企画記事
プロシーンで活躍する格闘ゲーマー71人が振り返る2019年と2020年への抱負
中野サガット / 中野貴博
所属:京都スサノオ / 肩書:スサノオ 代表取締役主戦タイトル:ストリートファイターV アーケードエディション,スーパーストリートファイターII X
京都スサノオが本格的に活動を開始した年でした。ラスベガスで開催された「EVO2019」では,チームメンバーの応援や宣材写真の撮影に同行予定でしたが,サイドトーナメントの「スーパーストリートファイターII X」に出場し,優勝できました。やはり優勝はうれしいですね。
それでも1番望むことはほかのチームメンバーの活躍です。2019年は選手との対話などにあまり時間を割けなかったことが反省点です。
[質問2]2019年に触れたゲームやエンターテイメントコンテンツで最も印象深かった作品
「HADO」ですね。体験で1度だけ触りましたが,もっと深いところまで遊んでみたかったですね。
[質問3]2019年に個人的に注目したeスポーツプレイヤー
忍ismのももち選手です。会社社長でありながら主要タイトルの「ストリートファイターV アーケードエディション」の「Capcom Pro Tour 2019 アジアプレミア」で優勝するなど,現役でも実績を残されており,とても尊敬しています。
[質問4]2020年に向けての抱負,また4Gamer読者に向けてのメッセージ
プレイヤーとして「ストV」に触る時間をもう少し増やして,現役プロと対戦する機会を増やしたいです。2020年にスサノオは新たな動きを見せて参ります。ぜひ楽しみにしていてください!
ネモ
所属:Team Liquid / 勤務先:スクウェア・エニックス / 事務所:アミューズ主戦タイトル:ストリートファイターV アーケードエディション
今年はキャラ変更も見据えて活動しようと年始からサブキャラのコーリンを練習していたのですが,前半は「Capcom Pro Tour」のポイントが伸び悩み,ダメダメな結果が続きました。後半からは勝てないことを受け入れて,メインキャラの難しい連係やコンボを積極的に大会で狙っていくスタイルに変更し,成績を伸ばせました。。
また,新潟コンピュータ専門学校で特別講師をしたり,タイトー業務の手伝いで「EVO2019」に行ったりと,活動の範囲を拡げることでき,良い1年になったと感じています。
[質問2]2019年に触れたゲームやエンターテイメントコンテンツで最も印象深かった作品
「ロマンシング サガ リ・ユニバース」ですね。「ロマンシング サガ3」がRPGで1番好きな作品なんですが,ロマサガのスマホゲームなんてやるしかないですよ! キャラ育成・武器厳選が好きでひたすら周回させていますね。オート周回ができるので,練習の合間にやるのにとても相性がいいです。日々再戦ボタンを押し続ける充実したロマサガライフを過ごせていますw
そのほかだと今年は,Cirque du Soleilの「Kà」を観に行ったのですが演劇とサーカスが組み合わさったもので,舞台が浮いたり,回転したり,坂になったりとすごく楽しめました。ラスベガスで観れますので,EVOに参加する人におすすめのショーです。
[質問3]2019年に個人的に注目したeスポーツプレイヤー
同じチームの竹内ジョンです。Liquidとは2年契約で,契約した当初に「1年目は勉強の年だと思ってとにかく大会に参加して自力を付けよう。でも2年目はキチンと結果を残して,Capcom Cupになんとしてでも出場しないとね!」と伝えていました。今年の彼は文句なしの成績を残して「Capcom Cup」出場を決めましたので,ホッとしています。
[質問4]2020年に向けての抱負,また4Gamer読者に向けてのメッセージ
2020年は「INTEL World Open in TOKYO 202」に注目しており,大会の日本代表になることが目標です。来年も多くの大会に参加しますので,応援よろしくお願いします。
ノビ
所属:TeamYAMASA(山佐)主戦タイトル:鉄拳7
2019年は右肩上がりに大会の成績が良くなっていった。練習環境を変えたおかげだと思う。
反省点は要所で勝ちきれなかったこと。勝負強さが足りなかったと思う。
[質問2]2019年に触れたゲームやエンターテイメントコンテンツで最も印象深かった作品
「Brawl Stars」です。一見シンプルですがとても深い読み合いがあり、技術だけがすべてのゲームじゃないのでとても面白い。
[質問3]2019年に個人的に注目したeスポーツプレイヤー
Arslan Ashをはじめとするパキスタン勢ですね。彼らの台頭により世界的に鉄拳が注目されていると思います。この盛り上がりの中,もっと成績を残したいのでがんばります。
[質問4]2020年に向けての抱負,また4Gamer読者に向けてのメッセージ
来年はeスポーツがさらに発展すると思います。気を抜かず大会や普及活動に全力を尽くしていくので、応援よろしくお願いします!
ノロマ / NOROMA
所属:COOASGAMES / 鉄拳7プロライセンス保有主戦タイトル:鉄拳7
これは毎年の課題になっているんですが,「鉄拳7」のアップデートに対応できなかったことが反省点になります。自分はキャラ対が苦手だったり,新しい動きを考えることが苦手なんですが,アップデートのたびにこの部分でつまづいてしまっています。ここを改善できればさらにステップアップできるとは思っているんですが……。
逆に良かった点ですが,正直思い浮かばないですね……。2019年は自分の弱い部分が強く出てしまった1年だったと実感しています。
[質問2]2019年に触れたゲームやエンターテイメントコンテンツで最も印象深かった作品
「鉄拳7」(2019年は鉄拳7しか触っていません……)
[質問3]2019年に個人的に注目したeスポーツプレイヤー
ダブルとチクリン:
「Tekken World Tour」に積極的に参加したのが初めてにもかかわらず,決勝大会に残り,結果を残しました。2人とも鉄拳の上達がすさまじかったですね。何か上から目線のようですが全然そんなことはなく尊敬してます。
[質問4]2020年に向けての抱負,また4Gamer読者に向けてのメッセージ
2019年を戦い抜いて強くなれたことは間違いないのですが,強くなれた反面,自分の弱い部分がハッキリと目に見えて分かったきました。(遅いですが)2020年は自分の弱い部分を克服し,さらに成長するので暖かく見守ってください。自分で言うのもなんですが,成長する自信はあります。よろしくお願いします。
ハイタニ
所属:忍ism Gaming 不動主戦タイトル:ストリートファイターV アーケードエディション
例年通り,「Capcom Pro Tour」に参加したことに加え,今年は忍ismで新たに活動を開始した配信にも力を入れました。私生活では9月に子供が生まれたこともあり,公私ともに新しい経験を多くできた充実した1年になりました。
[質問2]2019年に触れたゲームやエンターテイメントコンテンツで最も印象深かった作品
「ストリートファイターV」と「大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL」です。スマブラは非常に高いアクション性を持つゲームですっかりハマってしまいました。
[質問3]2019年に個人的に注目したeスポーツプレイヤー
チクリン選手:
今年の鉄拳は韓国とパキスタンのプレイヤーが非常に強いイメージがあった中で,チクリン選手が世界大会である「Tekken World Tour」決勝大会を優勝した時はすごくうれしかったですね。
[質問4]2020年に向けての抱負,また4Gamer読者に向けてのメッセージ
2020年は発売が予定されている格闘ゲームが多いので楽しみで仕方がないです。ゲームを全力で楽しみつつ,プロゲーマーとしてシーンの盛り上がりに貢献していきたいと思っています。来年も応援よろしくお願いします!
ハク
所属:忍ism Gaming 不動主戦タイトル:ストリートファイターV アーケードエディション
(回答なし)
[質問2]2019年に触れたゲームやエンターテイメントコンテンツで最も印象深かった作品
(回答なし)
[質問3]2019年に個人的に注目したeスポーツプレイヤー
今年注目したプレイヤーは「ストリートファイターV」のプロゲーマーである竹内ジョンさんです。昨年は「Capcom Cup」に惜しくも出場できなかったのですが,今年は出場できるかどうかに注目していました。
[質問4]2020年に向けての抱負,また4Gamer読者に向けてのメッセージ
2019年は学業などの兼ね合いで積極的に大会に参加できなかったので,来年は大会に参加し,注目されるようなプレイをできるようがんばります。皆さん応援のほどよろしくお願いします!
はやお
所属:グローバルセンス PGW(プロゲーマーズワールド)事業部主戦タイトル:ストリートファイターIII 3rd STRIKE
今年は「EVO2019」に向けてゲームをがんばるという目標が第一にありました。「ストV」では壇上でプレイができ,いい経験になりました。また,新しく始めたゲームとして「キャサリン・フルボディ」も大会やコミュニティに参加させていただき,新しい刺激を得られました。
5月にはフランスで「ストリートファイターIII 3rd STRIKE」の選手として招いていただき,そこで「ふたりはプリキュア」の「キュアブラック」のコスプレでイベントに参加し,フランスのTVに映像を使われたりもしましたが,これもまたいい経験でした。
そのほかには,趣味も兼ねて「細かすぎて伝わらないモノマネ」を主にゲーム系で行い,Twitterに投稿するといった活動もしていました。「3rd」のヒューゴー使いで2回転が速い人というイメージが強いかもしれませんが,「Twitterでモノマネやってる人ですよね。見たことあります!」という方にもお会いできて,なんでもやってみるもんだなぁと感じましたね。
多くの人に認知してもらったり,もともと知ってる人には「ああいつも通りのはやおやな」と再認識をしてもらえたかなと思います。
[質問2]2019年に触れたゲームやエンターテイメントコンテンツで最も印象深かった作品
4月から「キャサリン・フルボディ」を新しく触り,これがまた面白くハマってしまいました。操作自体はとても簡単なゲームなので,ゲーム慣れしていない人にもオススメです(登頂できるかは別のお話)。
イベントで一番記憶に残ったのは「C4LAN」です。今回初めて参加したのですが,規模や熱量のすごさに驚きました。真のeスポーツがここにあるな,と確信しましたし,とりあえず「eスポーツ!!」って叫べば丸く収まる感じでした。またC4LAN参加中に「VR」の世界を体験し,「ああこれがニート時代になくてよかった。あったら絶対帰って来れないな」と思いました。
ほかには「ヒプノシスマイク」にハマりかけています。大阪division推しです。
[質問3]2019年に個人的に注目したeスポーツプレイヤー
キチパームさんですね,去年も書いた気がしますが。やはり投げキャラ使いとして推しメンにするならこの方かなと思います。
[質問4]2020年に向けての抱負,また4Gamer読者に向けてのメッセージ
チームとしての活動は,「3rd」のヒューゴーを新規で始める人に向けて,「3rdでヒューゴー使ってるけど何か質問ある?」的なイベントを各地でやりたいですね。また,新しいことにもどんどんチャレンジしていきたいです。野宿は達成済です。
個人としては,「人生も遊びも楽しみつくす」ことを行っていきます。あとはしっかりと「なにがeスポーツやねん」とプッシュしていきたいところ。そして「eスポーツ」という名前を利用して,しっかり遊び倒そうと思っております。
はるミー
所属:忍ism Gaming主戦タイトル:ストリートファイターV アーケードエディション,SAMURAI SPIRITS
2019年2月からプロゲーマーとして活動しております。今年は元々プレイしていた「ストリートファイターV」に加え,「SAMURAI SPIRITS」の新作が出るということで,複数タイトルのゲームに挑戦していくことを目標にしていました。「SAMURAI SPIRITS」の発売時にSNK公式番組に出演させていただけたことが今年1番のうれしい仕事でした。昔から大好きなシリーズの仕事にプロゲーマーとして携われたことを誇りに思っています。
戦績面では,「SNK公式大会」5位,「EVO2019」33位,「NESiCAxLive CUP 2019」3位,週末オンライン大会では優勝経験を積めたりと,アマチュア時代より成果を上げることができました。
反省点としては,自分が何を考えているのか皆様にうまく伝えることができなかったことです。「どうやって自分の意見をたくさんの方に知ってもらうか」が活動していくうえでの今後の課題です。
[質問2]2019年に触れたゲームやエンターテイメントコンテンツで最も印象深かった作品
SAMURAI SPIRITS:
10年ぶりの新作発売をファンは心待ちにしていたと思います。全体の雰囲気やキャラのモーションなど過去作の再現度が非常に高く,この作品と再会できる時代に生きていてよかったです。 個人的にはBGMの再現度に驚きました。再現と言いましても今作のBGMはすべて新曲なのですが,それでも初めて聞いたときに「これはあのキャラの曲だ!」と分かるのです。前作とはまったく違うメロディなのに,そのキャラのイメージが崩れず曲に残っているなんて,ゲームサウンドの魅力に圧倒されました。とにかくめちゃくちゃサムスピが好きです。
ぷよぷよ:
たまに動画を見たりしています。eスポーツの中でも格闘ゲームとは違うジャンルということもあり興味があります。動画鑑賞を楽しむために少し勉強をしています(こっそり)。
[質問3]2019年に個人的に注目したeスポーツプレイヤー
Infiltration選手:
「EVO2019」の優勝インタビューで,イメージトレーニングについて語られている部分がとても興味深かったです。普段の練習はもちろんですが,トッププレイヤーの策戦やメンタル強さをこれから身につけていきたいです。
[質問4]2020年に向けての抱負,また4Gamer読者に向けてのメッセージ
プロゲーマーやチーム所属のプレイヤーがかなりの数になり,活躍の仕方もさまざまな形があるかと思います。そんな中で,自分の芯は崩さずにこれからも活動していきたいと思っています。私を応援してくれている人は私のどんなところを見てくれているのか,見失わないようにしたいです。
今年以上の上達を目指して取り組んでいきますので,来年もよろしくお願いします!
バンババン
所属:Panda Global主戦タイトル:ドラゴンボールファイターズ
今まで海外に行ったことすらほとんどなかったのですが,「Panda Global」に加わり「ドラゴンボールファイターズ」のワールドツアーに参加させてもらいました。2020年初頭に開催される決勝大会への出場権を獲得できたことは良かったのですが,英語力不足で海外プレイヤーとの交流を満足にできなかったのがとても残念です。ほかには,兼業ということもあり,練習時間を確保できない時期の成績が落ち込んだり,配信や情報発信をあまりできなかったことが大きな反省点です。
[質問2]2019年に触れたゲームやエンターテイメントコンテンツで最も印象深かった作品
YouTubeチャンネル「ナスDの大冒険」です。アマゾン奥地の魚を釣ってすぐに生で丸ごと食べたり,無人島に漂着していた謎の飲料水をガブガブ飲んだり,ヤラセであってほしいレベルの破天荒なパフォーマンスをしてくれます。「よゐこの無人島生活」とかディスカバリーチャンネルの「Man vs Wild」「ザ・秘境生活」が好きな人にはウケるハズ。
[質問3]2019年に個人的に注目したeスポーツプレイヤー
Nakkiel(ナキエル):
彼は「Panda Global」で同じゲームをプレイしている選手で,6月初めに癌の手術をして,6月末からワールドツアーに参加しています。残念ながら決勝大会への出場にはポイントが足らなかったのですが,最終予選では1番応援します。
[質問4]2020年に向けての抱負,また4Gamer読者に向けてのメッセージ
大会で良い結果を残すことはもちろんですが,初中級者や海外のプレイヤー向けの攻略動画を作っていきたいと思っています。
ふ〜ど
所属:Razer,Cygames主戦タイトル:ストリートファイターV アーケードエディション
活動とは少し違うかもしれませんが,プロゲーマーの観点でも結婚したことがとても大きな出来事でした。毎日の生活だけでなく,プロゲーマーの仕事にも大きく影響が与えられました。人生の中で後にも先にもないほどの大きな出来事なので,ここに挙げるに値すると思います。人生の伴侶を迎え,仕事を今以上にがんばろうという意欲に湧いています。
また,Razerという新たなスポンサーを迎えて仕事も充実しました。「Capcom Pro Tour」においても多くの大会で上位の成績を残し,グローバルランキング4位で「Capcom Cup」に挑めたのはとても良かったです。決勝大会の結果は5位でしたが,自分の実力を出し切ることができ,2019年を悔いなく終われたことに満足しています。
[質問2]2019年に触れたゲームやエンターテイメントコンテンツで最も印象深かった作品
今年は「Apex Legends」をかなりやりこみました。バトロワ系だけどサクサク進むのですごく遊びやすいなと思いました。チームゲーはやっぱり面白いですね。
[質問3]2019年に個人的に注目したeスポーツプレイヤー
若手の成長がめざましかったと思います。また,JeSU関連でいろいろと動きの多い1年になったなと思いました。
[質問4]2020年に向けての抱負,また4Gamer読者に向けてのメッセージ
いろいろなものに挑戦する攻めの1年にしたいと思います! ウメハラ選手のBeasTVから独立して11月から開始したTwitch個人配信も,ゲームもますますがんばります。応援よろしくお願いします!
フェンリっち
所属:CYCLOPS athlete gaming主戦タイトル:ドラゴンボール ファイターズ,BLAZBLUEシリーズ
2019年は1月にロサンゼルスで「ドラゴンボールファイターズ」ワールドツアーの決勝大会があり,自分は最終予選の最後の枠で本戦に出場ができました。大会中の選手インタビューで「一矢報いる」を「一句報いる」と間違えて言ってしまったんですが,グランドファイナルで負けたあとになぜか流れで一句言うことになったことを覚えています。
11月には「ARCREVO WORLD TOUR」の決勝大会があり,自分は「BLAZBLUE CENTRALFICTION」と「BLAZBLUE CROSS TAG BATTLE」で本戦に出場したのですが,「BBCF」は準優勝,「BBTAG」は4位という結果に終わりました。「BBCF」は一番長くプレイしているタイトルですし,アークシステムワークス初のワールドツアーだったので,とても悔しかったですね。
[質問2]2019年に触れたゲームやエンターテイメントコンテンツで最も印象深かった作品
発売前ですが,「グランブルーファンタジー ヴァーサス」ですね。βテスト版をプレイしましたが,グラフィックス,ゲーム性,操作感が素晴らしく,必殺技を簡単に出せる簡易ボタンも用意されており,格闘ゲーム初心者の方でも楽しめるゲームだと思います。
覚醒必殺技で相手を倒した時にそのまま勝利画面に移行するゲームは初めて見たので,演出を見たときはとても興奮しました。
[質問3]2019年に個人的に注目したeスポーツプレイヤー
Wawaさんです。彼は若くとても強いプレイヤーなので,今後も大会を盛り上げてくれると思います。
[質問4]2020年に向けての抱負,また4Gamer読者に向けてのメッセージ
2019年は去年に比べてプレイヤーとして成長できたと感じていますが,大型大会で優勝できませんでした。この悔しさをバネに来年こそはビッグタイトル獲得を目指してがんばります。また,先輩を見習って来年は今より英語を勉強したり,普通に話せるようにがんばりたいと思います……。
最後に話は変わりますが,少しでも「BLAZBLUE」に興味があれば,一緒にジン・キサラギを使いましょう!
藤村
所属:忍ism Gaming 不動主戦タイトル:ストリートファイターV アーケードエディション
今年はシーズン中の調整もなく,前シーズンとあまり変化のないいぶきの練度をひたすら上げる地味な努力がメインでした。「Capcom Pro Tour」ではしっかり練習の成果を出すことができ,良い成績を残せたと思っています。「Capcom Cup」本戦では1勝もできず終わってしまい残念ではありましたが,やることはやったと自分の中では納得しています。
また,先日開催された「Red Bull Kumite」では,これまでにいろいろな戦い方を試してきた経験が活き,優勝することができました! これまでの取り組み方に間違いがなかったとさらなる自信につながりました。
ほかにも今年は,「ストリートファイターリーグ」に参加でき,キャラクターBANのシステムがあったため豪鬼の練習を行いました。豪鬼の練習は新鮮なことが多く,手応えもあり楽しかったので良い刺激になったかと思います。「ストリートファイターリーグ」では,豪鬼で結果を残すことはできませんでしたが,2020年はいぶき以外を使って結果を出すことも視野に入れてがんばります。
[質問2]2019年に触れたゲームやエンターテイメントコンテンツで最も印象深かった作品
SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE:
難度の高いアクションゲームでいろいろなボス相手に最初は何回も死んでしまうのですが,慣れると簡単に倒せるようになるのが爽快でした。好みでさらに高難度を選べる点も良かったです。トロフィーを集め終えたところでやめてしまったのですが,格ゲーがなかったらずっとやっていたかもしれません。
[質問3]2019年に個人的に注目したeスポーツプレイヤー
もけ:
ゲームへの取り組み方をとても真面目に考えているし,とにかくやる気がすごい。ある時期を境に取り組み方を変え,かなりの速度で上達しているように見えます。現状はまだそこまで勝ててないですが,いつトッププレイヤーになってもおかしくないと思っています。
[質問4]2020年に向けての抱負,また4Gamer読者に向けてのメッセージ
2020年もさらに強くなれるようにがんばります! 応援よろしくお願いします!
ペコス / Pekos
所属:MVP.jp,DIGITAL HEARTS Gaming主戦タイトル:鉄拳7,ドラゴンボール ファイターズ
・良い点
目標をもって大会やイベントに臨めたこと。
・悪い点
うまくいかなかったときの気持ちの切り替え。
・反省点
技術的な面ももちろんですが,メンタル面の考え方や取り組み方をもっと考えていきたいです。それと配信をもっと増やしたい。
[質問2]2019年に触れたゲームやエンターテイメントコンテンツで最も印象深かった作品
モンスターハンターワールド:アイスボーン,Dead by Daylight:
[質問3]2019年に個人的に注目したeスポーツプレイヤー
パキスタンをはじめ,コートジボワール,ヨーロッパなど今年は今まで以上にいろいろなプレイヤーが表舞台に出てきた年でした。それらのプレイヤー全員です。
[質問4]2020年に向けての抱負,また4Gamer読者に向けてのメッセージ
「Tekken World Tour」の決勝大会に出場できるようがんばっていきます。2020年は悔いなく走りきりたいです。
ボンちゃん
スポンサード:Red Bull,HyperX,QANBA主戦タイトル:ストリートファイターV アーケードエディション
初のEVO優勝やプレミア大会4連覇など結果だけを見ると最も勝てた年になりました。しかしこれだけの結果をシーズン中盤までに出しているにも関わらず,後半で息切れをしてしまったのはプレイヤーとしては情けないと言わざるを得ません。今になって考えると中途半端に勝ててしまっていた分,気も緩んでいただろうし,取り組みが間違っていないと過信していたのかもしれません。やはり甘くない世界だなと痛感したのが率直な感想です。
大会以外の部分では,「Bonchan's Road Trip」というファンの方々と触れあえるオフラインイベントを全国各地6か所で開催できたのは上出来かと思います。年々参加してくださる方も増えていますし感謝ですね。
[質問2]2019年に触れたゲームやエンターテイメントコンテンツで最も印象深かった作品
クラッシュ・ロワイヤル:
いわゆるソシャゲで初めてハマったと言えるゲームです! 負け方に納得できるのが自分の性に合ってますね。プレイを始めて半年ちょっとですが1週間空けたことはないです笑
[質問3]2019年に個人的に注目したeスポーツプレイヤー
Punk:
僕らプロゲーマーが戦っている「Capcom Pro Tour」において彼の存在は欠かせません。底知れないプレイ内容で未だに驚かされることも多く,来年以降も活躍するであろうと思えるプレイヤーです。
[質問4]2020年に向けての抱負,また4Gamer読者に向けてのメッセージ
毎年のことではありますが,自分が得た経験を結果に出していくことが求められていると理解していますので,同じ反省をしないように心掛けていきます。プライベートでは双子が生まれ,慌ただしい日々を送っていますが,2019年以上の結果を残すべく,気合いを入れ直して取り組んでいく所存です。今後も応援していただけるようがんばりますのでよろしくお願いします!
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