を解くゲーム「乃々果」だ。多くの来場者が,事件の資料と部屋を見比べながら,真相究明に向けて情報交換を行っていた
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鳥居が目を引く,謎解きメーカー・タカラッシュのブース。配布されていたポストカードに記された謎を解くと「おみくじ」を引くことができ,大吉を引いた人にはマーダーミステリーのプレゼントが
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 個人的に興味を惹かれたのは,アパレルブランド「TOKIQIL」のブースだ。TOKIQILのコンセプトは“解けないと着れない”とのことで,展示されたTシャツに隠された謎を解かなければ購入すらできない。しかも,それぞれの謎がけっこう難しいのだ。
 とはいえ店員にヒントを聞くこともできるので,謎解き好きには刺さる展示といえる。物販そのものをエンタメにしてしまおうという試みでもあり,なかなかに面白いブースとなっていた。

TOKIQILにはオンラインストアどころか店舗も存在せず,ポップアップストアやイベント出展などの形式で商品を販売している。謎を解いて購入したい人は,公式サイト公式XTikTokのアカウントをチェックしてみよう
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 次回「ゲームマーケット2024秋」は,会場を幕張メッセの展示ホール4・5・6に移し,11月16日と17日に開催予定だ。ゲームマーケットとしては,初の幕張開催となるので,その点は注意しておきたい。
 また,9月21日と22日には「京都国際マンガ・アニメフェア」(通称,京まふ)との併催イベント「ゲームマーケット2024京都 in 京まふ」が行われる。関西でのゲームマーケット開催は実に3年半ぶりだ。イベントの詳細は,公式サイトの開催概要をチェックしてほしい。

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「ゲームマーケット」公式サイト

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