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文学書を守るために戦う「文豪とアルケミスト」を紹介。プレイしていくうちに，文学について詳しくなれるかも？

2016/11/09 14:40 　2016年11月1日にサービスを開始したDMM.comのブラウザゲーム「文豪とアルケミスト」は，文豪達と共に侵蝕者から文学書を守るために戦うといった「文豪転生シミュレーションゲーム」です。

　プレイヤーは，文学書のなかに存在する文豪達の魂を転生させることができる能力を持つ「アルケミスト」。帝國図書館の「特務司書」として働き，敵である侵蝕者によって穢された文学書「有碍書（ゆうがいしょ）」の浄化を行うのが目的です。
　ただし，浄化を行うためには，本の世界に潜る必要があり，それを行えるのは，アルケミストの力によって転生した文豪達だけです。


　今回は，さまざまな文豪が登場する本作のレビューをお届けします。

アルケミストの力で転生させた文豪達が
本の世界での戦いに挑戦

　本作のプロローグは，体験版として先行公開されたもので，現在も公式サイトで見られます。ログインせずに見ることが可能なので，本作が気になる……という人は，まずプロローグから見てみましょう！

　プロローグでは，帝國図書館の管理を任されているという館長と，国からの指示を伝達するネコからアルケミストであるプレイヤーがするべきことを学びます。有碍書の浄化を体験することも可能で，徳田秋声（CV：渡辺拓海）が必ず仲間になってくれます！


　本編では，最初に織田作之助（CV：小野坂昌也），堀 辰雄（CV：高橋孝治），中野重治（CV：赤羽根健治），佐藤春夫（CV：泰 勇気）といった4人の文豪達のなかから1人，転生させる文豪を選びましょう。ここで選ばなかった文豪も，後々転生させる機会がありますよ。


　これでプロローグで仲間にした徳田秋声と合わせて2人の文豪を，自由に本の世界に潜らせることが可能になります。同時に4人の文豪を戦いに送り出すことができるので，あと2人の文豪を仲間にしましょう。

　新しい文豪を連れてくるには，トップページの「潜書」から「有魂書」で文豪達に本の世界に潜ってもらう必要があります。新たな文豪を転生させるためには，戦闘の報酬などで手に入る「洋墨」が必要なので，用意しておきましょう。また，珍しい文豪を連れてくる確率をアップさせる「栞」を使用することも可能。
　まず好きな文豪を選択し，洋墨数と栞の使用の有無を選択しましょう。洋墨が少なくなると，アルケミストの活動が困難になるとのことなので，注意が必要ですよ！
　なお潜書は，完了するまで時間がかかりますが，アイテムの「調速機」を使用することで，すぐに終わらせることが可能です。

ちなみに，同じ文豪を複数仲間にすることはできません。すでに仲間にしている文豪を見つけた場合は，代わりに強化に使える素材が入手できます

　文豪達の武器は，4種類。
　敵単体に2回攻撃を行う「刃」は，防御が高めなので，侵蝕されにくいという特徴がありますが，補修で使用する洋墨の量が多めになっています。
　「弓」は，3回攻撃を行いますが，攻撃力は低めです。ただし，急所に攻撃する確率が高いので，急所でないと攻撃が通らない敵に対して有効ですよ！
　「銃」のキャラを2人以上編成すると，1度めの攻撃で銃のキャラが一斉に攻撃します。さらに，2度めの攻撃では急所への攻撃率がアップします。防御は低めなので，攻撃されると侵蝕されやすいようです。
　攻撃力が低めな「鞭」ですが，侵蝕者全体を一斉に攻撃できる武器です。なお，2回攻撃します。

　新たな文豪を仲間にしたら，本の浄化を行いましょう！
　浄化したい本を選び，潜らせたい会派を選択して，本の世界に文豪達を送り出します。本作の戦闘は自動で進むので，ゲームでの戦闘が戦いが苦手という人でも気にせず楽しめます。


　文豪達は敵から攻撃を受けると，精神の「侵蝕」が進んでいきます。
　侵蝕状態は4段階に分かれており，侵蝕が進むと文豪達の見ためが変化します。


　まず，文豪が「耗弱（こうじゃく）」になると，通常攻撃ができなくなりますが，代わりに強力な一撃「筆殺奥義（ひっさつおうぎ）」を繰り出す場合もあります。
　さらに，侵蝕が進むと「喪失」状態になります。喪失状態も耗弱状態と同様で，通常攻撃が出せない代わりに一定の確率で強力な一撃を繰り出すことがある……というものですが，耗弱状態とは異なり，その状態のまま次の戦闘に向かい，さらに侵蝕が進むと「絶筆」となってしまいます。
　絶筆になると，文豪の魂を失ってしまうことになるので，注意が必要です。アイテムのなかには，1度だけ絶筆を防ぐ「賢者ノ石」というものがあります。装備させておくと絶筆になった場合，侵蝕や疲労度を回復してくれるので，とっても便利！

　敵から攻撃を受けて進むのは，侵蝕だけではありません。侵蝕ゲージの下に表示されている「降臨」ゲージは，攻撃を受けることで増加します。このゲージが最大になった文豪が2人いる場合，戦闘中に「双筆神髄（そうひつしんずい）」という強力な攻撃を行います。なお，一度双筆神髄を行うと，降臨ゲージは0に戻ります。


　文豪達が侵蝕されてしまった場合は，「補修」で浄化してあげましょう。
　補修には，洋墨が必要ですが，その数はレベルや侵蝕度合いによって変化します。また補修が完了するには，時間がかかるのですが，調速機を使って短縮するのも手です！


　強い敵に遭遇した場合は，文豪のレベルを上げたり，それぞれの能力を上げる「開花」を行ったり……といった対策をしましょう。

一部の侵蝕者がドロップする魂ノ歯車は，1日に限られた数しか入手できません。貴重なアイテムなので，ご利用は計画的に！

　開花では，戦闘などで手に入る素材や「魂ノ歯車」などを使い，「文豪ノ途」を開放することが可能です。文豪ノ途を開放していくと，攻撃と防御に影響のある「技術」，攻撃力に影響する「美」と「主題」，開花させることで防御力があがる「天才」「真実」といったステータスに影響のある才能を開花させることができます。
　また，文豪ノ途で才能を開花させていくと，ステータスの変化だけではなく，何やら文豪達の新たな一面が垣間見れる特典があるようです！


　ちなみに，文豪が絶筆になってしまうと，文豪ノ途もリセットされ，せっかく強化したステータスも元に戻ってしまうようなので，気をつけましょうね！

　有碍書に潜書すると，文豪達の「満腹度」が減少し，「疲労」が溜まります。その場合は，メニュー画面の「食堂」で文豪達の満腹度と疲労を回復してあげましょう。満腹度が減った状態では，文豪達が本来の力を発揮できないので，こまめに食堂で食事をさせてあげてください。


　「司書室」では，文豪達の情報が見られる「図鑑」のほか，アイテムに関しての確認が可能な「道具」が閲覧できます。ほかにも「内装」や「戦績」といった項目がありますが，こちらは近日実装のようです。

縁のある文豪達の会話も楽しめます

　誰でも知っているような文豪から，ちょっとマイナーな文豪まで……さまざまな文豪達が登場する本作。文豪達についてすでに詳しい人達はもちろんですが，いままで文学に興味がなかった……という人でも，遊んでいくうちに詳しくなれますよ！
　すでに正式サービスが始まっているので，興味があるという人は，ぜひプレイしてみてくださいね。

「文豪とアルケミスト」公式サイト

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