お気に入りタイトル/ワード

タイトル/ワード名

最近記事を読んだタイトル/ワード

タイトル/ワード名

LINEで4Gamerアカウントを登録
「Halo」シリーズのベテラン開発者ジョセフ・ステイテン氏がNetflixに参加。オリジナルIPのAAAゲーム開発に着手へ
特集記事一覧
注目のレビュー
注目のムービー

メディアパートナー

印刷2023/04/18 15:43

ニュース

「Halo」シリーズのベテラン開発者ジョセフ・ステイテン氏がNetflixに参加。オリジナルIPのAAAゲーム開発に着手へ

ジョセフ・ステイテン氏(Twitterアカウントのプロフィールより)
画像ギャラリー No.001のサムネイル画像 / 「Halo」シリーズのベテラン開発者ジョセフ・ステイテン氏がNetflixに参加。オリジナルIPのAAAゲーム開発に着手へ
 343 Industriesで「Halo: Infinite」の開発を率いたジョセフ・ステイテン(Joseph Staten)氏が自身のTwitterアカウント(リンク)を更新し,Netflixに参加したことを表明した。

 ステイテン氏は,1998年にBungie入りし,2001年に爆発的な人気を呼んだFPS「Halo: Combat Evolved」では,シネマティクスディレクターとしてカットシーンの脚本や監督を担当した。以降は,「Halo」シリーズの中核メンバーとしてファンにも知られた存在となり,2007年にリリースされた小説「Halo: Contact Harvest」の著者に選ばれたのも,ステイテン氏のシリーズの知識量にもとづいた人選であったという。

画像ギャラリー No.002のサムネイル画像 / 「Halo」シリーズのベテラン開発者ジョセフ・ステイテン氏がNetflixに参加。オリジナルIPのAAAゲーム開発に着手へ

 BungieではFPS「Destiny」のデザインディレクター兼脚本家として携わっていたステイテン氏だが,2014年にはMicrosoft Studios(現Xbox Game Studios)に移籍して,アクションアドベンチャーゲーム「ReCore」や,アドベンチャーゲーム「Crackdown 3」のリードライターとして活動。2020年には同社傘下の343 Industriesに異動して,「Halo: Infinite」のクリエイティブ部門責任者として陣頭指揮を執った。

 2023年1月に,Microsoftが343 Industriesなどゲーム部門を含む1万人規模のリストラを行った際には,ステイテン氏は残留して再びXbox Game Studiosにて新しいポジションを得たものの,今月4月には辞職したことを明らかにしていた。

 現時点では,ステイテン氏の具体的な活動は明らかにされていないものの,同氏が報告した内容では,「私の人生で,仲間たちといっしょに興味深いキャラクターや深いミステリー,無限のアドベンチャーを創作していくことほど愛してやまないものはありません」と語り,今後はNetflix Gamesのクリエイティブディレクターとして“AAA級マルチプラットフォームタイトル”の開発に乗り出す予定であると報告している。

 Netflix Gamesは,これまでもアクションストラテジー「Desta: The Memories Between」や,アクションゲーム「TMNT: Shredder's Revenge」のようなサードパーティタイトルを中心としたパブリッシングを行ってきたが,2022年9月にはフィンランドにゲーム開発専門スタジオを設立(関連記事)するなど,オリジナル作品の開発への動きを加速させている。ステイテン氏の話す,“マルチプラットフォーム”というのもNetflixの動向として気になるポイントだ。

画像ギャラリー No.003のサムネイル画像 / 「Halo」シリーズのベテラン開発者ジョセフ・ステイテン氏がNetflixに参加。オリジナルIPのAAAゲーム開発に着手へ

 なお,「Halo」シリーズのフランチャイズディレクターのフランク・オコナー(Frank O’Connor)氏も,Xbox Game Studiosから辞職したことが,海外ジャーナリストによって明らかにされている(リンク)。2023年2月1日付けのBloomberg(リンク)には,「343 Industriesは現状を維持できないほどリストラの影響を受けている」というレポートもあがっており,「Halo」シリーズの今後についても注目しておきたい。

  • この記事のURL:
4Gamer.net最新情報
プラットフォーム別新着記事
総合新着記事
企画記事
スペシャルコンテンツ
注目記事ランキング
集計:12月21日〜12月22日