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ゲームコンポーザ3名による三つ巴対決が実施決定。ATOMIC花田氏,細井聡司氏,Yu_Asahina氏が2月25日に大激突
ATOMIC花田氏……データイーストで「ヘラクレスの栄光」シリーズや「探偵 神宮寺三郎」シリーズ,セガで「ボーダーブレイク」シリーズや「シャイニング・フォース クロス」シリーズなどの楽曲を手掛けたゲームサウンドクリエイター。データイーストのサウンドチームによって結成されたバンド“ゲーマデリック”ではベースを担当している。
細井聡司氏……ビデオシステムで「ソニックウイングス」シリーズなどの楽曲を手掛けたゲーム音楽家。1997年以降はフリーランスとして,ゲームの主題歌やBGMの制作を中心に活動。Keyの「Rewrite」やLittlewitchの「Quartett!」などに楽曲を提供している。
Yu_Asahina氏……フリーランスで活動し,音楽ゲームに多数の楽曲を提供している若手音楽家。参加タイトルはKONAMIの「MÚSECA」や「SOUND VOLTEX」,セガゲームスの「CHUNITHM」,Rayarkの「Cytus」や「Deemo」など。orangentleという名義でも活動している。
火花を散らすATOMIC花田氏とYu_Asahina氏。なお,Yu_Asahina氏は顔出しNGとのこと |
細井聡司氏が乱入。最初はデジタル作曲を主とする立場からYu_Asahina氏に協力的だったが,世代の差によって敵対する |
「言い争っている割にはみんな笑顔だったな」とか「Yu_Asahina氏はライブでも十分にキーボードを弾けるのではないだろうか」とか思ったり,本当にガチンコの喧嘩だったのか若干疑問に感じたりはするが,売り上げ対決が行われるのは決定事項だ。CDの販売は,2017年2月25日にディファ有明で開催されるゲームミュージックの見本市イベント「東京ゲーム音楽ショー2017」にて行われる。また,試聴曲の配信も予定されている。
VRリズムゲーム「リズムタクト」
本作の開発を指導しているのは,東京コミュニケーションアート専門学校に非常勤講師として務めている濱田慎一氏。同氏は,かつてアイレムで「野球格闘リーグマン」,SNK(旧)で「メタルスラッグ」を開発した人物だ。また,本作でプレイする楽曲はバッハの「G線上のアリア」とモーツァルトの「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」をテクノ調にアレンジしたものなのだが,これはアイレムで「イメージファイト」や「R-TYPE II」などのサウンドを担当した石田雅彦氏が手掛けている。
濱田氏いわく,本作は「ハードや手法が今風になっただけ」で,根幹には「触って面白い」というコンセプトがあり,これは「メタルスラッグ」などの頃から変わっていないという。開発進捗率は現在30%ほどで,開発者である学生達が卒業してしまうという将来的な問題はあるものの,春頃には新バージョンをどこかに出展したいとのことだ。
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